武士道エイティーン | チャウ子のそれでも本を読むのだ

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武士道エイティーン/誉田 哲也

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今回ご紹介するのは
「武士道エイティーン」
誉田哲也著
文藝春秋刊です☆☆☆



「武士道」シリーズの第3弾。
最終章です。

今作はちょっと凝ったつくりになっていて、
脇役のサイドストーリーも楽しめます。
ちょっとネタ切れだったのかも知れませんが(笑)。

高校生活最後のインターハイの決戦に挑む香織と早苗。
しかし、早苗は靭帯を痛めてしまい‥と、話は続きます。

2人ともそれぞれの進路に向かって歩み出し‥と、
まあこのあたりは綺麗にまとまってるなあという感じです。

この「武士道」シリーズの私が思う一番いいところは、
変に男が絡まないところですね。

どうしても女ふたりの主人公となると、
男絡みで事件が起こりというのがお決まりのパターンだと
思うのですが、
このシリーズには一切そういう要素がないところが
読んでいて気持ちよかった。

話が剣道の話から全くぶれてないんですよね。
だから、香織と早苗の剣道に賭ける清々しさや
邪心のなさが際立ったように思いました。

好きだなあ、こういう作風。
もう男の取り合いのような小説は読めないなあと実感。
すっかり「大阪のおばちゃん」なので、
そんなめんどくさい話はゴメンという感じです(笑)。






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