いつからかオレは死に関して
ポジティブなものを見出していた
自ら死を選択したすべての人たちが絶望しているとは限らない。
それは絶望ではなく、
残された最後の希望
たったひとつの夢
暗闇の中
小さなあかりが灯る
その時、誰もがそのあかりをつかもうとするのは自然なことではないだろうか
それがある人にとっては「死」である、というだけの話だ。
数年前『大阪リストカット』という詩を書いた。
この詩はリストカットをすることによって救われる人もいる、前に進める人もいる、ということを書いた詩で、リストカットを肯定する詩といっても過言ではない。
そういう人たちのことを憐れんだり、否定したりするのは違うんじゃねぇかってオレは思う。
ただ、それだけの話。
死にません。