自:「そうですね、自分なんか○○さんの足元にも及ばないでしょうね。ただ、今回は契約事務の募集ですし、営業の募集なんかされてましたか?要項に宅建を活かして両立したい方とあったんで応募したのですが」

面:「営業ができねーから管理に逃げてんだろ」

自:(何か怒り通り越して呆れてきたな、よくこんな中坊が取締役やってるな)

自:「そういう訳じゃ無いですよ、色々な都合があって転職だけですから」


俺は意図的に斜に構え軽蔑の眼差しで目の前の肉団子を凝視した

恐らく社内で歯向かう人間がいなく耐性が無いのだろう、明らかに激昂している様子だ


面:「何か質問は!?」

自:「無いですよ」と体制を変えずニヤついて返す


バンッ!!


肉団子が椅子から跳ね上がり、テーブルを強く叩き、前のめりで俺の顔に、顔を近づけてきた

面:「おい、いい加減にしろよ」

自:(一人で盛り上がり、いい加減しろよとはこれ、如何に…)

俺は凝視したままだ

面:「この安月給の派遣ヤローが、てめーが入りてーって言うから面接してやったんだろーがっ!俺が稼いだらこの時間で幾らになると思ってんだ!おめーとは格が違うんだよ!」

自:「それは、どうもお手数かけましてスミマセンでした」言葉は丁寧だが、態度は相手を喰っていた。このころには志望の意思など吹っ飛んでいた。


いよいよ次回、クライマックス!

次回に続く


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