1.ヒソカのプレートを奪う
2.ゲレタにプレートを奪われる
3.クラピカ、レオリオと連携し、レオリオのターゲット:ポンズのプレートを奪う。
ゴンのハンター試験最終試験の挑戦回数:5回
この5回は、ハンゾーと並ぶ最多回数であり、ゴンは4次試験で最高評価を得る事が出来たという事になる。
そして、この4次試験の評価のポイントが、【如何に相手を御する事が出来るか】と仮定した場合、結構納得の行く評価だと言える。
まず1についてだが、ゴンをターゲットとするゲレタの行動を御している。
ゴンがヒソカのプレートを奪う為に釣竿を振る事およそ7千回…この間、ゲレタはゴンを襲撃する事なく監視に回っている。
ゲレタ視点、ゴンのターゲットがヒソカだと知らないまでも、一筋縄では行かない相手のプレートを狙っている事は察したであろう。であれば、プレートを奪った直後を狙うというのは至極当然の思考であり、実際ゲレタもその旨を発言している。
そう、つまりゴンは1を達成する為の訓練において、ゲレタの行動を制限し且つ自身がゲレタのターゲットであるが故に、ゲレタによって守られてもいたとも言える。
これを計算してやっているのではなく、素でやっているのだから、ゴンの天性には恐れ入る次第。
そして、2でプレートを奪われてしまい評価を下げてしまったが、これも事前に因縁のあるヒソカからの貸しよって、不本意ながらプレートを返してもらえている。ま、ある意味ヒソカの行動も御したと言える。
ただ、1と2については偶然の要素が大きい。
特筆すべきは3である。
ハンターたる者、時として他ハンターとの連携も必須であろう。
しかも、クラピカとレオリオに協力する事により、まずこの2人からは狙われず、更に
【仲間がいる状態で自身のプレートを4次試験最終日まで守れる】
という好条件まで満たしている。
ただ、ゴン自身がこういった打算的な考えがなく、ヒソカへの悔しさの払拭の為とは言え、基本的には純粋な手助けの気持ちで行っているのだがら、かなり印象が良い。
また、ネテロとの面接において【最終試験で戦いたくない相手】に上記のクラピカとレオリオ、あとキルアの名前を上げている事からして印象値が高くなるのは、必然であろう。
ポンズのプレートを奪う為に自身のポテンシャルを最大限発揮出来た事も踏まえ、最高評価なのは当然だと思える。
同評価のハンゾーが、他者の行動を利用してプレートを手に入れたというのも、上記ゴンの行動に近いものがある。
※ゲットしたプレートがハンゾーらしかったが( ̄∀ ̄;)
ハンター試験最終試験の挑戦回数4回のクラピカも、
・レオリオとの共闘
・自分達の得点にさほど影響のないプレートを使いヒソカとの戦闘を回避
…を行っている事から、やはりゴンに近い活躍だったと判断できる。
クラピカと正反対の行動を取ったキルアが最終試験挑戦回数3回だったのも興味深い。
キルアはその持ち前のスペックの高さ故に
・単独行動
・余分なプレートの放棄
…といった行動を取っている。
せめて、プレートを捨ててなければポックルと同等の評価がもらえたんじゃないかと想像してしまう。
ポックルは自身の特技が4次試験と相性が良く、最終試験の挑戦回数はクラピカ、ヒソカと並び4回。
4次試験開始早々にターゲットを仕留め、最終日まで守りきるというポテンシャルの高さを見せつけている。
しかし、これだと最終試験挑戦回数2回のギタラクルとの違いが良く分からない。
ギタラクルはプレートを集め終わった後、最終日まで寝ていただけらしいので、もしかするとポックルは誰かの手助けしていたのかもしれない。
ああ、ついでに最終試験挑戦回数2回のレオリオだが、そもそもハンター試験に合格出来た事こそマグレっぽい印象なのは否めない。
ただ、良いハンターは良い仲間に恵まれるので、ゴンに会えて良かったねと言いたい。
ネテロとの面接で、気になってる相手及び戦いたくない相手をゴンと名言しているレオリオは、かなり印象が良い。でも2回。
ボドロはネテロとキャラ被りしている以外は不明。
つまり何が言いたいかっていうと、ハンターハンター連載再開早よ。
という訳で、久しぶりハンターハンターを読み返す事とする。
戯れ言終わり( ̄ー ̄)