昨夜、六本木ヒルズの皆既月食観測会に参加したのですが、

そのチケットで森美術館の  『リー・ミンウェイとその関係展』  も鑑賞できるとのこと

それならと鑑賞することに



一番最初の展示

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何の情報も持たずふらりと寄ったのですが、

一言でいうなら、すご~~~~く良かった

コンセプトは、

参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる

様々な方向から関係性を考えさせられて、
自分自身が関係を持ってきた「つながり」、未来の「つながり」を強く意識させられました

リー・ミンウェイのアートで優しく温かく包みながら導かれていくのが何とも心地よいのです

美術館でお泊りできるアートやリー・ミンウェイとお食事できるアートなど
想像を超えた仕掛けがいっぱい


皆既月食の夜だったので、人も少なく時間をかけて鑑賞できたのはとてもラッキーでした


最後の展示は、色とりどりのガーベラが飾ってあって、
参加する人(お花を1本貰う)は来た道とは違う道を通って次の目的の場所へ行き、
そのお花を知らない人にプレゼントするというもの
ガーベラ


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私も1輪いただきました
でも、知らない人にお花をプレゼントするって勇気がいるものですね

バス停で隣になった人にあげようと決めてバス停で待っていたら、
なんと妊婦さんのご夫婦が


「森美術館のこれこれしかじかのアートで、
このお花をプレゼントしたいのですが、
よろしければお腹の赤ちゃんにどうぞ
」とお願いしたら、
よろこんで受け取ってくださいました

もしかしたら、その赤ちゃんに最初にお花をプレゼントした人になれたかな
とっても嬉しくて、改めて素晴らしいアートだと思いました

おススメの展覧会です

時間をたっぷりとって、
繕いたい物(ほつれのある物)があれば持参されることをおススメします

私も繕いたい物を持ってもう一度行きます