ジュンスカツアー「B(S)T」ZEPP TOKYO | 寺岡呼人 オフィシャルブログ 「LONG GOOD-BYE」 Powered by Ameba

ジュンスカツアー「B(S)T」ZEPP TOKYO

ジュンスカツアー「B(S)T」初日。

この初日は結構意義のある、というかある試金石のような意味合いを持つ初日になったような気がする。

まず、ここ数年で一番リハをした(笑)。
もっと重要なのは、スタッフがちゃんと入り、日々進化していった事。
4年前は、「メンバーだけ」というコンセプトで、リハも本番もメンバー主導でやって、それはそれで意義のあることだった。
原点回帰というか、「原点探し」という意味において、曲もほぼ過去の曲だし。

その前、いわゆる僕がいた92年ぐらいまでは逆にガッチガチにスタッフがいた。
しかし、自分たちが何をやってるか把握できないままの状態だったので、あまり覚えていないし、メンバーとしてはいたけど、「ライブ制作」としてではなかった。


そして今回。
一番大きいのは、「ライブプロデューサー」をたてた事だ。
前回はツアーマネージャーとして、ドラマーの林君に東北ツアーに来てもらったのだが、そこで彼の構成力、アイデア、感想、反省点などの意見に触れ、「次回はプロデューサーとして関わってもらおう」と思った。

過去のジュンスカのリハにおいて一番の違和感といってもいいほどの風景がリハーサルにはあったと思う。今までは何となくメンバー主導でリハをやっていたのだが、そこの曲順、アイデア、MC、映像も含めた監督がいて、監督がリハも仕切ってるのだ。みんなその監督に黙々と従い(笑)、ここ数年で一番の演奏の量をこなした。

彼のその牽引力というか、エネルギーにおされるように、このツアーはB(S)Tという過去の曲を中心としたライブなのに、全く新しい装いと感覚で初日を迎えたのである。

更に、ライブ制作として舞台監督も兼ねた杉本さん。
照明もジュンスカとしては初めての柏木さん。
楽器の近藤君。
昔からずっと一緒のPAは宗君。
同じく昔から一緒の楽器、原田君と、この新旧入り交じったスタッフも新鮮であり、初日の緊張はありつつ、何かいつもと違った手応えが本番前からあった。


そして本番。
うん、やはり何かが違ったように思う。
なにか「武器」を一つ手に入れかけた感触。
勢いや、ノリだけではない、新しい力、とでも言えばいいのか。


何よりも本番後、楽屋に来てくれた関係者の言葉や表情が違った。
ジュンスカの生みの親、トイズの稲葉さんも、ディスクガレージの昔からのスタッフも新曲を大絶賛してくれた。
昔からの関係者が「今」のジュンスカを褒めてくれるというのは、最大級の賛辞だと思う。逆を言えば「今がいい」と言われるのはとてもハードルが高い事だと思う。だって、全盛期を知れば知るほど「やっぱ昔がよかったね」と、殆どの人達がそういう評価になることが多いわけだから。


作った側の気持ちとしても、去年の8月からずっと密室で(笑)、「絶対いい!」と信じ込んでレコーディングしてきたものが、外気に触れ、絶賛されたことは感慨深いものがある。なんせメンバー同士は褒め合わないものだし、感想とかよくわからないからね(笑)。
帰りにデビュー時からライブによく来てくれてた友達にも「とにかく新曲が良かったし、染みた」と言われたこともかなり嬉しかった。
ほっとした。


初日からこれだけのライブができたって事は、残りのツアー凄い事になりそう。
更に、今年のジュンスカも凄い可能性を感じる!


ZEPP TOKYOに来てくれたみなさん、どうもありがとう!


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