人材紹介コンサルタント25年史 -1178ページ目

給与や休日に関する質問は悪印象というのは本当?

今日は、アメブロ転職アドバイザー事務局さんからの三つ宿題に、一気にお答えします。


ちょっと初歩的な質問すぎると思いますが。


まずは、一つ目。


「給与や休日に関する質問は悪印象というのは本当?」


私の意見は、「YES」です。


(理由)


1 こんな事は、事前にホームページの採用コーナーを見たり、我々エージェントから提示される

求人票を見ればわかる事です。

こんな質問をしたら、「事前に何も調べてないのか?ムカ もっと他に質問する事はないのか?はてな」 と

思われてしまいます。


2 事前に情報を入手しにくい、もっと重要な質問をすべきです。

突っ込んだ仕事内容や、組織人員構成、社風、評価のポイントに関してなどです。


例えば、営業職で応募された場合。


・具体的な仕事内容に関連し、1日、1週間、1ヶ月の仕事の流れとか、時間配分、

何が楽しく、何が大変か? などを質問する。


「例えば、1日、1週間の典型的な営業の動き・時間配分を教えてください。」とか。


「働かれている皆さんが、一番やりがいを感じられる事、また、一番大変だと感じられる事は、

どんな事でしょうか?」とか。


「私が配属されるとしたら、どんな部署でしょうか? その部署は、どのようなご年齢、バックグランド、

性格の人たちで構成されていますか? 私は、その方々と馴染めると思われますか?」とか。


「御社の社員の方々が、それぞれの個性はあっても、共通して仕事上、大事にされている事は

何でしょうか?」とか。


「御社の営業職の方で、高い評価をされる方は、どんな方でしょうか?

特に、業績が良いという点以外に、特筆すべき事があればお教えください。」とか。


「御社のトップセールスの方と、平均的な方との違いは何でしょうか?」とか。



以上です。


多少でも参考になれば幸いです。


合掌。



※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/


A little attitude make a big difference.

この話は、もっと後で書こうと思っていたのですが、今日たまたま、ご登録いただいてる


ある方に、このメッセージをお送りしたので、やっぱり良い言葉だと思い、書かせていただきます。



「A little attitude make a big difference.」


⇒「小さな態度(姿勢・配慮)が、大きな違いが生む。」


これは、人材紹介業3位のJACジャパンの創業オーナーであり、
取締役相談役の田崎忠良さん柳沢 伯夫が作られ、
額に入れられて、壁にかけられていた言葉です。

私は、2000年2月1日、JACジャパンに入社し、初めてこの言葉を見た時に
はっとしました。ええ!!

「顧客満足」という大げさなものではなく、社員一人ひとり男の子2女の人が自覚・自律して、
日常の中でサービス向上に努める事が仕事の大前提だと、あらためて気づかされる
言葉だったからです。


約4年間、私は田崎さん柳沢 伯夫にお仕えして、、ご自身がこれを実践されていらっしゃる事を
目の当たりにしました。004

例えば、毎年、ポルトガル南部のリゾートでヤシの木、世界中の経営幹部を集めた笑先生ひげ兄貴シウバ
ワールドワイドダイレクターズミーティングが行われます。

早朝から英語英語のミーティング(私はチンプンカンプンええ!!くるくる)、午後2時ごろから
親睦ゴルフコンペゴルフなどリクリエーションを行います。

まず、我々がポルトガルの空港飛行機に到着したら、ご夫妻で迎えに来ていただけるくまパンダ
また、田崎さんご夫妻と同じヴィラ家に宿泊した時は、1週間、毎朝早起きされて朝日
朝食トーストを作っていただきました。


ゴルフではゴルフ、何度も田崎さん柳沢 伯夫と同じ組で同じカート車に乗ってラウンドさせていただきました。

そこで気づいた事004

1 ご自分のスコアーは、どうでも良いと思われている。
 私たちを楽しませようとされている。
 従って、ご自分のプレイは大変早い走る

2 他の人がラフや林に打ち込んだボール卓球ボールを、真っ先に探しに行かれる目
 一番偉い人が、部下のボールを藪の中草に入って探し回るなど目、なかなかできないものです。
 逆に、ご自分のボール卓球ボールが無くなっても、あまり探さず、
 「もういいから、ロストボールにするよ。」にこにこ
 と、おっしゃって、ペナルティーをかぶり、他の人のプレイが滞らないようにされる走る

3 他の人のプレイを誉める。バンザイわーい
 私のような、へたくそプレイヤーを笑ったり、、けなしたり、絶対にされない。

ゴルフゴルフは人間性が現れるスポーツだと言われますが、一事が万事だと思います。


日本にいらっしゃる時も、

必ず帰宅される時も、「お疲れ様!! お先に!!」にこにこ


毎朝、笑顔で、「おはよう!!」にこにこ


と、明るく大きな声で挨拶されます。


お食事食事にお誘いいただく時は、

「何が食べたい?はてな


と、自分より相手の希望を優先されます。


それから、これはおもしろかった。

Iさんトミーと言う役員の方が入社され、歓迎会わーいに行った二次会のカラオケマイクでのことです。

Iさんトミーは、ちょっと旧いのですが、小林旭(こばやし あきら)の歌が得意なんです。


顔も声も似てるし。

でも、実は、田崎さんも柳沢 伯夫、小林旭(こばやし あきら)の「熱き心に」が十八番でした。



しかし、入社したばかりのIさんはトミー、それをご存じないので、「熱き心に」をリクエストしてしまった!!



私:「Iさん!!004 その歌は田崎さんの・・・・・・・・ase。」

田崎さん柳沢 伯夫:「武谷(たけや)君、いいよ。いいよ。にこにこ



それ以来、田崎さんは柳沢 伯夫、「熱き心に」を歌われなくなった封



Iさんがトミー、田崎さんの十八番を歌った事を知ったら、必要ない気を遣うだろうとの配慮からです。


私が創業オーナーだったら、絶対まねできない。

我儘放題やってやるぬけさく!!

部下を飛行場飛行機まで迎えに行ったりしないし、朝飯トーストも作らない。

草に入ってボールも探さないし、自分の十八番は歌わせないマイク!!



「A little attitude make a big difference.」


⇒「小さな態度(姿勢・配慮)が、大きな違いが生む。」

簡単そうで大変難しい。私にはできない。


JACジャパンでは、全社員が、このように電話を取ります。
「お電話ありがとうございます。JACジャパンでございます。」


気持ちいいです。


お客様がお越しになったら、「○○様ですね。お待ちしておりました。」


お帰りになる時は、必ずエレベーターエレベーターまで、全てのお客様をお見送りして、
ドアが閉まるまで、深々とおじぎします。


社内にゴミが落ちていたら、見つけた人が拾って捨てるゴミ捨て


このような一連の事は、基本的ですが、当時のリクルートエイブリックでは、
なかなか徹底できていませんでした。


今はどうでしょうか? 村井さん、頑張ってくださいチカラコブ




「A little attitude make a big difference.」

⇒「小さな態度(姿勢・配慮)が、大きな違いが生む。」

これは、創業オーナーである田崎さん柳沢 伯夫ご自身の日常の行動が原点だったのです。
社員一人ひとりが、他人に言われずとも、自覚して自律的に配慮ある行動ができる。
そうでなければ、業績が上がるわけがないし、競合他社に勝てるわけもない、
という考え方です。
現在のJACジャパンの社員の方々は波平シウバ男の子2女の人笑先生、会社が大きくなって、
田崎さん柳沢 伯夫のお人柄にふれる機会も少ないでしょうが、今後も創業者の精神を
受け継いでいただきたいと思います。

陰ながら応援させていただきますバンザイわーい

田崎さん柳沢 伯夫、ありがとうございました土下座



合掌。

13年間、お取引きいただいている大切なお客様。

先週の金曜日のブログで、私が左遷されてける、エグゼクティブ・サーチのプレイヤーをやっていた時の話を


書きました。


1995年ぐらいだったと思います。


ですから、13年前ですね。


今日、丁度、その時からお取引いただいている、大切なお客様のところに、面接同席で行って来ました歩く



若手採用は、リクナビネクストなど求人媒体を使われているのですが、管理職及びその候補の求人が


ある時は、お声掛けいただいています。


13年間も、ありがたいです。土下座



リクルートエージェント⇒JACジャパン⇒マンパワー・ジャパン⇒独立開業わーい と、私の所属が変わっても、


途切れることなく、お取引いただいている。土下座


これが一番嬉しいですね。にこにこ


この仕事を長くやっている人は、皆さん、そんな大切なお客様を持っているはず。



この間、先方の社長様は変わりませんが、人事部長様は三人目です。



日本の会社で、引継ぎもきちんとされていらっしゃるので、過去、私が、いつ、どの人をご紹介したのか?


また、ご入社された方々が僕ちゃんマコ兄貴、どんなご活躍をされたのか? 全部記録されています本


それが、私のエージェントとしての評価ですまるばつさんかく



成功もありまる、残念ですが、失敗ばつもありました。


10人ご採用いただき、明らかな失敗ばつは、2人はあったと思います。


失敗の原因は、やっぱり、タイプマッチングを間違えたからだと思います。



ちょっとでも心の中に、


「あの人、大丈夫かな? 雰囲気、ちょっと違和感あるな。はてな


という心配があると、だいたい長続きしませんね。



でも、13年間お取引して、未だに、初めて気づく事え゛!、新たに知る事があります。


「企業は生き物だ!!」


と思います。



13年前の社長サラリーマンと、今の社長お爺さん、同一人物ですが、お考えになっている事が相当に変化している。


もちろん、時代と共に変化しているので生き残っているのです。



しかし、大事なのは、


「時代が変わっても変化しないもの。時代の変化に左右されない企業風土を創る事。」


この事の方がもっと大切な気もします。


そのような企業風土が、「信頼」とか「信用」とかを生むのではないかと。



最近、逆に、ただ社員がその場所に出勤して走る、仕事が終わったら帰宅する逢いたい!だけの、無機質な


企業風土が無い会社、顔が無い会社-∀-が増えているような気がします*


「それが、うちの風土だ!!」


と言われると、一瞬なるほどー、とか思いますが、よく考えると、


「その時に必要なスキルだけ集めているなー。」


とも感じます。



傲慢かもしれませんが、このように感じた会社とは、本気でお付き合いしません。土下座


フェードアウトしますバイバイ



経営者が、P/LやB/Sに表れないアナログな企業風土にこだわっている会社。


青臭いですが、こんな会社が好きです。


また、本当に成功する会社には、このようなアナログな企業風土があるんだと、


色々な会社とお付き合いした中で、痛感しています。



合掌。



※弊社HP↓。

http://www.agent-shokai.jp/