今回のエントリまとめ

「山本太郎の『命を狙われる』発言は

 ただのジョークだった。

 話の流れを直接確認しないと

 簡単に誤解してしまうものです。

 山本太郎さん自身も

 同様に誤解が多そうだけれども」




参院選も終わったところで、

ちょっと話題モノを。


東京の選挙区で山本太郎さんが

当選しました。


ネットでも大いに話題になっていますね。


正直、私は当選するとは思っていませんでしたよ。


反原発に偏り過ぎていたり、

応援する団体が危険そうだったり。


その辺はアゴラで

石井孝明さんという人が

「教育のない民主主義は無意味」という記事で

的確に書かれているかと思います。



そこの部分は措きます。

(山本太郎の批判ネタは措きます)



ネットで話題になったのは


・山本太郎が当選後に

 「命を狙われるのが怖い」と発言した。


・その反応が

「どんだけ危険な団体に支援を受けているんだ」

「これは山本太郎のSOSだろ」


そんな印象です。



第一印象では私もそんな反応でしたよ。

「おお、こいつは超ヤバイ団体に応援されたんだな。

 これって、本当に危ないんじゃねえの?」


で、当選時の発言を確認してみました。


・しがらみだらけの団体(芸能界)で声をあげるのは恐怖感があった。

・でも、全国を回ってみんなから力をもらった、当選できた

・今はもう怖さはない

・既得権益の企業、権力側から見れば、自分はうっとうしいだろう

・そういう意味で自分が潰されたり、消されたりすることはあるだろう

・そこは怖くない

・自分に力をくれた人たちを自分自身が裏切って

 その人たちに命を狙われるのが一番怖い

・そういうことです(満面の笑み)


こういう流れです。


こういう流れを直接確認できるのが

インターネット普及時代ですねえ。



たしかに、

「命を狙われる」という発言は物騒です。


ただ、過分に笑いを込めた表現に見えます。


本人は発言後に

「ドヤァ」って笑顔でしたからね。


上手いこと言ったつもりなんでしょう。


もちろん、私がそう感じた、

というだけに過ぎないですが。



さて、

何を言いたいのか?


直接インタビューを確認しなければ、

「山本太郎は命を狙われるような

 危険な団体に支援されてるのか。

当選直後に、テレビを通じてSOS発信とか異常過ぎるわ。 

 今後は、支援団体の操り人形として

 議員活動するんだろな」

と、私が思ったことです。



そこまででは、無いかもしれません。


やはり、直接に確認しないと

勝手なイメージを自分で作ってしまうものです。



そして、山本太郎さん本人も

勝手なイメージで

権力者、大企業、既得権益をイメージしている気はします。



山本太郎さんは、

芸能界での活動が長く、

現在38歳と政治家としては若い。



上から目線で書かせてもらえば、

彼はイロイロ若い。

(俺より年上だけど)


ここから、

右にも左にも振れそうな気がします。


現在の支援団体と

袂を分かつ可能性もあると思います。



良くも悪くも、

山本太郎さんは注目されています。


多くの識者が山本さんに対して発言するでしょう。


山本さんが新たに気付くこともあるでしょう。



超月並みな言い方ですが、

今後の展開を注意深く

見ていきたい、とこですね。