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 タイ株のみならずベトナム株、日本株、さらに世界の金融市場の動向をチェックし、日本の個人投資家に役立つ情報を発信していきます。


【プロフィール】
竹内浩一(たけうち・こういち)。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)。英国・ランカスター大学マネジメントスクール(LUMS)でファイナンス(金融)の修士号(MSc, Finance)取得。太陽投信委託(現、新光投信委託)で証券アナリスト、ファンドマネジャー。その後、欧州系のピクテ投信投資顧問、米国系のJPモルガン・アセット・マネジメントを経て、現在は新興国投資情報会社アジアンバリュー所属。


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2010-02-10 16:34:21 Theme: ブログ
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同じテーマの最新記事

中国特需。ベトナムのキャッサバ輸出(生産)拡大中

2010-02-05 00:03:20 Theme: べトナム
 コメ、水産物、コーヒー、ゴムなどのように注目されてはいませんが、2009年のキャッサバ輸出はベトナムにとって貴重な外貨獲得源でした。昨年のベトナムのキャッサバ輸出は前年比52.8%増の5億5600万ドルです。注目すべきは、特に最近数ヶ月の中国のキャッサバ需要の急拡大。これは飼料用としての他にバイオ燃料の原料として需要が急増したのが原因とされています。ベトナムのキャッサバ輸出の最大相手国は(もちろん)中国で輸出のほぼ90%を占めます。中国に続いて、第2位は韓国、第3位は台湾となっています。

 キャッサバの価格は昨年年初には金融危機の影響もあり1トン当たり135ドルでしたが、現在は回復し、1トン当たり180ドルから195ドルの間で推移しています。

 産業貿易省では「近年、キャッサバ作付面積は急増中で50万5000ヘクタールに達している。2010年は860万トンのキャッサバの収穫を予想している」と予測しています。作付面積の増大に併せてベトナム国内のキャッサバ加工工場も全国的に急増中です。

 一方で、輸出の90%が中国向けであることは中国に何かが起こったときにリスク(危険性)も懸念されます。しかし、熱帯特産で栽培が簡単かつ作付面積当たりのカロリー生産量はイモ類・穀類以上というキャッサバです。一般的なエタノール生産では、キャッサバ1トン(澱粉含有率30%のもの)から280リットルの96%エタノールを生産できるそうです。需要増トレンド(価格安定)にあるだけに今後も生産拡大は止まりそうもありません。

(動画)テト前のホーチミン市街地

2010-02-04 08:15:19 Theme: べトナム
 テト前のホーチミン市中心部の動画です。飾り付けが眼を引きます。


 テトの時期はホーチミン市(旧サイゴン)の道路はガラガラになるようです。ホーチミン市も東京や上海などの大都市と同じく帰省する地方出身者が多いからです。

 ホーチミン市は人口635万人(2007年)でメコンデルタの中心部に位置する伝統ある商都です。年間平均気温は27.5度で、夜は少し前まで寒かったのですが最近やっと暖かくなってきました。20世紀初頭、ホーチミン市はバンコクを越えるインドシナ最大の町でした。度々の「戦争」がなければ現在もインドシナ最大の都市だったでしょう。

ホーチミン市のテト(旧正月)用飾りつけ

2010-02-04 00:03:44 Theme: べトナム
 ホーチミン市中心部でテト(旧正月)の飾り付けをしていたので写真を撮ってみました。
ホーチミン市(旧サイゴン)在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

 先日、ディスカバリーチャンネル中国の「春節(旧正月)」で上海から田舎へ帰省する人々のドキュメンタリー番組を見ました。日本の民放TVのような番組構成で、多分、日本のディスカバリーチャンネルでも放映しているはずです。
 
 番組では、移動中にお金を盗まれた老人とか、バスが来なくて苛立つ人々の様子とか、たくさんの荷物と赤ちゃんを抱えた母親とか、帰省客同士の殴り合いの喧嘩の場面とか、バス会社の人の話とかを放映していました。感想は「中国の春節とは(中国は)国土が広く、バス交通網もいい加減な感じで24時間乗車と大変だなあ。あんな酷い混雑でも帰省したいんだなあ」というものです。伝統的な春節の帰省行事と急激な都市化、そして新上海人(地方から流入した労働者)の故郷の家族への想いが交錯していました。
ホーチミン市(旧サイゴン)在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

 ベトナムのテトも(中国よりは)規模は小さいでしょうが、TV番組でみた春節と同じような場面もあると思います。ベトナム(ホーチミン市)も急激に発展中で都市化が進み、多分、住民のほとんどが地方出身だと思います。故郷への想いは同じです。
ホーチミン市(旧サイゴン)在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

 テトのホーチミン市は道路がガラガラだと聞きました。但し、酔っ払い運転が多いとか。
ホーチミン市(旧サイゴン)在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

ベトナムは「インデックスファンド」と決別

2010-02-03 00:01:06 Theme: ベトナム株
「インデックスファンド」とは、ファンドの基準価額がある指標(インデックス)と同じ値動きを目指す運用をする投資信託のことです。「インデックスファンド」はCAPM(資本資産評価モデル)で最良のポートフォリオとされ、米国や日本では一世を風靡しました。

 しかし、ベトナムの国家証券委員会(SSC)はVNインデックス(ベトナムの代表的株価指数)にトラックする(同じ値動きを目指す)ファンドの設定を証券法33条に違反するとして禁止することになりました。市場の変動性(ボラティリティ)を高めるというのがその理由です。

 ベトナム投資開発銀行(BIDV)のアナリストは「インデックスファンドは株価指数を一つの商品かのように捉える奇妙な投資法で、VN指数にトラックする投資信託への投資はギャンブルと同じようなもの」との見解を示しています。確かにインデックスファンドは個々の株式のファンダメンタルズは考慮しません。判断に使用するのは各証券のインデックスに対する値動きだけです。

 1987年10月の「ブラックマンデー」の際には、この「インデックスファンド」「ポートフォリオインシュランス」が暴落の犯人(原因)とされました。

 しかし、ベトナムのような新興国に投資する場合にはインデックスファンドはリスクを分散するための良い投資手法だったのかもしれないとも思われます。なぜなら、企業情報公開(ディスクロージャー)の乏しいベトナムではいまのところファンダメンタル分析が十分にできない企業も多いからです。

 もっとも、1980年代後半の日本では分散投資で低リスクだということを「花(セールストーク)」に多額の「インデックスファンド」の販売が行わましたが、その後20年間の運用結果は果たしてどうだったか、を考えるとベトナム国家証券委員会の考えは現代投資理論よりも合理的(?)といえるのかもしれません。
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