全仏が終わりました! | 毎日がテニス

全仏が終わりました!

こんばんはー。

全仏が終わりましたね!


男子はフェデラーの優勝!!
本当に素晴らしいです!


それにしても、決勝のフェデラーは強かった・・・。
あんなに強いんですね。

驚いたと同時に、
見ている私にとってもうれしい優勝でした。
(私の会員さんでも多くの方が応援されていたようです。)



さて、今回の全仏では実にたくさんのことを学びました。


まずはフェデラー。

今回は、苦手なナダル、マレー、ジョコビッチに当たらなかったとはいえ、
しっかりと優勝しました。

決勝の内容を見る限り、
「またNO.1復帰か?」
という気持ちがでてきてしまうくらい、最近の「限界説」を覆す内容でした。


私も、フェデラーは限界ではないか?
なんて思っていましたので、今回の優勝は驚いております。



今回、フェデラーは、戦術的に「フォアのドロップショット」
そして、好調の「サービス」。
更には積極的に使った「スライス」などを駆使して、
彼にしかできないプレーで勝ちあがってきました。

少し前までは、なんだか
「意地になっているのではないか?」
なんて思ってしまうほど、無理やり打っていたのがうそのようです。


ただ、フォアのドロップショットは昨年くらいから、
練習に取り組んでいたそうです。


また、今回は1日4時間のラリー練習で、鍛えてきたとも聞いています。


そのように考えると、やはり彼の中にはしっかりとした考えがあって、
過ごしてきたのでしょう。

彼のようなプレーヤーを自分の器だけで測ってはいけませんね(苦笑)。

また時代の中心に戻れるのでしょうか?
注目であり、私も勉強です。



次に女子決勝。

サフィーナは残念でしたね。

これでグランドスラム決勝、3連敗。

明らかに緊張からくる、レベルダウンです。

ただ、彼女の場合はサーブのテクニックにも問題がありますので、
どうしてもその部分が緊張するとクローズアップされてしまうのでしょう。

そういった意味では仕方ないかもしれませんね。
(ただ、エナンのようにダブルフォルト病を抱えながら
勝ち続けた、「鉄の精神力」を持っている選手もいますが・・・。)


今回、3連続で負けたことで、大きなトラウマになるでしょう。

このトラウマを乗り越えるためには、また練習して強くなって、
もう一回チャンスをつかむしかありません。


かつて、アンドレ・アガシも緊張症だったと聞きます。

そんなアガシでも最終的には「生涯グランドスラマー」です。

サフィーナの巻き返しに期待しましょう。



そして、ナダルの敗戦。

この敗戦も、
「勝負の世界に絶対ということはない。」
ということを教えてくれました。

まさか、全仏でナダルが負けるとは!?
そんな驚きを与えてくれました。


プレー内容も良くなかったですが、
どうやら膝を痛めていた影響もあるようです。

ウィンブルドンの出場も危ぶまれているよう。
心配ですね。


それにしても、ナダルという選手はこれまでも
常識を覆す上達を見せてくれましたが、今後はどうでしょうか?

また進化してくるのでしょうか?

フェデラーに再度トップの座を奪われてしまうのでしょうか・

それとも、新しい別の選手がでてくるのでしょうか?


私としては、
まだ、ナダル・フェデラーに匹敵する選手(王者として君臨しそうな選手)
はでてきていないようですので、
二人のトップ争いが続くような気もしますが・・・。

混沌としている時代になっているので、どうなるか予想がつきませんね。

また、フェデラーの優勝でわかったとおり、彼らのレベルを
軽々しく予測することは難しいですね(苦笑)。




次に女子。

優勝は、クズネツォワでした。

そして、ベスト4は、ストサー。


この2人が「女子のテニス界の次世代モデル」だと思います。


クズネツォワは戦略脳があまり良くないことから、
グランドスラムがなかなかとれず、
(彼女のテクニックがあれば、
数年間女王として君臨していてもおかしくなかったと思います。)

ストサーは以前はダブルス専門だったことから、
なかなかシングルスでの結果は残せませんでしたが、
やっとでてきましたね。


この2人のようなプレーヤーが今後は増えてきて
確実に、女子の世界も変わってくると予測しております。
(あ、また偉そうに予測してしまいました(苦笑)。)


彼女達のテニスはいわゆる「男子テニス」です。

分かりやすいところでは、ストロークのテイクバックが小さいのです。

女子の選手は大きく振りかぶる選手が多いのですが、
現在の男子選手は、皆、小さなテイクバックです。
(今回の男子準優勝のソダーリングのような例外もあります。)

それは、股関節からエネルギーを伝えるのが長けているからなのですが、
いよいよ、女子もそのようなテニスに変わってくるのではないでしょうか?

(セリーナ、シャラポワ、イバノビッチなどは、そういった意味では、
男子テニスとは思っていません。
一見、パワーテニスに見えるのですが、本当の「男子パワーテニス」は、
クズネツォワ、ストサーだと思っています。)


おそらく、クズネツォワ、ストサーがトップにくる可能性は低いと思うのですが、
次世代の選手で、彼女達のような打ち方をした選手が増えてくると思っているのです。


どうでしょうか・・・。




以上、フェデラーの優勝に興奮して、
だらだらと今回の全仏で思ったことを書いてみました。


ブログをさぼっていた分、一気に書いた感じですね(苦笑)。




さあ、私も、フェデラーからもらったパワーで、
更にがんばります!!




フェデラー、本当におめでとうございました!!