JR東日本仙台支社・仙台車両センターは南東北地区の電車の基地として、その役割を一手に引き受けています。北は岩手・一ノ関、南は栃木・黒磯、西は会津若松・山形、東はいわき(現在は不通につき亘理)までその足跡を残しています。
仙台に住んでいた時は会社から近かったこともあり、ここのそばを通って通勤したものですが、時間があったので久し振りにここを通ることにしました。
銀色の車体に緑色と細い赤のラインが、この辺りの統一された塗色です。
ちょうど朝の時間帯に使用された車両がぽつぽつ車庫に引き上げてきています。
ふと、端の方を見ると何と見慣れた車両が!!
一旦役目を終えた東海道線の車両211系がこんな所に置いてあります。妙な形での再会です。
地下道をくぐり、反対側に出ると485系あいづライナー予備及び波動用車(右)とキハ110系が停めてあります。
最近になって「あかべぇ」から塗り替えられた車両ですが、こういう塗色で現役の車両も全国的に珍しくなりました。
こうして寄り道も終わり、目的地に向かおうとすると前方からディーゼル機関車の姿が。通常見かけないだけに何を牽いているのだろう?と思ったらなんと・・・・
JR四国のキハ185でした!ということは、後ろに従えているのは・・・・
「アンパンマン」トロッコ車両でした!
本当に咄嗟の出来事だったので変な写真ですが、全く狙っていない時に限ってこのような偶然に出くわすものです。でも、運が良かったと思います。
なお、アンパンマントロッコ列車は東北各線での運転を終え、今月からは関東地区(水戸支社管内など)で運転される予定です。