Part 19. 短い受け答えで会話する | 英語は度胸とニューヨーク流!

Part 19. 短い受け答えで会話する


英語も度胸、愛嬌、センス!


こないだの「すごい!」シリーズに続いて、

今回もちょっと文法から離れてみましょう。
まずは、この夫婦の会話を聞いてください。


昨日は遅かったね
そうね
残業だったの?
そう
夕飯食えた?
ええ!
ボスのおごり?
そう~
期待してただろ?
まあね
当然の事だよね
そのとおり
上司だし
確かに
独身貴族みたいだし
絶対ね
仕事だけの関係だろ
当たり前~
それだけってことか

まったく
でもちょっと過酷だよね
そうなの
昇給してくれるといいね
さんせ~い♪


彼女の応えたものに下の単語を順に当てはめてみて下さい。
順番が変わってもみな同じような同意なので構いません。


You were late las' night.

- aha (アーハァ)
Workin' overtime?

- uh-huh (ンー)

Had something to eat?
- yeah
 (ィァ)
On your boss?

- right (ウァーイト)
You were expecting that.

- true (トゥルウ)
Took it for granted, hu?

- exactly (イグザクトゥリィ) 
After all he's your boss.

- certainly (サートゥンリ)
And single..

- definitely (デフニトリ)
Just as a colleague...

- absolutely (アブソートリ)
That's it, then.

- precisely (プエサァイズリ)
But you work too hard.

- I agree (アイアグイィ)
Hope he gives you a raise.

- hear hear (アヒア)


会話で大事なのは多くを語らず相手にしゃべらせること。


しゃべらせるには、ただうなづくのもいいんですが、
先を聞きたいと言う、「促す音」も効果的です。
英語ではこんな感じで、言葉をはさみます。


上の例はすべて同意を表すもので、Yes と言ってもいいところを、
いろいろな表現で紹介してみました。


もちろんたまには反対のジェスチャーも必要です。


「うそぉ~」「まさかぁ~」とかですね。


オレ昨日は早く帰ってたんだ 

No way !(ウソォ)

俺の事忘れてたんじゃない? 

Of course not ! (まさか)

残業じゃなく遊んでたろ? 

Certainly not ! (違います)

それって嘘じゃないよね? 

Definitely not ! (絶対に)

ボスとデートじゃないの? 

Absolutely not ! (ありえない~)


英語も原則的に音節が長くなるほど真剣さが出ます。


ちょっと詳しく聞きたい時は語尾を上げて疑って見せます。


「ほんとにぃ~?」

Really ? ↑ -Really. ↓ ほんとに
Is it true ?↑ -True.↓ ほんとさ
Is that right...?↑ -Right↓ そうだよ
I wonder ..... そうかなぁ…


同意の Yes には他に

yep (イャップ)
yup (ヤップ)
yeah (
イャァ)

uh-huh (ンー)


反対の No には

nop, nope (ノップ)
nah...  (ナァァ)
uh-uh (ッア) (ン-)


もうすでに聞いた言葉ばかりだったでしょうが、
単語のつづりで見るとまた再発見ではないでしょうか。
詳しい発音は音声辞書、またはお近くの外人に訊いてみてください。


会話の基本は質問すること。
質問はまず、相手が Yes か No かで答えられるものが基本。
その答えによって、今度はHと5Wで訊きます。
も少し深く掘り下げて訊いてもいいですし、感想を言ってもいい。
自分のことを話すのは最後か、相手に聞かれてからです。


これは仕事の面接官も採用する、万国共通の会話のコツです。
I, I, I ! にならないよう、気をつけてくださいね~!


英語は度胸と愛嬌!