手術日が決まりました。やっと。 | ++テルコ日記++

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LEGH(良性)?悪性腺種?
症例が少なく、良性悪性の判断が難しい腫瘍が子宮頚部に見つかり
『子宮温存』か『子宮全摘出』の選択を迫られているテルコの記録日記です。
(※不妊治療の記録も始めました)
これまでの出来事とこれからの経過を気ままに綴っていきます。


昨日の電話で「明日の午前中にまたかけます」と言われ
今日、起床してからずっとソワソワ待ってたけど
14時になってもかかってこないのでこっちから電話してみた。


「あっ、ちょうど今からかけようとしてたんですよ!」



・・・・・ほんとに?(疑)


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以下、やりとり。



「まず日にちなんですが、入院は12月1日
 そして4日に手術、というスケジュールにしたんですが
 どうですか?だいじょうぶ?」


「あっ、はい。それで大丈夫す。お願いします。」


「じゃあこれで決定しますね。
 遠方からいらっしゃるということなので早めに入院して頂きます。
 1日目いらっしゃったら、まずはすぐ面談させてください。
 なので、1日は朝10時頃に来ていただけますか?」


「わかりました」


「で、昨日『腫瘍とポリープの手術を同時にできないから
 2回に分けて手術するかも』って言ったんですが、
 話し合った結果、1回の手術で両方できそうなんで
 今回は両方同時にやりますね。
 手術中に『やっぱり無理かも』という判断になったら
 2回になっちゃいますけど・・・」


「あーはい。お願いします。」


「それで、ポリープ切除の手術なんですけどね。
 円錐切除は子宮頚部の入り口を切り取るんですけど
 ポリープは子宮体部(本体)の奥にあるので
 子宮鏡を入れて手術します。
 で、子宮鏡を入れるために子宮口を開く処置をするんですが
 その処置を、入院してから手術まで2~3日かけて
 ゆっくりやっていこうと思います。」



んっ?
子宮口を開くって・・・何か聞いたことある。
たしか出産の時にやるやつじゃなかったっけ?
えっ、じゃあそれって痛いの???
痛いんじゃないの?????


「あの・・・その処置って、具体的にどんなことするんですか?」


水分を含むと膨らむマッチ棒みたいな細い棒があって
 それを何本か入れて、ゆっくり膨らませて広げる感じ
だよ。」


「それって・・・・・もしかして、痛い・・・?」


「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・たっ、多少・・・。」



間が!!!今、すごい間が!!!
ものすごい間が空いたよ?!?!
多少って言葉で隠しきれないくらい動揺してるやん!!


「・・・そ・・・そうれすか・・・」(白目)


「あっ!でも痛み止め!痛み止めがあるから!
 痛み止め処方しますから!大丈夫!」


この必死な声を聞いて悟った。

これ、絶対痛いやつだ。




~ここからは質問コーナー~



「ところで、退院はいつできますか?」


「あ、何もなければ5日には退院できますよ。
 なので入院は1日から5日までの5日間ですかね。」


手術の翌日には退院できるのか。
軽い手術だからなんだろうけど・・・
それはそれで大丈夫なのかな?不安。


「あと、年末に九州に帰る予定なんですがそれは帰っていい?
 飛行機とか乗っていい?」


「んー、術後1か月くらい経ってるから問題ないかと。」


「じゃあ・・・12月半ばの旅行は?
 東京に行こうと思ってたんですが、それは??」


「・・・うーん・・・絶対にダメ!とは言わないですけど
 半ばならあんまりおススメはしないかなぁ・・・
 円錐切除は、2週間後くらいにかさぶたがはがれて
 だいたいの人は出血するんですよ

 それが生理くらいの量で終われば大丈夫なんですけど
 それ以上の大出血になる場合もあるんで
 その時に旅行先に駆け込める病院があるならいいですよ。
 でもやっぱりいってらっしゃーい!とは言えないですねえ・・・
 まぁ、旅行はそれまでゆっくり考えていただいて(^ω^;)」


そりゃそうだ。
バカな事聞いてすみませんでした・・・。


「あと、名古屋の病院でこないだ体部の細胞診して
 結果を26日に聞きに行く予定なんですけど
 それは行ってもいいんですか?」


「あ、それは行ってきてください。
 それで何も問題なかったら、入院の時にその結果を
 持って来てください。
 でももし良くない事を言われたり何か変化があったら
 すぐにここに電話もらえますか?
 それによってまたいろいろ考えないといけないんで・・・」


「わかりました」


「ということで、12月1日の10時ですね。
 気を付けてきてくださいね。
 それまでに何かあったらご連絡ください。
 では当日、よろしくお願いします^^」


「よろしくおねしゃす・・・」




あぁ・・・とうとう決まってしまった・・・。


入院まで約2週間。
2週間後の今頃、私は子宮口を広げる処置に
もがき苦しんでるんだろうか。



その後デスクに戻り、

「ポリープ 子宮口 広げる処置」でググりまくった。


『子宮内膜ポリープ切除』
『子宮鏡下ポリープ切除』
『子宮内膜掻爬手術』


なるほど、私が受ける手術はこれか。


こないだまでは
「円錐切除なら20分くらいで終わるみたいだし、
 入院も1泊2日くらいで意外と楽勝かも?」と思ってた。


でも今回は子宮内膜ポリープ切除と円錐切除のダブル手術
てことは多少時間がかかるのかな・・・。




そして、ググりながらたくさん目にする『痛い!』『激痛!!』の文字。


やっぱり子宮口を広げる処置はめちゃくちゃ痛いらしい。
特に、膨らむ棒(ラミナリアというらしい)を挿入する時が一番痛いらしく
泣く、叫ぶ、吐く、暴れる、気絶するなど、さまざまな恐ろしい反応が報告されていた。
中にはそんなに痛くなかったという人もいたので、人によるんだろうけれど
やっぱり大半の人は痛みで苦しんでいた。
さっきの担当医師の「・・・・・・・多少」の間も、納得。


あぁ・・・やばい・・・・・
昨日までは手術当日の恐怖がすごかったのに
今はラミナリアの恐怖のほうが勝ってる(´;ω;‘)



でももう逃れられない。
健康な体を取り戻すために、腹くくるか!!



・・・・・いやあああああやっぱやだあああああああ!!!!!!!


(以下繰り返し)