スカイツリーがギネス記録に | 「週刊・東京流行通訊」公式ブログ

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世界一高いタワーと言えば、もちろん高さ600メートルの「広州塔」である。ところが、11月17日にイギリスのギネス・ワールド・レコーズ社が最新の認定を発表した。来年5月22日にオープンする日本の「東京スカイツリー」が634メートルという高さで「広州塔」を超えたため、世界一のタワーに認定されたのである!

墨田区のホテルで行われた発表会には世界各地のメディアが集まり、ギネス社のアリステア・リチャード社長も参加して「スカイツリーは世界をリードする日本の科学技術のシンボルだ。」と祝福した。スカイツリー運営会社の鈴木道明社長は認定書を受け取って、「スカイツリー建造の目的の一つは、世界に日本の文化、科学技術、伝統などの魅力を伝えることだ。今回ギネス記録を打ち立てたことは我々にとって非常に名誉なことだ。」と述べた。


「東京スカイツリー」は浅草、錦糸町などの繁華街が接する場所にあり、江戸時代の代表的な景色である隅田川を背景として、日本の最新技術と伝統美を融合して建てられた、時代を画する建造物である。2008年7月に着工し、今年の3月6日に634メートルの高さに達した。来年2月末には完成する予定である。スカイツリーは、350メートルと634メートルのところに展望台がある。350メートルの展望台にはレストランと店舗が作られる計画で、おいしいものを食べながら、関東地区の壮観な眺めを一望することができる。また、450メートルの展望台は外面をガラス窓で覆った空中回廊になる予定で、観光客たちは世界一の高度を散歩しながら、江戸の気分と現代のイメージが織り交ざった不思議な感覚を味わうことができる。


最近、いつから中に入って楽しむことができるのかと、問い合わせが殺到している。来年の5月22日に対外開放される前に、展望台の入場券はすでに予約できるそうだ。団体入場券は11月22日から、個人入場券は来年3月22日からである。現在、世界最高の建築物は、アラブ首長国連邦のドバイにある「ブルジュ・ハリファ」(828メートル)で、展望台で最も高いのは中国の「上海環球金融中心」(474メートル)である。「東京スカイツリー」は、世界一高いタワーであり、かつ世界で二番目に高い建築物になったというわけである。













写真提供:東武タワースカイツリー株式会社広報宣伝部

東京スカイツリー http://www.tokyo-skytree.jp/ (日、英、中、韓)