今日も良いお天気です。花粉が大放出ですね(涙)


今日は関西限定のお話です。
 

昨日も終日長男と行動を共にしておりました。
二人で大阪に出かけた帰り「彼と一緒にいる間になんかしておかないといけないものがあったような〜」と思い出したのが、数日前にSNSで情報がシェアされているのを見た、スルッとKANSAI特別割引用ICカードの申請用紙をもらいに行くこと。
 
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今までプリペイドカードで障害者割引を受けられたスルッとKANSAIですが、  ICカードにチャージできるタイプに変わったようです。
 
 
長男のように重い知的障害があると、混雑した券売機周辺で順番を待ったり、行き先と料金を確認する間のこちらのモタモタ感とかが結構彼らの負担になります。
また、毎回障害者手帳を提示するのも混んでいるときは周りに気を使いますし、呼び出しボタンを押してから説明して購入しないといけなかったり、ぺらぺらの切符を移動中無くしちゃったり。何かと面倒で割引なしで利用したり…
 
 
公共交通機関を利用しての外出支援などでは、グループでの移動の場合さらに大変だろうなと思います。よく外出プログラムにあるんですよね。
チャージ式のICカードになったら、支援者さんと出かける際にも本人用と介護者用のカードを渡しておけばスルッと改札を抜けるだけでよくなります。

 
だいたい、こういった割引の申請は本人と一緒の方が簡単に済むようになっています。
その場で本人確認ができるので、代理人申請する際の証明手続きなんかがいらないからです。
稀にいるのでしょうね、悪用する人が。
 
 
窓口で「スルッとKANSAIの障害者割引のカードが欲しいのですが」と伝えたところ、
「改札を通って右手のドアから入り、駅長から説明を聞いてください」と言われました。
駅長直々?ちょっとドキドキ。
 
 
言われた通りに事務所内に入り、長男と椅子に座り、駅長らしき方から長々説明を受け、証明書を見せ、やっと承認印を用紙にもらってから申請書類をもらうことができました。
 
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長男、電車オタクではないですが、入ったことのない場所で周りをみながらニヤニヤしていました。私だってこんな部屋入るなんて思ってなかったよ〜反対に私は悪いことでもしているかのような気分で居心地悪〜。
 
 
そんなうやうやしい状態で頂いた申請書類。
速攻記入して添付書類をつけてその日のうちに送りました。
 
 
ここまで厳重だと、そりゃ誰も偽の申請なんてあげられないです。
駅の関係者の方々は手間でしょうね。
お世話かけます。
 
 
今後は年一回「継続利用確認」が必要だそうです。
ルールも厳しそうに書かれていました。
更新の際も同じような手続きで書類をいただくことになるのでしょうか?
長男は部屋に入るのが嬉しかったようなので、年に一度のお楽しみになるかもしれません。


療育手帳、身体障がい者手帳をお持ちで旅客鉄道株式会社旅客運賃減額区分が第1種の方は利用できます。
発行は書類郵送後3週間程度かかるそうです。
このカードはスルッとKANSAIエリア内で利用可能ですが、JR西日本はじめ、全国相互利用サービスには対応していません。
JRを利用する際は、今まで通り手帳の提示をして切符を購入する必要があります。
pitapaなどでこういったサービスが使えるようになれば、障害のある人がもっと公共交通機関を利用しやすくなるはずなので導入して欲しいですね。