Part 22. 仮定法を整理してみた
地震前に書いたが、朝忙しいときのために取っといたブログだよん。
前に話したウダクダシュダ
の前段階である仮定法。
大まかには2種類。今回はその使い方をマスターしましょう。
IF「もし~なら」 と WHEN「~したら」
WISH ~「もし~だったらなぁ」と、WONDER IF ~「~かしら、~かなぁ」
どちらも前者の仮定法は曲者ですよね。
まだ実際には起きていないことを話すのがこの仮定法。
後者の場合は仮定法ではなく、時間的な制約か、推測かに分かれます。
WHEN は、日本語では、IF と似た響きになるので入れてみました。
(1)IF で条件を指定する (本文を助ける副文と考えます)
条件付けは単純ですが、本文での表現はいろいろ変わります。
基本的に IF の仮定法では、時制の一致は気にしなくていいことになっています。
文が現在のことか過去か?
文が現実的なことか非現実的なことか?
まだ起こってないこと=非現実
まだだけど、起こりうること=現実的
①現実的な仮定
信号が赤だったら渡ってはいけない。
If the signal is red, do not cross the street.
(すべて現実的なこと、しかも when に置換え可能)
あのコートが高すぎるようなら、買わない
If that coat is too expensive, I won't buy (it).
(どちらも現実的。買わない、が未来形に注目)
サラダを食べ始めたいんだけど、もし君さえよければ。
I'd like to start digging my salad if you don't mind.
(現実的。時制の一致はない。would like = want )
⇒オフィスに着いたら電話します。
When I get to my office I will call you.
(仮定ではなく、単なる時間的条件)
彼女がパーティに来ないなら、僕は行かない
If she doesn't come to the party, I wouldn't go either.
(条件が原形。本文が、僕は行かない、という意思のwouldに注目)
②非現実的な仮定
自分が犬だと思ってみてください(=仮定してみてください)
Suppose if you were a dog.
(非現実的な仮定=過去形を用いる)
犬だったら何だってんだい?
What if I were a dog?
(非現実的な仮定。過去形を用いる was = were )
②-2 条件が非現実的なとき
後の文に無条件に would, could を使うといい
⇒彼女がもし来たとしても、僕は行かないだろう
If she were coming to the party, I wouldn't go.
(was=were 非現実的な条件。彼女は来そうにない、という響き)
→なので Even たとえ~だとしても、というニュアンス
もし僕が君だったら彼の下で働いてるだろうな。
I would work for him if I were you.
(どちらも非現実的。would = will の時制一致 )
→「彼の下で働く」のは一見現実的なようだが、まだ起こってないし、
条件があってこそのこと。なので非現実的となる
もし君がコンテストで受かってたら、今頃人生は違っていたかもしれない
If you won the contest, your life could have been different now..
(どちらも非現実的。条件付けは過去のことだが本文は今のこと)
⇒もし君がコンテストに受かってたら、今頃いっしょに働いてないだろう。
If you won the contest then, we wouldn't be working together now.
(非現実と現実=ありそうなことのミックス)
③Should の使い方に注意
⇒万が一君がコンテストに受かるとしたら世界も終わりだね
If you should win the contest, the world would end.
(should はかなり非現実的な条件に使います)
⇒もし病気になったら医者にすぐ診てもらいなさい。
Should you get sick, see your doctor immediately.
=If you get sick, see your doctor immediately.
(Should you は、もし~だったら という単純仮定)
(2)願いをいう Wish ~だったらなぁ…
内容が非現実的な場合、後の文で IF のような仮定法を用います。
ああ明日仕事休みだといいのに
I wish I were free from work tomorrow.
(実際には休みではないので非現実的)
あなたといっしょに行けるといいんだけど
I wish I could go with you.
(現在のこと)
⇒あなたといっしょに行けてたらよかったんだけど
I wish I could have gone with you.
(過去のこと)
(3)疑問・推測の Wonder if ~かなぁ、~かしら…
①この if は whether と同じで、~かどうかという意味で使い、
仮定法ではあリません。
それお好きかしら。
I wonder if you like it (or not).
= I wonder whether you like it or not.
彼はほんとのことを言ってたのかしら
I wonder if he said the truth.
= I doubt if he said the truth.
すいませんが、お手伝いしていただけないでしょうか
I was wondering if you could help me.
≒ Could you help me, please?
≒ I would like you to help me.
②ついでに5W1Hもやっておきましょう。
君はいつ来るんだろう
I wonder when you come.
その学校はどこにあるんだろう
I wonder where the school is.
次は何が起こるんだろう
I wonder what's happening next.
いったいこれは誰なんだろう
I wonder who the hell this is.
なんで彼女はそれが好きじゃないんだろう
I wonder why she doesn't like it.
どうやって君はそれを成し遂げたんだろう
I wonder how you made it happen.
もし大地震が起こったら…という最悪の IF が起こりました。
自分たちも何ができるんだろう、と考え、
できることは何でもしてサポートできたらいいな…と思います。
こんな時英語でなんというぐるっぽ
でもメンバ&質問募集中!