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2017-02-24 10:00:00

「登録者レベル劣化の原因は人材紹介業の劣化です」

テーマ:キャリアコンサルタントの基本姿勢

「登録者レベル劣化の原因は人材紹介業の劣化です」

 

その業界の社会的価値を決めるのは

 

その業界を利用するユーザーなのです。

 

最近、下記のような登録者にお会いする機会が増えていませんか?

 

・連絡をしてもレスが遅い。レスが無い。

・突然、音信不通になる。

・面談や面接のリスケが多い。

・約束をすっぽかす。

・都合の良い事だけ連絡してくる。

・しかし、都合の悪い事は連絡してこない。

・自分の情報や本音を開示しない。

・こちらの情報開示だけを求める。

・「個人情報が漏れるのではないか?」 と過度に心配する。

・履歴詐称など嘘をつく。

・現職の悪口を並べ立てる。

・しかし、自分は会社に貢献していない。

・無理な希望条件を並べ立てる。

・履歴書や職務経歴書を作れない。

・まともな日本語が使えない。

・約束した納期を守らない。

・簡単に内定を辞退する。

・その理由も言わない。

・直接会うとか電話を嫌い、全てメールで済ます。

 

しかし、上記のような事は

 

全て我々、人材紹介業に携わる人間の責任です。

 

昭和62年

 

私が当時の最年少キャリアアドバイザーになった26歳の時には

 

上記のような登録者は皆無だった言ってもいいです。

 

丁度、30年前ですね。

 

当時は、24歳から70歳まで

 

1年で約600人の方々にお会いしていましたが

 

私が本気で叱ったのは

 

何度も遅刻を繰り返したお一人だけでした。

 

・嘘つかない。

・逃げない。

・ごまかさいない。

・約束は必ず守る。

 

そのような方々ばかりでした。

 

土日・祝日も含めて、10~19時受付までフルオープン。

 

予約制でもなかったので

 

いつ、何歳で、どんな職種の方が、何人

 

お越しになるかわかりませんでした。

 

その結果、一日に25人の方々と面談した経験があります。

 

まさに、民間のハローワークですね。

 

その場で、キャリアシートを書いていただくのに1時間前後。

 

更に、SPIの簡易版を受験いただくのに1時間半。

 

お越しいただいて

 

いきなり登録手続きをしていただくだけで2時間半でした。

 

当時の登録者の方々には

 

大変お手数をおかけしてしまい

 

今でも申し訳なく思っております。

 

その2時間半の手続きが終わって

 

やっと我々キャリアアドバイザーとの面談です。

 

「聴く。とにかく聴くんだ。お越しいただいた方々の話が聴きたい。」

 

他のキャリアアドバイザーは50~60代の人生の大先輩でしたので

 

26歳だった私にできる事は

 

「とにかく、お越しいただいた方々の話を集中して聴く。

 自分がその人になり切るぐらい聴く。

 深く聴く事によって、何とかご信頼いただく。」

 

それしかありませんでした。

 

「この人は決まりそうだから聴く」 とか

 

「決まりそうもないから聴かない」 とか

 

そんな商業的な事は全く考えていませんでした。

 

そんな事よりも

 

当時はまだもの珍しく敷居が高かった人材紹介会社に

 

「意を決して思い切って相談に来て良かった。」

 

と思っていただき

 

できるだけ元気になって帰っていただく事だけを考えていました。

 

「『一期一会』 って、本当にあるんだな。」

 

と思っていただける事が

 

自分のやりがいであり、使命だと思っていました。

 

その後、私より若いキャリアアドバイザーも誕生して

 

同じ志を持って一緒に働きました。

 

今でも忘れられない素晴らしい仲間たちです。

 

RA(法人営業)としても高い業績を上げ

 

豊かな人間性と高い志を持った

 

素晴らしい仲間たちでした。

 

最初の3か月・半年ぐらいは良かったです。

 

しかし、その後は

 

あまりの忙しさと業績目標を達成できない焦りなどによって

 

みんな疲れてしまい

 

最初の時のような 

 

「相手の話を全身全霊で聴く。」

 

という姿勢が薄れてしまいました。

 

最後には

 

「今、会った人は当たり!!」 とか

 

「あー、またハズレだった!!」 とか

 

始めた時から考えると

 

信じられないような言葉が飛び交うようになってしまいました。

 

これは全て、プレイングマネージャーだった私の責任だと

 

今でも当時を思い出して痛感します。

 

このように、人材紹介会社に所属する人間

 

サービスをご提供する側の人間が腐ってしまうと

 

ユーザーである登録者の方々にも如実に伝わるものです。

 

大きなクレームは無かったですが

 

「折角来たのに形式的な対応で期待外れだった」 というような

 

サイレントクレームはたくさんあったと想像します。

 

当時の人材紹介業の市場規模は

 

届け出ベースですが

 

ぜいぜい100億円程度でした。

 

それが、今や3000億円市場ですか?

 

市場規模拡大に伴う事業者数の増加

 

人材紹介業の認知度の高まり

 

それによってユーザーの選択肢が増えて

 

人材紹介会社同士の競争が激化する。

 

それによってサービスレベルが向上する。

 

そうなれば良い事ですが

 

「効率や生産性 = 利益率」 

 

を追求する会社が増えたあまりに

 

「サービスレベルの向上」 

 

には、必ずしもつながっていない気がします。

 

それどころか

 

「私が決まれば150万円? 200万円?

 なんて美味しい楽な商売だろう?」

 

というように、ビジネス構造が露呈されてしまい

 

ユーザーである登録者の方々からは

 

「所詮、私は商材に過ぎないんだな。」

 

というように警戒され

 

心理的な距離を置かれるようになってしまったのではないでしょうか?

 

子供のレベル低下は親の責任。

 

ユーザーのレベル低下は、人材紹介会社の責任です。

 

私たち一人一人の責任です。

 

「人材紹介業はビジネスである。

 しかし、ビジネスに偏重すると

 自らの価値を失い

 いずれ社会にとって不必要になる。」

 

この原点を忘れずに

 

愚直に実直に誠意ある仕事をしたいと思います。

 

 

 

「弱きもの人間

 欲ふかきもの

 にんげん

 偽り多きもの

 にんげん

 そして人間の

 わたし」                               みつを

 

 

 

合掌。

 

 

 

 

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2017-02-23 10:00:00

「簡単に稼げる会社と簡単には稼げない会社。どっちを選びますか?」

テーマ:有難いキャンディデートに感謝

「簡単に稼げる会社と簡単には稼げない会社。どっちを選びますか?」

 

以前、複数社に内定され

 

最後に

 

「X社とY社のどちらにしようか?」

 

と悩まれた、現役バリバリの人材紹介コンサルタントAさんがいらっしゃいました。

 

大まかな表現で申し訳ございませんが

 

X社は、豊富な人材データベースを保有しており

 

Aさんほどの実力者であれば

 

「簡単に業績を上げられる会社 = 稼ぎやすい会社」 です。

 

それに対してY社は、貧困とは言わないまでも

 

X社と比較すると明らかに人材データベースが薄い会社です。

 

「業績を上げるのが難しい会社 = 簡単には稼げない会社」 です。

 

企業規模もX社の方が大きく知名度も高いのです。

 

普通の人なら

 

いや、10人中9人は

 

楽して稼げるX社を選ばれるでしょう。

 

しかし、只者ではないAさんは

 

ここで立ち止まって考えました。

 

:「Aさん、今回の転職の目的は何でしたかね?」

 

Aさん:「将来、エグゼクティブ層の人材紹介で

     独立できるぐらいの実力を身に着けたいんです。」

 

私:「そうでしたよね。

   そんな実力を身に着けるためにはどうすればいいですかね?」

 

Aさん:「より厳しい環境に身を置いて

     『素手でも稼げるコンサルタント』 にならないといけませんね。」

 

私:「その観点から考えますと

   X社とY社、どちらがAさんの志向に合ってますかね?」

 

Aさん:「それは、Y社だと思います。」

 

私:「そうですね。

   しかし、X社も社風が良くて働きやすい会社ですから

   簡単には決められませんよね?

   ご家庭の事情もありますし

   奥様ともじっくり相談してみてください。」

 

Aさん:「ありがとうございます。

     最後は、家内も私の意思を尊重してくれると思いますが

     週末、再度ちゃんと相談して返事をさせていただきます。」

 

私:「はい。

   私も奥様のご理解とご協力が不可欠だと思いますので

   是非、ご相談していただいた上で決めてください。」

 

このような会話をさせていただき

 

私は、Aさんと奥様との相談結果をお待ちしました。

 

「奥様としては、家計やお子様の事を考えると

 稼ぎやすいX社を選んでほしいのではないかな?」

 

と考えておりましたが

 

奥様のご意見は想像を超えるものでした。

 

Aさん:「武谷(たけや)さん、家内とも相談して結論が出ましたので

     ご報告します。」

 

私:「はい、どうなりましたか?」

 

Aさん:「Y社に決めました!!」

 

私:「おー、ぶれませんでしたね。

   本当にいいんですか?」

 

Aさん:「はい、自分でもY社だと決めていましたが

     家内に相談したら

     『貴方は、いつまでグダグダ悩んでいるの?

      自分が良いと思う会社にスパッと決めなさい!!』

      と言われ、一瞬で終わりました。」

 

私:「おー、凄い奥様ですね!!

   さすがAさんの奥様ですね。」

 

Aさん:「はい、私も家内の一言でふっ切れました!!」

 

私:「ところで、奥様は人材紹介コンサルタントの仕事にご関心はないでしょうか?

   大変適性が高いと思うのですが。」

 

Aさん:「えー!!

     しかし、家内は自分の仕事がありますから。」

 

というような展開になりまして

 

Aさんは、「簡単には稼げないY社」 を選ばれました。

 

あえて茨の道を選ばれたAさんだからこそ

 

真のトップコンサルタントになる日も近いと考えております。

 

それにしても、腹が座った立派な奥様ですね。

 

 

 

「どろをかぶらずに

 ほんものの

 仕事はできぬ」                           みつを

 

 

 

合掌。

 

 

 

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2017-02-22 10:00:00

「良い上司とは?」

テーマ:やる気を引き出すマネジメント

「良い上司とは?」


先日、入社3年目の若い人材紹介コンサルタントAさんとお会いしました。


Aさん:「先月から上司が変わりまして
     その上司がとても良い人で
     営業のやり方や仕事の組み立て方など
     色々と相談に乗ってくれて大変ありがたいです。
     最近、業績が悪くて悩んでいたんですけど
     気持ちも新たに頑張ろう!!
     と思っています。」


:「へー、それは良かった。
   その上司の方はどんな人なのですか?」


Aさん:「若い時は、私と同じように
     と申し上げると失礼なのですが
     業績が大変悪かったそうで
     苦労したと話していました。
     でも、今はすごいプレーヤーなんですよ。」


:「それはAさんにとって、とても励みになるお話ですね。」


Aさん:「はい、そうなんです。
     前の上司も優秀なコンサルタントで
     学ばせてもらう事がたくさんありました。
     高学歴で頭の回転が速くて
     新人の頃からダントツの業績だったそうです。
     ただ、正直に言いますと
     自分とその上司では元々持っている能力や
     頭の良さが違うよなーと
     ダメな自分の言い訳にしていた気がします。
     でも、今の上司は業績が悪い自分の気持ちを
     身をもってわかってくれていますし
     その苦境からどのように脱出したのかを教えてくれます。
     だから私にとっては本当に理想の上司です。」


:「なるほど。
   ずっと高業績だった人には
   業績が悪い人のつまづきの原因や気持ちが
   わかりにくい部分があるかもしれませんね。」


Aさん:「そうかもしれません。
     前の上司も大変優しい方でしたので
     本当に親身になって指導してくれたのですが
     私の能力が低すぎたのかもしれません(笑)。」


:「色々な上司の下で働く事は
   Aさんのために良い事だと思いますよ。

   焦らずに頑張れば
   必ず今の上司の方のように
   Aさんも素晴らしいコンサルタントになれると思います。
   一番の理解者がそばにいて心強いですね。
   頑張ってください。」


「名選手必ずしも名監督ならず」 という言葉がありますが


Aさんの事例もその一例かもしれません。


スポーツ選手でも指導者が変わる事によって


パフォーマンスが劇的に向上する事がよくありますね。


人材紹介コンサルタントに限らず


上司やトレーナーが変わる事によって


人が変わったように良くなる人も少なくないと思います。

 

私自身も上司に恵まれたおかげで

 

どん底から這い上がる事ができました。


これはマネジメントの中でも


「スキルアップ指導」 の部分と 

 

「モチベーションを上げるための関わり」 の部分です。


トレーニングと心のケアですね。


人材育成は根気が必要な仕事ですから


これができる人は


苦労人で忍耐力のある人が多いと思います。


Aさんにとっては3年目という大切な時期に


素晴らしい上司とご縁があった事は大変幸運だと思います。


業績が上がらず悩んだ経験は


皆さん、少なからず覚えがあるでしょう。


それによって残念ながら


この仕事をフェードアウトしてしまう人もいます。


そんな人を弱いと全部切り捨ててしまうのは簡単です。


でも、寄り添って指導してくれる人がいたら


まだ眠っている能力を発揮できる


人材コンサルタントもいると思います。


目の前の事も大切ですが


少し先を見て人を育てられる組織や上司でありたいですね。

 

 

「どんな雑草でも
 時期がくれば
 だまって
 自分の花を咲かせ
 自分の実をつける」  
                      みつを

 


合掌。

 

 

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