①ナベちゃんのヨメ
辻村深月
★☆
②犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼
雫井脩介
★★★
2作目になるとキャラが
立ってきてオモロい!
③きらきらひかる
江國香織
★★
複雑な夫婦とその夫の彼氏
④爆弾
呉勝浩
★★
別件で逮捕した人間が
爆破の予言。
尋問で追い詰める警察。
途中まで良かったが…
⑤冤罪
湊かなえ
★★
小学生の女の子
5人で遊んでいたが
一人が殺害される。
その後、生き残った4人は
その宿痾で…
①ナベちゃんのヨメ
辻村深月
★☆
②犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼
雫井脩介
★★★
2作目になるとキャラが
立ってきてオモロい!
③きらきらひかる
江國香織
★★
複雑な夫婦とその夫の彼氏
④爆弾
呉勝浩
★★
別件で逮捕した人間が
爆破の予言。
尋問で追い詰める警察。
途中まで良かったが…
⑤冤罪
湊かなえ
★★
小学生の女の子
5人で遊んでいたが
一人が殺害される。
その後、生き残った4人は
その宿痾で…
④鍵のない夢を見る
辻村深月
★★
⑤タイムマシンに乗れないぼくたち
寺地はるな
★☆
⑥墨のゆらめき
三浦しをん
★☆
⑦マル暴甘粕
今野敏
★★
⑧変な家
雨穴
★★
⑨1Q84
村上春樹
★★★
流石、とても面白い!
⑩医者が教える50代からはじめる
老けない人の脳の習慣
和田秀樹
★★
⑪ユダヤ人大富豪の教え
本田健
★
⑫犯人に告ぐ
雫井脩介
★★
⑬川のほとりに立つものは
寺地はるな
★☆
⑭バナナの魅力を100文字で伝えてください
柿内尚文
★
⑮この星で生きる理由
佐治晴夫
★★★
理論物理学 博士
宇宙研究から平和教育の
リベラルアーツへ。
多才な筆者のエッセイは
心に素直に入り込みます。
とても面白く、心豊かになる本!
⑯居場所
大崎洋
★★★
肩肘張らず、生きる。
うっちゃって、
しゃーない…、
元吉本興業会長の言葉は
生きにくい時代の人に
寄り添ってくれます。
良い本でした!
⑰そわかの法則
小林正観
★★☆
幸せになるためには
掃除
笑い
感謝
シンプルに実験すべし!
⑱ロングゲーム
ドリー・クラーク
★☆
人生の長期戦略
5月〜8月
①誰か
宮部みゆき著
★☆
父を自転車事故で亡くした姉妹。
父の加害者を見つけるため、
父の生涯を追う。
亡くなった父・姉妹を
知る権力者、
その娘婿は権力者から姉妹を手伝うよう
指示される。
奥行きがあるようで
狭い結末…。
②かか
宇佐美りん著
★★
母と娘。
交わり交わらない世界。
愛とその反対に位置する感情。
深い愛情の裏には…。
面白かった!
③ とにかく仕組み化
安藤広大著
★★★
響いたのは次の部分
●圧倒的な多数である出来ない人に合わせて
仕組みを作る。
●縁の下の力持ちに甘える
=属人化
マネージャーは属人化を壊す存在であるべき。
自然状態の人(プレーヤー)を
仕組み化する立場。
●会社の判断軸
全員の納得不要、
成長したい人が成長できるかどうか。
●人の上に立つなら主語は絶対に
「私」であるべき
ルールは自分が判断すべき。
●仕事を任せるとは…
明文化した責任と権限を与えること
●優秀さとは…
組織に入り、適応し、成長する能力
=仕組みによって組織に合わせる能力
●人の上に立つなら
人と比べるための仕組みを作る
=成長したい人の成長の機会を奪わない
●変化率は起こっているか
良い傾向は
成長がAさん30%、Bさん15%、Cさん10%
悪い傾向は
成長がAさんだけ。
=競争環境が整っていない。
→成功している人に話を聞く。
社内の秘伝のタレ作り、暖簾分けして共有。
皆が情報をオープンに!
●「進行感」が大事!
会社は目的や目標に向かう存在。
企業理念に近付く存在。
全体が前に進むことによって
発生するのが進行感。
これは組織のエネルギーの源。
組織の一員であることに
誇りを持つことが可能。
●自分が育てる側に立つ。
環境があったから育つ、
指導があったから育つ。
●企業理念の落とし込み
10年後、どうありたいか、
(迎えたいか)
どの方向に成長したいか、
世の中に貢献したいか
同じ方向を向いているなら
「とにかく仕組み化」!
●なくてはならない歯車に
プレーヤーも
マネージャーも
組織のトップも
会社にとって
一つ一つが重要な部品、
それがあるから機械は大きな仕事。
いつも勉強になる著者の本。
私の仕事のスタンスに似ているからか…。
3月
①汝、星の如く
凪良ゆう 著
★★★
瀬戸内の島で
家族に問題を抱える高校生の男女。
欠けた部分を補うように
惹かれ合う2人。
男は卒業とともに東京に、
女も東京に追おうと考える。
然し、家族のトラブルで島に残る。
遠距離恋愛。
心のすれ違い。
男の章と女の章が交互に織りなす物語は
切なく人生の何たるかを考えさせられる。
秀作です。
②アルケミスト
パウロ・コエーリョ著
★★
スペイン アンダルシアの羊飼いの少年。
様々な出会いの中、エジプトを目指す。
少年は人生とは何か、
出会いの中で学んでいく。
③そしてバトンは渡された
瀬尾 まいこ著
★★★
幼い時に母を亡くし娘。
父が再婚
その父は海外転勤、
娘は継母に育てられ、
その継母の夫から夫へと
育て親が代わっていく中で
娘の成長を描く。
良い人が良い人を育み、
そして結婚へ。
良い話でした!
④居酒屋兆治
山口 瞳著
★★
高倉健さんの映画の原作
もつ焼き屋を営む男。
その店に集まる人々。
昔からの人々の繋がり、
店を舞台に人情、愛憎、
織りなす物語。
⑤運命を拓く
中村天風著
★★
WBCで大活躍のショーヘイ・オータニが
影響を受けたひと。
戦前戦後を駆け抜けた人
流石に修羅場の数が違う。
覚悟をもって天運に任せる。
出来るかね。
⑥生き方
稲盛和夫著
★★
名経営者の経営に対する姿勢。
生き方はそれぞれだと考えるが
世の中において企業が、人が、
持つべき矜持を教えて頂きました。
⑦戦後経済史は嘘ばかり
髙橋洋一著
★☆
元大蔵官僚。
題の如く、戦後から近い時までの
経済史を斬りまくります。
でも難しいね、話が。
4月
①タイムマネジメント大全
池田貴将著
★★
自分の時間を作るには。
具体例をもって
タイムマネジメントのスキルを学べます。
②企業不祥事を防ぐ
國廣 正著
★★☆
不祥事を防ぐ、
コンプライアンス、
レピュテーションリスク対応、
全て実践されてきた弁護士の著作。
勉強になりました。
③勝間式生き方の知見
勝間和代著
★★
著書の人生の学び。
考え、トライしてエラーして
その繰り返しから
経験して学んだことを
平易な言葉で教えてくれます。
④海辺のカフカ
村上春樹著
★★☆
不思議な村上ワールド。
家出少年、
少年時代に脳機能に障害を受けた初老の人、
その助けをする青年。
不思議な繋がりは後半で
絡み合い、
人とは
生とは
善とは
悪とは
時間とは
etc
何とも不思議な世界でした。
⑤ロング・ゲーム
ドリー・クラーク著
★★☆
成功への道。
忍耐強く長期的な目標を。
そして効率的に時間を配分し、
逃げずにチャレンジすること。
シンプルだが、なかなか徹底出来ない。
勉強になりました。
1月
①シャイロックの子供たち
池井戸潤著
★★
銀行の暗部、辛い…。
②ペッパーズ・ゴースト
伊坂幸太郎著
★★
軽快なトーン、
登場人物が順番に語り、
物語は進む。
織りなす綾が結ばれて結末に。
③最高のリーダー、マネージャーが
いつも考えているたったひとつのこと
マーカス・バッキンガム著
★★★
勉強になりました。
マネージャー
=個に着目
リーダー
=普遍的なことに着目
マネージャーは、部下の個性を認識して
活用すること
個性に合わせて
役割や責任、目標の方を調整すること
リーダーは、共通する欲求を認識、
欲求とは安全、共同体、権威、敬意等が
あるが、
リーダーにとって認識すべき
普遍的な欲求は
明確さへの欲求。
知らないものに対する不安を
未来への自信に変えるには
リーダーは皆の未来を正確且つ鮮やかに
描写出来るよう訓練しなければならない。
個人の成功には、自身の強みから
外れさせようとする活動や人を
排除すること
④正体
染井為人著
★★★
殺人の罪で極刑、
死刑を言い渡された18歳の少年。
脱獄、そして、その行き着く先は。
面白かった!
2月
①食品の裏側2
安倍司著
★☆
恐るべき食品添加物、
国民を守るべきが、
日本のお粗末な規制…
②眠れないほど面白い 図解 戦国武将の話
小和田哲男著
★★
勉強になります。
学生時代に習った内容と
大分変わってますね…
③ファーストラブ
島本理生著
★★
父親を視察した娘
時間に携わることになった
弁護士と臨床心理士。
それぞれの過去を通じて
事件と人生が明らかに。
④その日のまえに
重松清著
★★
その日、
死を見つめる日
または
新たなスタートの日。
独立していたと思われた短編が
最後に紡がれます。
流石、重松清です。
⑤人はどう死ぬのか
久坂部羊著
★★☆
死をどう捉えて、どう対応すべきか。
延命治療の必要性、
救急車を呼ぶべきか、
生前から考え、
家族と共有すべき。
ACP(Advance Care Planning)※を
検討すべきだな。
※ACP:
将来に備え、将来の医療及び
ケアについて本人を主体に、
そのご家族や近しい人、
医療・ ケアチームが、
繰り返し話し合いを行い、
本人による意思決定を支援すること
求めない力(ネガティブ・ケイパビリティ)も重要。
最後は自己肯定と感謝の心。
⑥価格上昇時代のマーケティング
小坂裕司著
★★★
分かりやすい。
起こるべくして起きている物価上昇。
その何たるか、
それにはどう対応すべきか。
値上げ!
付加価値を高めるアイデア、実例。
面白かった!
⑦東大生が日本を100人の島に例えてみた
小林直人著
★☆
平易にしようとするのは
感じるが、
分かりやすいようで分かりにくい。
⑧世界インフレの謎
渡辺努著
★★☆
今、インフレが止まらない原因。
①パンデミックで
サービス消費からモノ消費への戻り。
モノの生産が間に合わない。
②労働者の
大離職
great resignation
と
大退職
great retirement
パンデミックを機に
高齢者の早期退職。
若年者も働かない。
労働力不足
そして、職場に戻らない。
③グローバル供給網の破綻。
脱グローバル化。
①〜③による受給バランスの悪化。
→世界インフレとなった。
日本だけ取り残される。
IMF加盟国192カ国中、
インフレ率0.984%で最下位。
賃金伸び率(2000→2021年)も酷い。
OECD加盟国中
実質賃金では下から5番目、
日本+0.1%
名目賃金では34カ国中、
最下位-0.2%
日本の賃金を解凍するスパイラル
①企業は毎年価格を2%引き上げ
→②生活者の生計費は毎年2%上昇
→③労働者は生計費の補填のため
相応の賃上げ要求
→④企業は人件費の増分を価格に転嫁
→①に
⑩寿命が尽きる2年前
久坂部羊 著
★
死を受け入れること、
それを否定するつもりはない。
が、生への願望を否定される所以は無い。
不愉快且つ押し付け。
⑪人間ってなんだ
鴻上尚史 著
★★
劇作家、演出家のエッセイ。
人間観察の目は、
飾ることなく、
自分の目線を維持して
読者に響きます。
⑫方舟
夕木春央 著
★
何か無理の連続な設定。