現代ポピュラー音楽作曲思考と音楽教育/不定調性論のブログ

世田谷music school M-Bank発信による、ポピュラー音楽作曲思考、アーティスト楽曲研究(主に作曲観点からの思考について)、そして音楽教室運営などについてのブログです。
不定調性論発祥の地です。

M-Bankでの他分野勉強会やっています。

一度に4-5名様ぐらいまで
場所:世田谷区駒沢3-2-1-8F M-Bank STUDIO
時間:18:00-(21時ぐらいまで)
参加費:無料
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別途プライベートレッスンのスケジュール、レンタルスタジオの運営がかぶってしまった場合、急遽変更・中止となることもございます。ご了承ください。
お食事持参、飲み物持参OKです(飲酒はご遠慮ください)。
軽いディスカッション形式です。内容は音楽教育、不定調性論、作詞作曲編曲、DTMブログ記事の解説と考察などなどです。

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ブログ記事を下記に移行しております。

http://www.terrax.site/

 

 

 

 

 

 

全33本の動画です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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<リーマンの和声理論>

 

参考図書は同じく、「音楽理論を考える」東川清一著 音楽之友社刊(1987)第一版です。

 

音楽理論用語の混乱、、、と東川先生が書かれている点には、本当に納得です。自分も教材内では増発しています笑。お恥ずかしい。

これらの用語は「俺んちの味付けを、俺んちスペシャルって呼んでんだよ。」ぐらいの話なので。

自分も一時其のタイプでしたが笑やめました。動画では語っちゃっていますが、浸透させたくて語っているのではなく、「しょうゆ3しお2こしょう4す4」みたいな割合をいちいち言うより「俺んちスペシャル」って呼んだ方が楽だからです。不必要であれば必要なものが淘汰されていくことでしょう。

 

C△をCu5と不定調性論では呼びますが、ここからして紛らわしいですよね。本来はC△≠Cu5なのですが、それは理論的な話の場合のみで、実際はどっちでも良いのです。

だからブログではなるべくC△と書いています。

△は「トライアド」の意味です。三和音の三を意味した三角形ですね。英語圏で主に使用する記号かもしれません。またコードネームは大文字、単音は小文字でブログは統一しているつもりです。

また△を書く理由は、例えば、DとかだとD△なのか、Dmの書き忘れか、Dominantの意味か、万一文脈で分からなくなる場合があるので△を書くようにしています(特にブログでは、明らかにコード進行だとわかる表記以外)。

 

ただCu4=C7omit3については、いちいち「C7omit3」と書くのがアレなので略して書いたりしています。

 

====

<Klang>

これは三和音において、ある音を軸音としたとき、その音から見て長三度、完全五度になる音を持つ和音のことを指す概念としてこの単語を当てたそうです。

つまりc-e-gとかe-c-aです。

これは完全に二元論をイメージさせます。cを基音にした時なら、

上方にC△、下方にFmができる、という理屈においてFmの軸音はfではなくcです。これにラモー先生が悩んだ、という話は有名ですが、これに悩まなくていいようにリーマン先生もこの新しいシステムを作ったのでしょう。

 

でも結局はFmの方が何百年も浸透しているのだし、このブログの読者でリーマン先生のこのKlangについての考え方を知っている人、どのくらいいらっしゃるのでしょう。

あのフーゴー・リーマン先生の理論だって100年経って浸透しないのに、新しい用語を自分が今更作っても無理無理感はあります。

でも作りたいんですよ。。。多分、これって性格とか脳の性向が似ているんだと思いますね。

 

でも東川先生が書かれている通り、ではc-g-hという和音だって、gからみて長三度、c-gは完全五度じゃないか、みたいな話が出てきてしまいます。これを否定するためには、「ある軸音から基準にみて同じ方向に長三度、完全五度がある事」という条件を付けなければなりません。

 

c-g-hってCM7omit3だろ、CM7弾いてそのあとに3度を3秒休んだ時、CM7omit3になるけど、これCM7であると、感じない奴いるのかな?って思っちゃう。これがいきなりCM7でなくなるなら、C△とCM7とCM7omit3のcは全部異なる性質を持つことになるけど、何が違うの?とかなっちゃって、それなら最初からそういう風になった場合のことを考えた方法論を自分で作ろう、とかってなっちゃうわけです。

 

だとすれば先日の「メトハルモーゼ転換」を支持しますね。

 

一人の人間が何かを考えると、必ずオリジナルな思想が入ってくるんです。

それだったら、そのもとになっている機能和声論から、自分論を作ろう、としたほうがどっしり地に足を付けてトライできます。

そのやり方の例として不定調性論を見て頂き、そして皆さんも自分論作って、ご自身の音楽表現活動に邁進してください!という流れになります。

※「Klangという概念」についての言及についてはこういうのもネットで見れますよ、と教えて頂きました。

http://www.lib.kobe-u.ac.jp/repository/81002155.pdf#search=%27Klang%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E6%A6%82%E5%BF%B5%27

 

 

<Klangvertretung>

以下引用P221

===

「われわれはいつも音Toneを調和音の名代Vertereter der Kliingeとしてきく」とすれば、すべての単音は六つのことなった調和音の名代になることができる。たとえばCはC上調和音(C+ = c-e-g)の軸音として、F+(f-a-c)の第五度音として、as+(as-c-es)の第三度音として、°g(c-es-g)の第五度音として、°c(f-as-c)の軸音として、°e(a-c-e)の第三度音として、計六つの調和音の一部としてきかれ得ることになる。しかしながら、この六つの和声的意味のうち、実際の音楽ではただ―つの意味だけが現実のものであること、ある―つの音ぱ、それがどんな調和音の名代として現れたかが明らかになったときにはじめて、音楽的に理解されるのだということも、忘れてはならない。

===引用以上

調和音というのは先のKlangのことです。

「°c」というのは、cの左隣に丸を書く、という意味です。これはFmに該当する構成音をさします。cの下方領域和音ですね。これをcの下調和音というそうです。

 

似ていますね。和声単位の話に似ています。

不定調性論では「われわれはいつも音Toneを調和音の名代Vertereter der Kliingeとしてきく」とは考えません。

cだけだったらB7(b9)のb9thの可能性だって0%とは言えないからです。そういう時代になってしまったので、このリーマンの考え方を刷新していかなければなりません。このへん方法論の分派である「ネオ・リーマンセオリー」ではどんな感じになっているんですかね。

不定調性論ではそういう発想をすべてフラットにしますので、リーマン理論から見ると、不定調性論は「ネオ・リーマンセオリーの一派」ととらえられてしまうかもしれませんね。

 

<和音進行の話>

エッティンゲン先生より定義が簡単なので比較的すぐ和音進行まで話が進みます。

ひとつ感じるのは、V-Iという進行まで新たに定義してしまう、というやり方です。

これは「ドミナントケーデンス」「ドミナントモーション」でいいんです。きっと。ここから再定義し始めると、これまで何十年も機能和声論を学んだ人からみたら「そっからかよ!!」となります。

ぜんとっかえかよ!!

20年ためたお金で家を買ったら「あ、これいまなら毎月2000円でレンタルできますよ?」みたいに言われた時の衝撃。別にどっちでもいいのだけど、なんだか不満ですよね。なにかが。

だから新音楽理論が浸透しないのだと思います。

「結局、そのやり方でモーツァルト分析するんだろ?だったら従来のやり方でいいよ。俺納得してるもん。」

という人が大半だった、という事ですよね。

それはレッスンしていて感じます。

 

だから、機能和声論を学んでそれをすべて活用する中で、そのはざまにある不思議な矛盾を一つ一つ抜き出して、そこから見える元の観念にちょっと操作を加えて、ビートルズとかの楽曲をサクッとアナライズできるようにしたのが不定調性論なんです。

そうしないと、「また勉強し直しかよ!!」という不満の声は消せません。

 

<機能・終止・音階>

どうしても既存の音楽を新たな方法で解析しようとすると、これらの用語を出さざるを得ません。

でもこれは機能和声論の考え方です。だからリーマン理論でやらなくても、機能和声論で分析した方が良いです。

カレーを食べるのに、まず中のジャガイモを取り出して、カレーを綺麗にふき取って、そのジャガイモを潰して、マヨネーズをかけて食べよう、

みたいな話です。それなら最初からポテトサラダって言ってくれよ。

だから機能和声論で作った曲は機能和声論で考えればいいんです。

 

「ネオリーマンセオリー」はそうした音楽に対処するために刷新していったものでしょうし、不定調性論も同じ理由です。

当時のリーマン先生としては、そうした新しい音楽への感覚があったのかもしれませんね。音楽分析は既存の音楽を分析する道具でしたが、不定調性論は「未知の音楽を作るための方法論」です。この辺も微妙に違うんですよね。

それでもさまざまな和声進行について、いちいち既存のやり方と呼応させて命名してくあたりは、すごく勉強になります。というか本来はこうでなければならないのです笑。

 

<不協和音>

以下引用P243

Klangvtertreungの原則からすると、四音和音などは二つの調和音からの合成と考えるしかないように思われる。四音和音ならずとも、異種半音和音などもすでにそうした合成和音であることはすでにのべた通りである。二つの調和音からの合成和音には二つの和音記号(たとえばCdurのg-h-d=g+  +   f+)をつけるというのがエッティンゲンの方法である。いっぽうリーマンは、不協和音はこうした合成和音であり、二記号和音Bissonanzであることを認めながらも、不協和音を構成する二つの調和音には主なるものと従なるものとの相違のあること、そしてその主なる調和音にたいして従なる調和音が妨害の役割をはたすところにこそ不協和音の本質をみいだそうとするのである。したがって前例のgーh-d-fなど、g-h-d/fとみなしながらもg7あるいはD7と記号づける。和音全体が不協和であると同時にその(軸音gから)第七度音こそが不協和な音であるという意味である。

==引用以上

不定調性論には不協和音はありません。なのでここもスルーです。

和音=響き(klang)=一塊の音声という捉え方に昇華すること、であり、その和音の解釈も無限に考えることができます。

C△だって、もしリーマン先生が下方音を用いるなら、c音がe音の下方音である可能性を論理で避退する条件を考えて提示しなければなりません。「それはないだろ、C△はcが基音だろう」というのは慣習による帰結であり選択の一つに過ぎません。

そこで自分でセッティングできる仕組みの登場です。自然倍音を数比に展開し、cの基音の上方音はc,e,g,b♭、下方音はc,f,a♭dまでを使用、と反応領域を定めて「自分のやり方」として展開しているのが不定調性論です。

でも、かならず同じ方法論を探している人が世界には必ずいて、自分が先に考えたのなら、共有して示してあげる、という話で完結しておけばよいと思います。

 

<7thコード>

===以下引用P244

「この属七の和音は第四、五、六、七倍音を一緒にひびかせたものとかなり正確に一致する。……そのためこの和音の不協和性はきわめてやわらかく、この自然七度は基音にたいして協和であると公言しそうな理論家も一部にあるほどである。下七の和音も第四、五、六、七下音と一致し、そのため同じようにやわらかな不協和音である。単純五度和音が主和音に終止せんとして登場するとき、また異種同名和音から主和音に戻るとき、その和音に好んでこの七度音が加えられる。したがってこの自然七度(7、VII)はDurdominanteとMollsubdominanteの自然的付加音、性格的不協和音と名づけられなければならない。」

===引用以上

エッティンゲン先生は七度音は使いませんでした。リーマン先生は使いた気満々。下方のXm7(b5)まで行く気だ・・・。

こういう感じだと、ああ、機能和声論でいいや、って誰でもなりますよね。だってどっちがどう協和音で、どこからが不協和音で、どちらの先生も正当性を力説しているんですから。批判まではいかなくても「まあ、おれはいいかな」的に引いていってしまうのは当たり前です。

それでもこうして発信する意味は大いにあると思います。

不定調性論では「反応領域」という考え方を提示しました。

何処までをどのように使うかは自分で決められるのでこちらは材料と説明書を提示します、という発想です。これは機能和声論が前提としてあり、その伝統に隠されてしまった数理関係を示すことで、全容が見える、というわけです。

パソコンですね。これをどう使うかはあなた次第、みたいな。

 

リーマン理論での和音の作成方法は三度堆積のやり方を展開させて常識の範囲内で拡張して網羅していきます。

ただ不定調性論は、猫がピアノの上を歩いたときにできる和音も分析できる必要がある(それをアートである、と考えて利用する人がいればそれは全音楽理論の外にある新たな芸術になり、その時点で音楽理論の進化が止まるから)ので、あらゆる和音構成が可能である考え方を作っていきます。この辺りも動画で今後解説できると思います。

 

リーマン理論は当時としてはとてもわくわくする新発想だったのではないか、これこそ近代音楽理論が目指す音楽理解の方法だ!!と思った方もいたでしょう。ゆえに現在ネオリーマンセオリーとして残っているのでしょうね。現代のむちゃくちゃな和音の解説もできそうです。

不定調性論もそこから行けばよいのですが、根本的に発想の流れが異なるので、自分はネオリーマンにはいかず、このままで突き進みたいと思います。

いくつか名著をちょこっとかいつまんでみました。

大事なのはみな同じことを異なる視点と異なる目的で探求しようとしていることです。

だから人それぞれのやり方を発明しない限り自分の目的は達せられない、というわけです。

ワタクシの目的は不定調性論とは一体何かということを見つけることです。

どの著書も目的の違いがあります。

そして一人一人の真理は一人一人違うのですから他者から自分の真理はみつけられません。

多分音楽分野をいつまでも見つめていても不定調性論が何なのかはわからないままなのではないかと感じます。

また必要であればこれらの著書に戻りましょう。

自分はもっと色々な分野を勉強しないとスタートラインにさえ立てないような気がしてます。

まだ過渡期、探求の途中。ここから新しい方向にスタートです。


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