ミッション・ステートメント | 画像診断 Next Step Neo

ミッション・ステートメント

画像診断医のみなさま、その他のみなさまこんにちは

本質的問題シリーズ1

昨日のエントリーで、7つの習慣とフランクリンプランナーは使いにくいという趣旨を書きました。
(合う人には合いますので否定するわけではありません)
やりたいことが、定まっていないのに、それを「ツール」に求めようとしてしまうのが本末転倒と言いたいわけです。

フランクリンプランナーを使っても「出来るサラリーマンにはならない」ということであります。
「出来るサラリーマン」に必須であろう「情熱のコア」が無いからであります。
そんなもん、文房具屋に売ってません(笑)。(もちろん、AppStoreにも売っていません)

外人って意外に使えますよね。単純だから。
アメリカ人って賢いのに単純な人多いですよね。宗教がらみだと。
あれだけロジカルなのに宗教は単純。アメリカ自体が「神の国」という信じがたい定義。
A教とB教どっちがいいの?違いは何?とかは考えない。
キリスト教もユダヤ教も一神教であります。価値観は決まっています。
決まっているから行動は早いです。
イスラム教とか仏教とかまじえてどれが一番良いのかなんて考えません。
ミッションなんてすぐ決まります。
親としてすべきこと、人間としてすべきこと、、ガイドラインがあります。

さて、東の外れの島国、もとい、日出づる国ではどうでしょうか?
八百万(やおろず)の神の国です。
意外と何でもあり。キリスト教?どうぞどうぞ。儒教?どうぞどうぞ。仏教?どうぞどうぞ。「え?仏教にも種類があるって?」どっちもどうぞ。
初めから800万も神様がいるし、4つ5つ増えたところでどうってことない。
日本は懐が深いのである。

非常に多様な価値観であります。あれもOK、これもOK。
これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK, これOK, あれOK・・・・・・。

ね、分からなくなります。
根幹となる価値観が無いんです。日本には。(心が広すぎて)
*その点、受験勉強は楽ですよ。「やるべきこと」が決まっているし。「実行をどうするか」だけの問題ですもん。
"What"を決めるのが難しい。
"How"は相対的に簡単。
ね、「偏差値高いだけのやつは使えん」、とトンチンカンなこというのはこのことでしょ?偏差値が高いことと仕事が出来ることが逆相関するわけない(アホちゃうか)。"What"を固定されれば強いが、"What"を探す作業が弱い人がいるってことを言いたいんだと思う。(で、「偏差値」が高いと、期待値が高く「がっかり感」が強いだけです。逆相関なんて無い)

で、内部情報が重要になりますが、内部情報を探ってみてもわからないですよね(分かっている人はいいですが)。

内部情報を探ってみても分からない理由はなんでしょう?
「あなたの」データベースが足りないからです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「行動→心の動き。」このデータセットが足りないんです。

「人は良いというけど、俺嫌いだった」とか
「人はつまらんというけど、俺なんだか楽しかった」とか
あなた固有の心の動きです。

ところが悲しいかな、大人になって社会に出ると、この観察を意図的に「殺します」よね?
大人になればなるほど。
キリスト教みないな偉大な存在に包まれることも泣く、800万の神の内の「しょぼいヤツ」に心がフィックスされます(笑)。(現実は神じゃなくて、会社だったり、しがない上司だったりww)

*ちなみに「7つの習慣」を書いたコビー博士は熱心なモルモン教です。したがって厳格です。
*コビー博士に、モルモン教って良いんですか?なんて聞いたら怒られます。「すばらしい」に決まっているから。評価する対象ですらない!
*日本人からすれば、どうして一番肝心なところをアプリオリに信じられるのか不明です。向こうからみれば、神を心の底から信じられないなんて「とんでもない罰あたりなヤツ」です。
*「7つの習慣」埋まらない溝でしょ?
*そう、ミッションとは宗教に基づく敬虔の念をまとっている重要な言葉ですが、日本人には「なんだかピンとこない」。博士と違って、はなから信じているものなんて「無い」し。

明日は、チルチル・ミチルの「青い鳥」についてです。