先日、『紫式部ものがたり』を観てきました。
平安時代、子持ちのキャリアウーマンとして名を馳せた紫式部。
宮仕えしながら『源氏物語』を書き上げた彼女を描いた舞台です。

劇中、いくつかの幕で
『源氏物語』ってのはこんな話~とばかりに
光源氏と女性たちの絵物語が展開されたのですが、
やはりというか、当然というか、
源氏を演じたのは大地真央さん。(笑)

本編で道長を演じている役者さんを差し置いて、
しっとりと公達姿を決める大地真央さんの後ろに
「あぁ~、宝塚~♪」という曲が流れちゃっていたと
感じたのは私だけでしょうか。

とまぁ、そんな話は置いておいて、
今回、初めて神田沙也加さんの芸を観ました。(中宮=帝の奥さん役)

…………スゴい!!!

彼女、今はまだ何をやっても「松田聖子の娘」なんだろうけど、
はっきり言って、これからはお母さんの名声なんていらないです。
正直に言っちゃいますけど、舞台を見慣れない私が
最初から最後までちゃんとセリフを聞き取れたのは彼女だけ。
彼女の舌滑の良さ、声質の良さ、そして
顔の大きさ (←ごめん! でも、重要!)は只者じゃないです!!

ぜひ自信を持って、舞台女優としてまい進してもらいたいです。
あの資質を舞台でいかさないのは惜しい。
下手にTVドラマとか映画は狙わずに、舞台で。
彼女の舞台だったら、また観たいと思いましたよ。
(『紫式部ものがたり』をもう一度観たいか?
 と聞かれると微妙ですけど)

神田沙也加さん以外でスバラしいと思ったのは
酒井美紀さんです。
歌がうまいし、演技に安定感がありました。
だたの清純派女優かと思ってた。ごめんなさい。
彼女も、ほかの舞台で観てみたいと思わせてくれる女優さん。

全然関係ないけど、彼女と山本耕史さんが似てると思うのは
私だけでしょうか??
何故か、「この2人、姉弟?」と思い込んでいました。
そして、何故か酒井美紀さんがお姉さんだと。(笑)