【麻雀】牌譜検討 その29 | 麻雀好きの天鳳日記 by就活生@川村軍団

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インターネット麻雀「天鳳」に関すること、麻雀について、その他、気ままに書いていこうと思いますʕ •ɷ•ʔฅ

どうもʕ •ɷ•ʔฅ

 

 

久しぶりに牌譜もらったので、新年初の更新となります。今回はこちらの牌譜からです(http://tenhou.net/0/?log=2017011522gm-0029-0000-85a81eec&tw=0)

 

 

 

東1局、親番で配牌をもらったところです。ドラが東なので、無難に発切りか、7mか7sかの3択になるでしょう。発切りの良い面は、河を出来るだけ派手にせずにチートイツっぽさを少し紛らわす効果があること、一応面子手への移行の目を残せることです。

 

ただ、この手であれば面子手の移行を見切ってチートイツ一本に絞ったほうが良く見え(ドラが字で、抱え込むことが出来る&打点面も良し)、その場合には結局、河が派手になってしまうであろうことを考えると、待ちの良さを取って7mや7sを切りたいです。

 

面子手移行の目を残すことについては、チートイツが上手い選手で、勝俣プロがいらっしゃいますが、「チートイツと面子手の両天秤かけて良かったためしがない」と解説でも何度かおっしゃっていました。自分も同感です。天秤をかけることによって、面子手に必要な牌を残さねばならず、待ち候補としていい牌を保持することが出来ないのが痛手でしょう。チートイツ上手い選手は、この見切りが上手なので見習いたいですよね。

 

 

発を切った直後、この牌姿であれば、打7m以外ないと思いますが、注目したいのはそこではありません。ここでまず思ってほしいことは、7s8sが待ちとして良さそうだなということです。

 

下家、上家ともに9s手出し→隣接牌を持っていないことが多いということで、山読みする上で一番信用しやすく、使い勝手もいいのがこのパターンです。1〜2巡の牌であれば、結構信憑性が高く、この9s手出しの後に字の手出しなんかが入ると余計に信頼度は上がるでしょう。また、字より先に9sが出てくる=6sが持たれてることが多いです。実際にどうなってたのか、みてみましょう。

 

 

読み通りでした('ー'*)フフ・・

 

山読みで重要なのは、2軒以上に対してその情報が出てることで、1軒に対してだけだと心許ないです。(とはいえ、他の何も情報がない牌よりかは、評価プラスにして良さそうです)それだけ不確定情報は頼りづらいものという認識は持っておくべきでしょう。

 

 

東2局、北鳴いて聴牌した場面、打4s→打1s。危険度の差で、単純に外側の牌を切りましょう。この形に構えてしまうと5s引きの時に2sを切る選択肢がなくなってしまいます。また、手出し1sであれば、手出し4sよりも若干聴牌率が低く見てもらえる場合があります。

 

 

東3局、ヘッドレス形の牌姿です。最近、こういう牌姿の正解が分かりません。9sツモ切りが一番無難なので、そうしがちなんですが、7p切りも良さそうに思います。

 

一旦単騎待ち聴牌にとってから変化を待つというパターンのイメージが強いので、それだったら受け入れ狭めてでも、即リーチといきやすい形に構えるのもいいのでは?と思うのですがどうでしょう。6789sの形が変化すれば受け入れは増えますし、イッツーへの変化もなくはないです。

 

親が早そうというのもあって、単騎転がしを悠長にしてるよりもリーチといきたいですよね。ただ、受け入れ枚数が10枚ほど違うのはやはりロスがでかすぎるようにも思います。無難な一打は9s。けれども自分は7p切りたいなと思った場面でした。

 

 

1巡進んで、打5s→打8s。4sを引いた時にソウズが連続形となって形に差が出るので、打8s。5sと8s同じように感じますが、微妙な差があります。細かいですけど、丁寧に打ちたいところですね。

 

 

下家からリーチを受けながらも7p単騎で粘っていた場面。打点が5200あるのと、まだ残り筋が沢山あること、マンズで刺さるなら25mは本線だということで、リーチすること自体は問題ないかもしれません。結果論で言えば、下家に25mが刺さるので、2m単騎でリーチにしたのはファインプレイでした。

 

ただ、自分であれば、前巡の東を引いた時点でリーチといってそうです。字単騎待ちであればまだ勝ち目が高そうだからです。そうしてると下家に満貫放銃なんですけど…泣

 

 

南2局、打9s→打3p。6巡目で、2pが3枚飛び、イーシャンテンをリャンシャンテンに戻してまで組み直す形ではありません。2pが飛んでいない場合や巡目がもう少し早ければこの手順を取ることもありそうですが、ここでは素直にイーシャンテンにとりましょう。

 

 

巡目が進み、この形になりました。ドラ引きや5m引きの打点上昇も嬉しいので一番広い打3pを推奨します。ピンズの3面張はたしかに魅力的なんですが、2p3枚飛びがやはり評価ダウンにつながってます。ただ打3pと打4mには受け入れ数枚程度しか差がないため、打4mも悪手というわけではなさそうです。イーシャンテンで迷ったらとりあえず広く受けておけば問題ないので、広い形は頭に入れておきましょう。

 

 

南3局2本場、打6p→打2m。とりあえず聴牌にとってしまう人が多そうですが、実は取らないほうがいいパターンです。ラス目が遠く、とりあえずの聴牌でひょっこり出和了り、ツモが嬉しいというわけではないですし、単騎にとってからの変化も嬉しい受けが少ないです。であれば、最低満貫〜跳満、倍満まで見える手組みにしたほうが良いでしょう。

 

打2mとしておくと3647m47p引いたらメンタンピンで高め567の三色もあります。1m4sがフリテンでない、もしくは258sがまだ沢山いそう等、一旦単騎に受けたあとに嬉しい受けが残る場合にはとりあえず聴牌にとっても良さそうですが、今回は明確に取らずのほうが良いでしょう。

 

今回は以上で終わりです。東1のチートイツ、南3の2本場の三色は捉える手順あったかなぐらいで、あとは無難に打てていたのではないでしょうか。ファインプレイもありましたしね(* ̄∇ ̄)ワハハ

 

では、またいずれノシ