
私は 不要 派!
昨日はケンタッキーの新作ハンバーガーを買って帰ったら大喜びでした^^)
それでは写真です^^)
散歩道のサンセット^^)
橋の上から撮影しました^^)
それではタイトルに戻ります^^)
報道によると、リーマン・ショックを頂点とする金融危機が「100年に一度」と呼ばれたのは、1907年の米金融恐慌が想起(そうき^^)されたからである。この恐慌は大手信託会社が産銅株の仕手戦で破綻したことがきっかけだったが、19世紀後半以降、鉄道債の引受業務などで躍進した投資銀行も大打撃を受けたとあります^^)
いつの時代の危機も「欲」が引き起こしますよね^^)
経済戦争でも戦争でも行き着けば勝者はなく、被害は拡大していきますーー;)
当時「醜聞暴露屋(Muckreker)と呼ばれた気鋭ジャーナリストたちが投資銀行と保険会社の利益相反取引(自分の会社の損を与えて、他を儲けさせること^^)や乱脈経営(経営者がやりたい放題のいい加減な経営^^)を暴露し、金融業者は社会的信用を失った。その結果、産業革命以来続いた経済自由主義は終わり、革新主義ないし進歩主義の名のもと規制強化時代が始まった。石油業などにも独占禁止法が及ぶようになったとあります^^)
今の世の中は株主優先主義や経営幹部の高給取りだけを追い求めていますけど、行き過ぎればまた昔のように規制強化時代が始まりますね^^)
米連邦準備制度が設立されたのも、この恐慌を契機とするものだった。同制度の設立には、農民層を支持母体とするポピュリスト(人民主義者)が関与し、大都市の銀行が金融政策を仕切るのを阻止した。不況に苦しむ農民たちはネブラスカ州オハマで決起し「我々は神を信じたが、ネブラスカで破産した」と叫んだ。この「神を信じる(In God We Trust)」という文言(ぶんげん^^)は、今でもドル紙幣(連銀券)の裏側に記載されているとあります^^)
銀行はお金を集められるから思うようになりますけど、やり過ぎないようにという警告が活かされているか疑問がありますね^^)
革新主義は、30年代ルーズベルト大統領を経て60年代のケネディ政権に引き継がれ、個人道徳は自由だが政府が民間を先導するケインズ政策に発展した。しかし政府介入を警戒する企業家たちがレーガン大統領を担ぎ上げ、経済は自由だが政府が個人道徳に関与する保守主義に逆転した。さらに90年代のクリントン政権時代には政府は経済にも個人道徳にも介入しない自由至上主義へと変転した。その結果が「100年に一度」の大金融危機であったとあります^^)
喉もと過ぎれば熱さを忘れるですね^^)
どんなものにも歴史があり、歴史を勉強して同じ過ちを繰り返さないようにしたいですよね^^)
かくして革新主義が復活し、規制強化や個人道徳の再興が叫ばれている。銀行の業務範囲を規制する米金融規制改革法も革新主義を反映する。銀行業は公益事業に近くなり、利益率は低下するだろうとあります^^)
前も今回もアメリカ発の危機なんですけど、欧米は極端に右だ左だ上だ下だって真反対に進みますから、程ほどを学んで欲しいと思います