朝から、どういう食事を摂れば放射能の被害を軽減できるのかをあれこれと調べております。


食品の陰陽(身体を温める・冷やす)について、どの陰陽表も大まかなところでは一致しているのですが、細かいところで微妙に見解が違っていたりします。


私が調べたところでは、以下がポイントだと思います。


① 陽性でアルカリ性の食品を摂る。

② 極陰・強陰性の食品を避ける。

③ 食品添加物を避ける。




①について

陽性のアルカリ性食品の代表的なものは根菜類と自然塩です。

根菜類には、血液をきれいにする力があり、スタミナもつきます。自然塩には血液浄化作用と造血作用があります。味噌、醤油、梅干し、タクアンなども含まれます。梅干を黒焼きにするとさらに陽性度が高まります。

誤解が多いのですが、生の生姜は陰性です。漢方では乾姜(かんきょう)というからからに乾燥させた生姜は身体を温める時、生姜(しょうきょう)=生の生姜は熱を取る時に使うそうです。

神谷町にある枇杷灸の先生は、食事前に自然塩をふた舐めする(水は飲まない)ようにと言われています。そうすることで消化力を高めることができるとのことです。

陽性のアルカリ性食品を摂ることで、さらさらで濃い血液を作る効果が期待できるのですね。



②について

陰性の程度が違っていたりするのですが、まず避けたいのは白砂糖です。私は、料理にはほとんど粉末黒砂糖を使います。どうしても必要な時だけてん菜糖やキビ砂糖を使います。砂糖は全て陰性食品なのですが、黒砂糖はアルカリ性食品なのです。ハチミツには体内でアルカリ性に変わる性質があります。

他は、トマト、茄子、生椎茸、熱帯産フルーツ、香辛料、清涼飲料水、アルコール等です。


しかし、調理法で陽性に近づけたり、陽性の食品を一緒に摂ることで中和できると思います。野菜についてはかなりの冷え症の方以外は極端に多く食べなければ大丈夫ではないでしょうか。

それと、お水も陰性食品です。飲み過ぎにはご注意ください。私は、朝起きた時と寝る前に白湯を飲んでいます。飲み物のおすすめはタンポポコーヒーやお番茶です。



③について

化学調味料・食品添加物は陰性です。

天使のキッチンではレッスンの時にお話ししているのですが、調味料は多少お値段が張っても添加物のない良い品をおすすめしています。それだけで、お味が格段にアップしますよ。

お醤油は本醸造の熟成期間の長いものを、減塩醤油は長崎のチョーコーのものがおすすめです。

お酢は、純米酢などラベルの原材料に余分なものがないもの。お酢は陰性ですので、冷え症の方が酢を飲むのはあまりおすすめできません。

お味噌は無添加、みりんは本みりん、お酒は料理酒ではなくお安めの辛口の純米酒をお使いください。

食品添加物については、必ずラベルを見て他の商品と比較することをおすすめします。

スーパーや普通の小売店で売られているハム・ソーセージは添加物がとても多く、お漬物も無添加のものを探すのは大変な程。自然食品店のものは安全ですがお高いです。でも、自然食品店でもお手頃なお値段で買える品がたくさんあります。まずは、ラベルを確認してどのような添加物が使われているのかを意識することが大切だと思います。



以上を見てみますと、極陰性の放射能を中和する効果と同時に身体を温め免疫力を高める食事でもあることがわかります。現代の食生活は、陰性で酸性に偏りがちです。これを機会に、ぜひ食生活を見直してみてはいかがでしょうか?冷え症の方は、ぜひ今日からでも実践なさってみてください。


昔の人を見習って食材を無駄なく使い切り、保存食などの手作りに挑戦してみるのもいいですね。


食品の陰陽表の一例はこちらをどうぞ。