USBメモリからマルチブートやってみた | コーヒーブレイク・アット・ウェブ

コーヒーブレイク・アット・ウェブ

インターネット上で見つけた、お勧めのSS、MAD-MOVIEなどを紹介していこうと思います。

はい、衝動に負けて 買っちゃいました、USBメモリ4GB-。



買ったのは、ToteBagってIO-DATAの製品。

やー、びっくりしたね。4GBで3000円ちょっとだってさ!

そりゃ誘惑にも負けますよ(自己正当化? ┐(´ー`)┌

初めて買ったUSBメモリは、、、256MBで5000円くらいした気がするなぁ。

感慨深いものがあるねぇ(しみじみ)。。。



さて。

早速マルチブートUSBメモリ、にしてみました。

ラインナップは、

 ・WinPE2.0

 ・Knoppix5.11

 ・MS-DOS

となっております。


WinPE2.0は「な○の 屋 WinPE2_0 」様を参考に起動CDを作成します。

Knoppix はIsoイメージを落としてきます。

MS-DOSは、起動FDを作成してください。

   →本当に「起動するだけ」のMS-DOSしか手に入りませんけど@WinXP、

     今回は「とりあえず入れてみた」なので、オッケー。

     なんかいろいろ手に入る人は、そちらで良しなに。

ブートローダーとしてGRUB を使います。

あと、memdiskも適当なところから落としてきてください。

syslinux から取り出すのが簡単)



■作成手順■

 1、GRUBの起動FDを作成します。

   Linux環境の無い方用の、Windows上での作成法もネット探せば転がっているので、

   そちらを参考。

   もしくは、Knoppixから起動して実行しても良いし。


 2、WinPEから起動して、USBメモリへWinPEを入れこみます。

   →これも「な○の 屋 WinPE2_0 」様を参照のこと。


 3、USBメモリからWinPEが起動することを確認します。


 4、USBメモリへGRUBのファイルをコピー。

   BOOTフォルダが被るけど、その下で別れるので上書きでオッケー。


 5、GRUB起動FDからブートして、USBメモリへGRUBをインストール。


 6、KnoppixのISOイメージ内の、

   KnoppixフォルダをUSBメモりのルートへコピーし、

   isolinxフォルダ内の

linux

minirt.gz

   二つのファイルを、コピーしたKnoppixフォルダ内へコピー。

   (CDに焼いてからコピーしても良いし、ISOイメージから

    仮想ドライブ経由でコピーしてもオッケー。)


 7、MS-DOS起動FDを作成。

   GRUB起動FDを潰して作成してもオッケー。


 8、MS-DOS起動FDをイメージファイル化して、

   イメージファイル(msdos.vfd)をUSBメモリの任意の場所に置く。

   (今回はルートに置いてます。)


 9、memdiskを、FDイメージファイルと同じ場所に置く。


 10、USBメモリのGRUB設定ファイル(menu.lst)を以下のように編集。

default=0
timeout=30


title Boot First Master HDD
root (hd1,0)
map (0x81) (0x80)
map (0x80) (0x81)
makeactive
chainloader +1

title Windows PE
root (hd0,0)
makeactive
chainloader +1
title Knoppix 5.1.0

root (hd0,0)
kernel /Knoppix/linux ramdisk_size=100000 init=/etc/init lang=ja apm=power-off vga=791 nomce loglevel=0 quiet BOOT_IMAGE=KNOPPIX
initrd /Knoppix/minirt.gz

title MS-DOS
root (hd0,0)
kernel /memdisk raw
initrd /msdos.vfd


以上で、マルチブータブルUSBメモリの出来上がり~♪

なお、Knoppixのブートオプションは、CDのそれをほぼコピペなので、分かる人は好きに改変してくださいな。



そのほか、雑感。

○Ultimate Boot CD も含めようとしたけど、上手くいかなかった。

  GRUBからisoliux.binをキックできない。

  どうしてもやりたい場合は、

     syslinux → Ultimate Boot CD

∟→ GRUB

  とチェーンロードするしかないかな。

  あれ? syslinuxからGRUBオリジナルってキックできたっけ?

  GRUB for DOSが必要か?

  まぁ、Ultimate Boot CD の目的は今のところtestdiskだけなので、

  testdiskそのものはKnoppix5.11に入ってるからいいやー。

  ・・・起動するときに一手間掛かる けどね。

○作ったUSBメモリからブートできるか否かは、MB(チップセット)に依存するもよう。

  正確に言うなら、BIOSに依存、だろうか。

    IO-DATAのToteBag

    プリンストンのXiao Jr.

  でやってみたところ、

  ---------------------------------------+--------+----------

                               | ToeBag | Xiao Jr.

  ---------------------------------------+--------+----------

  モバイルインテル945GMS Expressチップセット |  ○    |   ○

  (ノートPC)                       |       |

  ---------------------------------------+--------+----------

  NVIDIA GeForce 7050               |  ○   |  ×

  (ディスクトップ:BIOSTAR MB (TF7050-M2)) |        |

  ---------------------------------------+---------+----------


  という結果。

  ノートPCだと、両方ともUSB-HDDに見えてるんだけど、

  ディスクトップだと、Xiao Jr. がFD扱い(USB-ZIPだとさ)されてブートできず。

  (MBRのGRUBが認識できないみたい)


○USBメモリの良いところ@対CD

  追加書き込みが簡単なところだね。

  思いついたときに、ファイルを追加できます~♪