まいりました…。
明日のプチお遍路コースの先達さんとの打ち合わせのため志度寺の
駐車場で約束。
そこへ、歩きのお遍路さんが…。
「おはようございま~す。」
お遍路さん、「おはようございます。」ペコリ。
この出会いがこの後1時間も話しこむことに…。
今日は、大窪寺まで行く予定だとか。
明石からおいでたNさんで、9月4日から歩き始めたそうです。
先達さんも話に加わり、話の内容は癒しの境地までエスカレート。
そんな時、1台の車から、かわいらしいお遍路さんが登場。
偶然、先達さんのお知り合いだったので今度は5人で話し込むことに。
たった1歳6ヶ月なのに、この衣装を着て輪袈裟をつけて数珠を首から
かけて志度寺の境内で遊ぶのが、大好きなんだそうです。
必ずこの姿にならないと気に入らないというから、付き添いのおばあ
ちゃんも大変。
先達さんが数珠は手に巻いたほうがいいからと直してくれましたが、
H君は 自分のやり方があるようです。
このこだわりは、既に一人前。
このH君がお遍路の衣装に興味をもつようになったのは、5歳のお兄ちゃん
の影響だとか。
なんと、5歳にして般若心経を丸暗記していて、お寺でも大人と一緒にお経
をあげるのはあたりまえ。
歩き遍路にまで参加して、「弘法大師さんは生きているから、ぼくはお大師さん
に会うために歩いている」と彼はおっしゃるそうです。
かないません…。(;^_^A
明日、ご参加される方、志度寺でのお参りの内容はかなり濃いです。
どうか、お楽しみに…。
今製作途中の「志度まちぶら探検隊」のHPの写真を撮るため、普門院へ。
またまた新たな発見あり。
ご本尊は大日如来さん。
平成16年に屋根の葺き替えをしたばかりだそうで、とってもキレイ。
観音寺の職人さんが腕をふるってくれたそうです。
御室派仁和寺に属し、仁和寺というのは、天皇が亡くなられた後、皇后陛下
が仏門に入られるお寺で、天皇家とのかかわりがとても深いそうです。
天皇家のかかわりを示す16枚の菊のご紋が彫られていました。
石槌さんの石が大切に残されています。
これで、お米をついていたそう。
手前の棒の上にのったり、おりたりしてお米をつくのは子供の仕事だったとか。
奥さんがまたゆっくり来て下さいねと見送って下さいました。
なかなか楽しい出会いのあった2時間でした。