分子栄養学セミナーに出席するため、
京都の杏林予防医学研究所に行ってきました。
テーマは、
「成長ホルモンで、体内年齢の若返りを目指して」
というものでしたが、特にうつ病と薬の関係に関心を持ちました。
(と、いうのも、私の身の回りでも、
睡眠障害から薬を多用し、副作用でつらい思いをしながも
逆にどんどん薬が増え、大変な思いをしている人がいるからです。)
今は、鬱や睡眠障害などで、簡単に薬を処方されますが、
薬が根本的な治療になっているわけではなく、
逆に副作用で体を痛めているという現実に、
改めて憤りを感じました。
「良質な睡眠」は、成長ホルモンを分泌してくれ、免疫力も向上させてくれます。
*成長ホルモンは不足すると、疲れやすさや集中力、気力の低下、うつ状態などの
自覚症状があらわる他、内臓脂肪が上昇したり、筋肉量が低下したり、
様々な支障が出てきます。
今回のセミナーでは、薬を用いずにうつや睡眠障害を解消する方法も学びました。
もし、眠れなかったり、気分がめいったりするのであれば、
病院に駆け込む前に、次の方法を試されてみてはいかがでしょうか。
①朝早く起きる
(朝日を浴びると、セロトニンが活性化し、
15時間後に自然な眠りを誘うメラトニンの分泌が促進されます。)
②良質な炭水化物をとる。
ミネラルが豊富な玄米やジャガイモ、トウモロコシ等の炭水化物を取ることで、
思考がはっきりしたり、必要睡眠量が低下したり、エネルギーが増加したりする等、
健康は総合的に改善されます。
③良質なサプリメントで、不足している栄養素を補う。
病気になってしまっている細胞は、元通りにするための材料が足りない状態です。
うつや睡眠障害に効果的な栄養素は、亜鉛やビタミンなどですが、
必要量や種類など、詳細についてはお問い合わせください。
食事で補うことができない場合は、サプリメントによる補充が望ましいです。
(ただし、無農薬で人工的な添加物を使っていないものであることが大前提です。)
山田所長の凄いところは、
アバウトな方法論だけでなく、
健康な細胞の環境を熟知されているうえで、
病気になっている細胞に必要な栄養素の具体的な数値を明確にされ、
健康な状態へと、本当に導いて下さるところだと、いつも思います。
唯一無二の山田所長に
福井の小さな街に住む私達がご縁を結ばせて頂けたことに、
少しの不思議さを感じながらも、
使命感と感謝を感じずにはいられません。
「今、日本は変わらなければならない時期」
という所長の言葉に、心底共感しました。
国のあり方を自分の手で変えることは困難極まりないですが、
一人一人の意識が変わってゆけば、自然と国のあり方は変わってくると思います。
小さな街の田舎から、
そんな大きな意識を持って、
これからも良質な情報をご提供できるように、頑張っていきます。
***追記***
写真は3年前の、山田豊文所長の講演会の様子です。200名近くの方に集まっていただけました。
in サンドーム福井