7月27日、恒例のみくに園の夏祭りが行われました。今年は厨房よりのアドバイスで
食中毒防止のために屋台は室内で店開きをしました。
なんといっても大活躍は地元の豊島中学校のボランティアの面々です。
彼らの応援があるからこそ、盛大な夏祭りを開催できます。職員は利用者のお世話に
専念できます。毎年の交流で車椅子介助もご覧の通り、すっかりお手のもの!
言われなくても坂道はバックで降りてきます。「上手ね」と褒めたら「だってもう3年間
やっていますから」と、自信満々の返事。おばあちゃんが車椅子になっても大丈夫だなあと
安心しました。
焼そば、たこ焼き、フランクフルト、かき氷、焼き芋、輪投げ、スーパーボールなど上手に
屋台のお兄さん、お姉さんをしてくれます。引率で来られた先生方も一緒になって。
朝の待ち時間にはレモン畑の草刈りまでしてくれました。鎌を上手に使って。草はヤギたち
のごちそうになりました。
引率で来られていたK先生にお礼を言うと「子どもたちに聞こえるように褒めてやって
下さい」と言われました。ホントにそうだと思いました。つい、先生の方に向けて感謝の言葉を
述べますが、子どもたちの心に届くようにこそ、驚きや感謝や感動を言葉にして発信しなけ
ればならないのだと。彼らのこれからの人としての成長を思い、「誰に伝えるか」「誰を育て
るか」ポイントがずれないようにと心に刻みました。
終了後、テントまできちんと畳んで片づけてくれる姿に職員一同感激!
口をそろえて言いました。
「15人の豊島中学校の生徒たち、ホント、いい子たちです!」
(kame )