てつさんのアスペルガー症候群奮闘記

私は35歳でアスペルガー症候群と診断されました。今までの生き難さがなぜなのか少しずつですが見えてきました。週1回、子の刻に更新されます。

 私は35歳で「アスペルガー症候群」と診断されました。


 アスペルガー症候群は自閉症スペクトラムの中で、知的障害や言語障害のない人のことを指します。


 広汎性発達障害の一種です。


 当事者の視点で当事者の過去を振り返る作業を当ブログではやっています。広汎性発達障害でお困りの方に私のパターンがこうだったと言うことを発信することを主たる目的にしています。


 アスペルガー症候群にも100人いれば100通りの考え方があるため、必ずしも私の書いていることが当事者に当てはまるとは限りません。その点はご了解下さい。


(お願い)


 当ブログはリンクフリーです。ただし、当ブログの記事を引用される場合は必ず事前に私の了解を得てください。


 コメントは承認制です。運営者の私が適切であると判断したコメントのみ公開されます。

 


 文章だけで長くなりがちですが、どうぞよろしくお付き合い下さい。


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前回の続きです。


11月になった。私は通所し始めて3か月が経過しようとしていたが、通院時を除き休むことなく通い続けることはできる状態だった。時折幻聴が聞こえたりすることもあったが薬でコントロールできる範囲内で頓服で薬も出してもらっていたので体調が不安定になった時には頓服を含む薬を飲むことで安定させていた。

 

11月になると新しい職員さんが入ってきた。桜川さんと言う福祉業界の経験豊富で
私と同じくらいの年齢らしい。車の運転操作も楽にこなせる。

 

私は前回の原稿で書いたようにこの事業所での雇用を前提とした誘いを受けていたがあまり自信がなかったのと体調が安定していないのと両方ですぐにいい返事はしなかった。この背景には前述した障害年金が2級になって生活基盤も安定したのでそれほど急がなくてもいいと考えていたのも大きな理由の1つであった。

 

私はこの桜川さんが入ってすぐに車を乗りこなせたりてきぱきと仕事をする姿を見てますます自信を無くしていた。このことは施設長の宇賀さんにも副施設長の谷さんにも話した。私自身に踏ん切りがつかないことで誘いを受けていても引き続きいい返事はしなかった。

 

一方事業所側も人員不足に悩まされていた中に精神保健福祉士の資格を持つ私が利用者で来たので私の就職先をこの事業所にすることで私の就職の実績につながるほか人員不足の解消にもなるというメリットがあったが肝心の私がいい返事をしないので何とかして私をその気にさせようと必死だった。

 

それでは本題。この事業所では施設外就労の1つとして大きなクリーニング屋さんと契約して3人で週1回2時間の作業が行われていた。何をするのかと言うと大きな回転するプレス機に洗濯の終わった枕カバーを入れてしわを伸ばし乾燥させる作業で我々の作業はかごから濡れた枕カバーを出してひたすらプレス機に流すだけとなる。あとは機械がしわ伸ばしと乾燥をして排出されるのでそれを受け取るのは社員さんが行う。

 

11月のある日に板橋さん(私にどこが悪いのか聞いた人)と山岡さん(私と交代でパソコン実習に行った人)と私の3人と職員の桜川さんの4人で上記クリーニングの実習に行くことになった。

 

作業は順調に流れていたが私を除く2人がお手洗いに行きたいというので交代で行ってもらうことになった。この作業は2時間とはいえ立ちっぱなしの作業でお手洗いに行くとその間作業スペースが空白になってしまう。それでも行きたいものは仕方がないので行ってもいいということになる。

 

ところが帰りの車の中で桜川さんは、

 

「作業中にお手洗いは行かないでほしい」

 

と言った。これは事前に済ませておいてほしいという意味だったが特に冬場は事前に済ませていても行きたくなることもある。私はお手洗いに行かなかったので何も言わなかったが板橋さんと山岡さんは猛抗議した。桜川さんも少しトーンダウンしたものの基本姿勢は変わらなかったので最年長の板橋さんが怒りが収まらず、

 

「施設長の宇賀さんに抗議する」

 

と言い出した。こうなるともう収拾はつかなくなった。桜川さんも来て間もないので不手際にしたくない気持ちで抗弁したので険悪な雰囲気で事業所に戻ってきた。

 

板橋さんは事業所に戻ると直ちに施設長に経緯を説明したうえで抗議した。施設長は桜川さんにも事情を聞いたうえでお手洗いに行くなと言うのは桜川さんの言い過ぎになるから利用者3人に謝罪するように言われたらしい。桜田さんは翌日3人に個別に謝罪して今回の騒動は収まった。

 

このクリーニングの実習は今も毎週あって交代で行っているが参加者が諸事情あって減っていて回ってくるペースが速くなっている。

 

話は次回に続きます。

 

 

 

 

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前回の続きです。

 

私がこの事業所で訓練を始める前に資格を取るために勉強していたことを話していて、それが何か聞かれたので精神保健福祉士であることを事業所側も知っていることは以前の原稿で書いた。

 

正直京都でも大阪でも精神保健福祉士はたくさんいて、京都で約1300人、大阪で約7000人とも言われている。正直言って資格を持っているだけでは厳しいが書類選考はどこに出しても高い確率で通るので一定の評価はされているようである。

 

中には社会福祉士とのWホルダーもたくさんいてさらにその中には社会福祉士、精神保健福祉士、介護福祉士、介護支援専門員(ケアマネジャーのこと)を全部持っているというスーパーウーマンもいた。これはなぜ知ったのかと言うと精神保健福祉士の協会が京都にあってその会合に出席すると名刺の交換がある。その名刺の肩書を見ると上記資格が小さい字で列挙されていたのである。

 

私も将来一定期間の実務経験が積むことができたら社会福祉士にも挑戦したいと考えている。実は社会福祉士と精神保健福祉士は国家試験の問題が半分同じで、社会福祉士を持っている人が精神保健福祉士の試験を受ける場合やその逆で精神保健福祉士を持っている人が社会福祉士の試験を受ける場合は共通科目と言う同じ科目が免除扱いになる。それに伴って専門学校で勉強する時も共通科目の一部は申請すれば免除になり、レポートの提出量や経済的負担もかなり軽減される。

 

私の話に戻ると私は精神保健福祉士ではあるが経験が3か月しかないうえに途中で2回の入院があったことから最初は体力を回復させることのみを目標とした通所だった。精神の人は体調が安定せず通所することも難しい人も少なからずいる。ただ前出の通り履歴書と登録証のコピーを出していたので私が本物の(?)精神保健福祉士であることを事業所の人は知っている。

 

私が通院時を除き通所を休まず体力が安定して回復して来たら施設長の宇賀さんや副施設長(仮称)の谷さんらは私の就職先をこの事業所にしたい、つまり私を雇用したいと考えていたようだった。

 

前述のパソコン実習の時にも副施設長の谷さんからも、

 

「うちに来ませんか?」

 

と送迎の車の中で声をかけられていた。それでも私は体力に自信がないことや当面の生活は障害年金で安定しているので体調の悪化リスクを回避してそんなに慌てて就職しなくてもいいと考えていた。

 

私も正直のところどこまで本気で私を雇用しようと考えているのか分からなかったので一旦は丁重に辞退したうえで事業所側の様子を見ることにした。就労移行支援は2年の期間制限があるがまだ通い始めて3か月も経っていないのでとりあえずは上記理由で考えさせてくださいという煮え切らない返事をすることにした。

 

 

話は次回に続きます。

 

 

 

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前回の続きです。先週休載にしてすみませんでした。


私は前回の入院があったころから運転しないペーパードライバーの状態に陥っていた。精神保健福祉士で働くとすれば車の運転が不可欠になるだけに車の運転の練習は避けて通れない課題だった。それでもなかなか億劫がって運転しようとしなかった。

 

普通に広い道路を走る分には何ら問題はないが、狭い道を走るときや駐停車の時はどうしても緊張してしまう。恥ずかしながら同乗者なしでは怖くて運転できなかった。この当時同乗者なしで運転したのはかつて精神保健福祉士で働いていた頃に1回あっただけである。

 

私は過去の原稿で書いた通り免許を取ってから20年以上ペーパードライバーだったので、ペーパードライバー向け講習も決して安くはないが受けてある程度運転ができる水準まで上達していたがニアミスを起こしたり軽い事故(対物)を起こしたりしたのでその後はどうしても運転から遠ざかっていた。

 

バスがひっきりなしに走っている京都市のような政令指定都市では車がなくても困らないが、南大阪地区となると車がないと移動距離が長いところや電車やバスでは不便で行けないような場所も少なくない。

 

2年も乗らないでいるとどうしても勘は鈍る。特に2回の入院で後退した運転技能も少なからずあった。

 

それでも運転をしないことには技能の向上は見込めないので少しずつ運転することになった。私単独での運転はまだまだ厳しいので同乗者を1人乗せての運転になる。

 

クルマ社会の日本で運転免許証も持っているのに運転しないのはやはり勿体無い。それでもクルマ社会のルールと言うものが存在していて、交通法規上のルールは分かっても運転するに当たってのマナーはほとんど分からない状態だった。ペーパードライバー歴20年の私が20回ほどのペーパードライバー向け運転の練習をしても技能の向上には限界があった。

 

そんな環境下での運転練習再開となったがまずはスムーズに走れそうな幹線道路から走って近くの駐車場の広いホームセンターへ行き、そこの空いている駐車スペースで駐停車の練習をすることになった。

 

広い幹線道路はスムーズに走れても対向車の来る細い道などでは途端に技能の未熟さが露呈してしまう。未熟なままほったらかしにしていたので上達するはずもなかった。特に譲り合って走るような細い道では走ることすら嫌になるほどである。

 

現在通所している事業所も自転車で行っており、主要役所も自転車で行ける距離にあるのでそれほど不自由はしていない。

 

私はできることなら車を運転したくないほどの車離れが深刻な状態で精神保健福祉士で働くには車の運転は不可欠。やっぱり精神保健福祉士で働きたい。車社会の現代社会で生きるためにももう少し(もっと?)車の運転練習は若いうちにやっておくべきだった。と嘆いても遅いので今からでも技術向上に向けて努力したい。

 

 

話は次回に続きます。

 

 

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