質より量がウリ?

先週末に書いたドラゴン巻の英会話文。
レシピと手順が好評だったようで、
中には早速作ってくださった方もいました。
(ちなみにすごくキレイに美味そうにできてました!)
料理するときの英語ってヘラの名前から火加減まで、
向こうの料理番組を観てないとわからないことが多いです。
または実際に母親とかから「はい、これ刻んで」とか言われたり、
レストランで「これはバーナで軽く炙ってからマリネしたものです」
なんて説明されてやっと知る言い方だったりします。
生活に密着したこうした表現を紹介するいい機会かな~っと思ったんですが、
英語の表現より中身に気を引いてしまったかな、とちと反省。
そういえば他の人気もの英語ブログでは、
今日の単語とか、センテンスみたいに的を絞って書いてるなと。
カンタンな文で量的にも短く、
「あ、このくらいなら読めるな」とひと目でわかるようになってますね。
1度にいくつも覚えることを要求せず、
豆知識みたいに単語や表現を毎日覚えられる。
電車乗ってる数駅の間にちょっと読めます。
いわば普段の会話の数語のやりとり。
んで今までの自分の記事を思い返せば…
長い。英語がいっぱい。長い。日本語もいっぱい。長い。
これは講義か演説ですね。
長いから読む前にちょっと心の準備が必要。
覚えたい単語がたくさんあって気が抜けない。
そんな印象を与えてしまってるようです。
じゃあも少し短く、的を絞って書きなさい、と思うかも?
その通りなんですけど。
ワシがネットで提供というか、発信したいブログは、
いやおうもなく目に飛び込んでくるいろんな英語。
アメリカにいたらいろんな人がいろんなことをいろんな所でしゃべる。
すべてを聞き取れるわけもなく、理解できるわけもない。
でもなんかのきっかけでひと言三言ひっかかる。
でもそれっきり。別に
「すいません、今言った言葉なんだったんですか」
なんて知らない人に聞いたりしない。
ところが引っかかりのあった言葉には、後で必ず出会う。
インプラントって言葉を聞いて認識したとたん、
ネットや街の看板でもそれを急に目にするようになる。
他にも知らなかった言葉は数あれどなぜこれだけ?
きっと無意識、潜在的に興味あったからでしょう。
こうして脳へのインプットが無事完了。
ワシのブログの英語もこんな感じで読み飛ばしてもらえれば。
ひとつ気に入ったとか気になったとかがあるといいなと。
洋画を観ても、英字新聞や雑誌を読んでもこんな風に。
全部をフォローせず、断片方式でいいと思います。
ワシが長い文で1人でたくさんの断片を書くのと同じように、
短い文でワンポイント書くブログは、ネット全体の一つの断片。
彼らが今日の一品です。と決めてくれる楽さに比べて、
ワシの方はメニューが多すぎる店みたいですが、
その日の気分で選びたい人にはいいかもしれません。
スピードラーニングや現地滞在型のように、洪水方式。
震災の後でこの言葉使うのはなんだけど。
Let English flood your brain.
―頭に英語を氾濫させよう
今も昔もやっぱりこれが1番効果的な、ことばの習得法かなと。
Flood がダメなら Brainstorm
文字通り頭の中を嵐が駆け抜けるように
いろんなアイデアや言葉でいっぱいにして閃く

(気象現象で例えることが多くておもしろい)
あのヘレンケラーも、
最初のひと言 Water が出るまではこんな感じだったでしょう。
そう考えるとドラゴン巻で釣って最後まで読ませる会話文も
なかなかいいアイデアじゃあないですか!?
(ん?誰?日本語訳だけ追ったって人は?)

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