ブログネタ:夏のデートで涼しさを求めるならどこに行きたい?
参加中
度重なる京都放浪の折には一方ならぬお世話をいただいておりますシルミルさんの東下。
せめてものご恩返しとばかり、東京観光の案内人を買って出た天保銭なのですが、シルミルさんの希望は“特撮博物館”。
・・・調布か千歳船橋辺りにそういうマニアックな博物館でもあるのかと調べたところ、木場の東京都現代美術館で行われている企画展の名称だそうでして。
“新世紀エヴァンゲリオン”の監督だった庵野秀明氏が館長を勤めているという企画展。エヴァンゲリオンは全く知らない天保銭ですが、そこは仮面ライダー、ウルトラマン、ゴレンジャー、電人ザボーガー、ロボット刑事K、怪傑ズバットなんぞを観て育ったアラフォー特撮世代。
自らのノスタルジーも満足させるべく同行させていただくことに。
この日も東京は酷暑!
道を歩いているだけでも汗が吹き出てくる始末。
こういう季節には確かに博物館や美術館といったインドア系がデートスポットとしては人気があるようで。
会場内には、特撮好きの家族連れ&カップルがひしめき合っておりました。
まあ、中には食い入るような眼で展示を眺め、薀蓄を披露している黒い一団もいらっしゃったようですが。
この企画展、ウリが2つございまして。一つはアニメ“風の谷のナウシカ”に出てきた巨神兵を特撮で再現した“巨神兵東京に現る”の上映会。
館長の庵野秀明氏はかって“風の谷のナウシカ”製作の折、作画スタッフとして巨神兵のシーンを担当しておられたとのことで、思い入れも一入なのでしょう。
圧巻というほかない作品でございました。
もう一つはこちらのミニチュア。このエリアは撮影可なので、自らがゴジラやガメラになった気分で東京を闊歩し、その姿を写真に収めることも可能です。
個人的には幼少期に馴染んだゴジラやガメラ、ウルトラマン、仮面ライダーなんぞの展示に心が弾んでしまったのですが、同行したシルミルさんにとっては馴染みの薄いものも多かったようで。
ジャイアントロボや電人ザボーガー、レッドバロン、怪獣ブースカ辺りは説明しても今ひとつ腑に落ちない様子。
ジェネレーションギャップとノスタルジーの板ばさみになってしまった天保銭でございました。
この企画展、昭和40~45年に生を受けた男子には必見かと思われます。