給与や休日に関する質問は悪印象というのは本当?
今日は、アメブロ転職アドバイザー事務局さんからの三つ宿題に、一気にお答えします。
ちょっと初歩的な質問すぎると思いますが。
まずは、一つ目。
「給与や休日に関する質問は悪印象というのは本当?」
私の意見は、「YES」です。
(理由)
1 こんな事は、事前にホームページの採用コーナーを見たり、我々エージェントから提示される
求人票を見ればわかる事です。
こんな質問をしたら、「事前に何も調べてないのか? もっと他に質問する事はないのか?」 と
思われてしまいます。
2 事前に情報を入手しにくい、もっと重要な質問をすべきです。
突っ込んだ仕事内容や、組織人員構成、社風、評価のポイントに関してなどです。
例えば、営業職で応募された場合。
・具体的な仕事内容に関連し、1日、1週間、1ヶ月の仕事の流れとか、時間配分、
何が楽しく、何が大変か? などを質問する。
「例えば、1日、1週間の典型的な営業の動き・時間配分を教えてください。」とか。
「働かれている皆さんが、一番やりがいを感じられる事、また、一番大変だと感じられる事は、
どんな事でしょうか?」とか。
「私が配属されるとしたら、どんな部署でしょうか? その部署は、どのようなご年齢、バックグランド、
性格の人たちで構成されていますか? 私は、その方々と馴染めると思われますか?」とか。
「御社の社員の方々が、それぞれの個性はあっても、共通して仕事上、大事にされている事は
何でしょうか?」とか。
「御社の営業職の方で、高い評価をされる方は、どんな方でしょうか?
特に、業績が良いという点以外に、特筆すべき事があればお教えください。」とか。
「御社のトップセールスの方と、平均的な方との違いは何でしょうか?」とか。
以上です。
多少でも参考になれば幸いです。
合掌。
※弊社HP↓。
A little attitude make a big difference.
この話は、もっと後で書こうと思っていたのですが、今日たまたま、ご登録いただいてる
ある方に、このメッセージをお送りしたので、やっぱり良い言葉だと思い、書かせていただきます。
「A little attitude make a big difference.」
毎朝、笑顔で、「おはよう!!」
と、明るく大きな声で挨拶されます。
お食事にお誘いいただく時は、
「何が食べたい?」
と、自分より相手の希望を優先されます。
それから、これはおもしろかった。
Iさんと言う役員の方が入社され、歓迎会に行った二次会のカラオケでのことです。
Iさんは、ちょっと旧いのですが、小林旭(こばやし あきら)の歌が得意なんです。
顔も声も似てるし。
でも、実は、田崎さんも、小林旭(こばやし あきら)の「熱き心に」が十八番でした。
しかし、入社したばかりのIさんは、それをご存じないので、「熱き心に」をリクエストしてしまった!!
私:「Iさん!! その歌は田崎さんの・・・・・・・・。」
田崎さん:「武谷(たけや)君、いいよ。いいよ。」
それ以来、田崎さんは、「熱き心に」を歌われなくなった。
Iさんが、田崎さんの十八番を歌った事を知ったら、必要ない気を遣うだろうとの配慮からです。
私が創業オーナーだったら、絶対まねできない。
我儘放題やってやる!!
部下を飛行場まで迎えに行ったりしないし、朝飯も作らない。
藪に入ってボールも探さないし、自分の十八番は歌わせない!!
「A little attitude make a big difference.」
⇒「小さな態度(姿勢・配慮)が、大きな違いが生む。」
簡単そうで大変難しい。私にはできない。
JACジャパンでは、全社員が、このように電話を取ります。
「お電話ありがとうございます。JACジャパンでございます。」
気持ちいいです。
お客様がお越しになったら、「○○様ですね。お待ちしておりました。」
お帰りになる時は、必ずエレベーターまで、全てのお客様をお見送りして、
ドアが閉まるまで、深々とおじぎします。
社内にゴミが落ちていたら、見つけた人が拾って捨てる。
このような一連の事は、基本的ですが、当時のリクルートエイブリックでは、
なかなか徹底できていませんでした。
今はどうでしょうか? 村井さん、頑張ってください。
「A little attitude make a big difference.」
陰ながら応援させていただきます。
田崎さん、ありがとうございました。
13年間、お取引きいただいている大切なお客様。
先週の金曜日のブログで、私が左遷されて、エグゼクティブ・サーチのプレイヤーをやっていた時の話を
書きました。
1995年ぐらいだったと思います。
ですから、13年前ですね。
今日、丁度、その時からお取引いただいている、大切なお客様のところに、面接同席で行って来ました。
若手採用は、リクナビネクストなど求人媒体を使われているのですが、管理職及びその候補の求人が
ある時は、お声掛けいただいています。
13年間も、ありがたいです。
リクルートエージェント⇒JACジャパン⇒マンパワー・ジャパン⇒独立開業 と、私の所属が変わっても、
途切れることなく、お取引いただいている。
これが一番嬉しいですね。
この仕事を長くやっている人は、皆さん、そんな大切なお客様を持っているはず。
この間、先方の社長様は変わりませんが、人事部長様は三人目です。
日本の会社で、引継ぎもきちんとされていらっしゃるので、過去、私が、いつ、どの人をご紹介したのか?
また、ご入社された方々が、どんなご活躍をされたのか? 全部記録されています。
それが、私のエージェントとしての評価です。
成功もあり、残念ですが、失敗もありました。
10人ご採用いただき、明らかな失敗は、2人はあったと思います。
失敗の原因は、やっぱり、タイプマッチングを間違えたからだと思います。
ちょっとでも心の中に、
「あの人、大丈夫かな? 雰囲気、ちょっと違和感あるな。」
という心配があると、だいたい長続きしませんね。
でも、13年間お取引して、未だに、初めて気づく事、新たに知る事があります。
「企業は生き物だ!!」
と思います。
13年前の社長と、今の社長、同一人物ですが、お考えになっている事が相当に変化している。
もちろん、時代と共に変化しているので生き残っているのです。
しかし、大事なのは、
「時代が変わっても変化しないもの。時代の変化に左右されない企業風土を創る事。」
この事の方がもっと大切な気もします。
そのような企業風土が、「信頼」とか「信用」とかを生むのではないかと。
最近、逆に、ただ社員がその場所に出勤して、仕事が終わったら帰宅するだけの、無機質な
企業風土が無い会社、顔が無い会社が増えているような気がします。
「それが、うちの風土だ!!」
と言われると、一瞬なるほどー、とか思いますが、よく考えると、
「その時に必要なスキルだけ集めているなー。」
とも感じます。
傲慢かもしれませんが、このように感じた会社とは、本気でお付き合いしません。
フェードアウトします。
経営者が、P/LやB/Sに表れないアナログな企業風土にこだわっている会社。
青臭いですが、こんな会社が好きです。
また、本当に成功する会社には、このようなアナログな企業風土があるんだと、
色々な会社とお付き合いした中で、痛感しています。
合掌。
※弊社HP↓。