先日、5年ぶりにお会いした方がいらっしゃいました。
その方は、本を書いたり、セミナーや講演会したり、
多くの方を対象に、大変ご活躍している方。
５年ぶりといっても、
過去に１〜２回お会いしただけです。
ところが、名前を覚えていらっしゃったんですよね。
もうね、びっくりしました。
参加者名簿があった会ですから、
事前に、ヒントは与えられています。
とはいえです。
消去法で、私が分かったとしても、
私以外の人の名前をわかっていないと、
わからないわけです。
（裏の畑で咲いていた、ナンキン（かぼちゃ）の花。鮮やかな黄色に思わずパシャ！）
私の顔を見た瞬間、
「寺尾さん、こんにちは。お久しぶりです！」
と、おっしゃったときは、耳を疑いました。
そして、やっぱりうれしい。
私自身、名前を覚えるのがとても苦手なので、
（近い方は、よくご存知だと思いますが）
「苦手だから、とか言ってちゃいけないな」
と、反省しました。
もっとも聞き慣れた、心地いい響きのことばは、
「自分の名前」
といいます。
次の２つを比べてみてください。
「こんにちは！」
「○○さん、こんにちは！」
（○○には自分の名前が入っていると、仮定してくださいね）
名前があるだけで、ドキッとしますよね。
名前があるだけで、個人宛のメールのような
気持ちに近づきます。
わかっていながら、やってなかったな、
と気がついて、
昨日から、メルマガにも名前を入れるようにしました。
数人に方から、
「メルマガの冒頭に、名前が入ったんですね」
と、メッセージもいただきました。
「照れますね」とか、
「名前が入ってたんですけど、あれは何ですか？」
という、面白い反応まで。
子どもが通う幼稚園の先生方を、
「プロだなー」
と最初に思ったのは、
ほとんどの先生がクラス関係なく、
子どもたちの名前を覚えていたこと。
今、通っている哲学塾でも、講師の先生は、
100人以上の受講生の名前を把握されています。
小さなことを大事にする。
（実は、小さいことではないのだけど）
私も、大事にしたいと心から思っています。
（とはいえ、苦手なので、
もし間違えても、許してくださいね）
名前は、当人にとって、もっとも快い、
もっともたいせつなひびきを持つことば
であることを忘れない。
『人を動かす』
D・カーネギー(著) 山口博(訳)
☆習慣化サポートコーチングとは
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