こんばんは。
会社内では、怪文書や悪い噂などによって、人事を巡るトラブルが起こることがあります。
このような場合には、怪文書や悪い噂の背景にある事実や、怪文書や悪い噂を流す人の狙いを分析する必要があります。
怪文書や悪い噂が出た場合、「怪文書や悪い噂が出回る以上、当人にも何らかの非があるのではないか」と解釈するケースが少なくありません。『火のないところに煙は立たない』というわけです。
しかし、必ずしもそうとはいえません。
怪文書や悪い噂には必ず目的があります。逆に何の目的もなく怪文書や噂を流すことはありません。そこで語られる内容が、誇張や根拠のない嘘である場合も多くあります。
怪文書や悪い噂を流すことの主な目的は、優秀でまじめな人が居ると、自分が利権やバックマージンを得ることができなくなるので、怪文書や悪い噂を流して、優秀でまじめな人を潰すことです。
今日は、怪文書や悪い噂を流す人が、会社で利権やバックマージンを得ている方法について、解説してみます。
≪利権やバックマージンを得ている方法≫
①社内から怪文書や悪い噂が出ている場合
まず、社内で談合仲間を作ります。
この談合は、談合仲間だけが良くなるという目的をもったものです。
談合仲間の評価を良くする為に、談合仲間がお互いに、談合仲間の誇張した良い噂や根拠のない嘘の良い噂を流し、捏造した良い評価をします。
逆に、優秀でまじめな人の評価を悪くする為に、優秀でまじめな人の誇張した悪い噂や根拠のない嘘の悪い噂を流し、捏造した悪い評価をします。
(みんなが良くなると、談合仲間だけが良くなるという目的が達成されない為)
これによって、談合仲間の評価が上がり、昇進・昇給や諸手当(残業手当・出張手当)等のバックマージンを得ます。
②協力会社などの社外から怪文書や悪い噂が出ている場合
まず、社外の人と談合仲間を作ります。
社外の談合仲間に、優遇する密約します。
・協力会社などの民間企業であれば、取引の拡大や価格等を優遇する。
・大学であれば寄付金を出す。
・等々
その見返りに、自分の誇張した良い噂や根拠のない嘘の良い噂を、自分の会社に流してもらいます。
さらに、優秀でまじめな人の誇張した悪い噂や根拠のない嘘の悪い噂を流してもらいます。
これによって、怪文書や悪い噂を流す人は、昇進・昇給や諸手当(残業手当・出張手当)等のバックマージンを得ます。
【卑怯者には同類余多ありて 】と同じく、悪質ですね。
このような不正が横行していると、従業員が不法行為で逮捕されるリスクを負うことになります。
また、会社に、優秀でまじめな人がいなくなって、強欲で能力の低い人だけになり、やがてその会社は淘汰されます。
みなさんの会社も、不正を許さない企業風土をつくり、優秀でまじめな人が活躍できる会社にしていきましょう!