西麻布「アダムアンドイブ」
横尾忠則的な。
道挟んで向かいは中国大使館だし、左の道には機動隊?みたいな車停まってるし。こええよ。
しかしサウナの神様に愛された施設との噂を信じて平日早朝にトライ。
よくオリラジの藤森さんも写真載せてる階段を上がり、恐る恐る入店、靴箱に靴を入れると、受付の韓国人と思しきおばちゃんが
「女性は反対の靴箱よ〜。」
と。とてもにこやか。ちょっとホッ。
笑顔って大切ね(単純)。
簡単に料金の説明を受け、会員カードを作るか聞かれましたが少し迷ってやめときました。
噂に違わず高いっすよ。
これで満足できなかったらもう来ないしなぁ、と。
更衣室を案内され、タオルを巻いて浴室に向かうようにと。
で、更衣室。
この、「更衣室からととのっちゃってる」感。
写真からは伝わりにくいと思いますが。
必要なものはすべてあり、要らぬものは何もない。不思議な重厚感。
こうありたい。自分の家も。自分自身も。
タオルを巻いて、奥にある階段を上って浴室へ向かいます。
ほぼ貸切ーーー!
(スタッフと思しき方が奥でシャワー浴びてましたが)
ちょっと感動したのが、浴室に入るところの、通常ゴムの水切りマットみたいなのが置いてあるところに、小石が敷き詰めてあります。
私あのゴムマット好きじゃないんです、どうやっても汚れが挟まってる気がして。
しかし丸い砂利なら、足に心地よい刺激もあり、清潔感もある。水はけも良い。まずこれが良かった。
そして当然アメニティ完備。資生堂だったかな?(うろ覚え)
シャワーの水圧が痛いほど。
もう、これだけで、愛されて手を入れられてる施設であることは一目瞭然です。もうサウナ入らなくて良いんじゃないかと。
満を持してサウナへ。
画像はSAUNNERSからお借りしました。
85度くらいの温度とちょうど良い湿度。
寝て良いよ〜、みたいに竹の枕が置いてあるので、遠慮なく横になります。
さっそくゴロンと横になります。
あーもう絶妙。絶妙。絶妙。
自分が流してるのが汗なのか涙なのかもうわからない。
存分に汗腺から感動の涙を流した後に、水風呂に向かいます。
体感17度くらい、永遠に浸かっていられる温度です。
掛け流しのところにうなじが来るようにふんわり体育座りをします。
トランス様の足音がひたひたと近づいてきます。
ああーーー
らくえんーーーー
完璧でしょーーーー
浴室から、休憩処兼お食事処はドアひとつ挟んですぐ行けるようになってます。
プラスチックのコップにいれて氷水飲み放題です。
サウナ室にも持ち込み可能です。
(施設外からの持ち込みは不可。)
休憩処に入ると、ささっとガウンが渡されます。
このガウンが!
重すぎず軽すぎず!
程よくふんわり!清潔!汗をよく吸う!
で、リクライニングでペリエを注文。
好きなんです、炭酸水。
しばらくぼーっとして、夢見心地で2セット目へ。
ああーーー
サウナ室が楽園すぎるーーー
その隣のよもぎスチームサウナもスチーム半端ねぇーーー前全然見えねぇーーー
んで、水風呂ーーーーー!!!
(岩盤浴は、ごめんなさいやっぱり良さがわからないの私…よくわかんない薬草みたいのがいっぱいぶら下がってて雰囲気はあるのですが。)
3セットほどこなして、満を持して韓国料理を食すべく休憩所へ向かうも、
お昼ごはんは12時からだそうで…
仕事の都合で出発しなくてはならず。
でも絶対チヂミとか美味いに違いない。
悔しい。
更衣室で着替えながら、会員カード作ろ、と心に決め、そしてそうしたのでした。
なんかねぇ、新しくもない韓国サウナで、なにが素晴らしいのかすごく説明しにくいんですけど、痒いところに手が届きつつも、痒くないところはそっとしといてくれる優しさを感じるのですよぅ。
ネットでは、もっぱら、男性側にはこわいお兄さんたちが結構いる、という話ばかり出てきますがね。
男女完全に別なのでそれは全く気にならなかったです。
で、その日の夜、たまたま美容院の予約が入ってて、シャンプーしてもらったら自分からよもぎの匂いがめっちゃ立ちのぼってきて、若い店員さんが何か言いたげだったので、先に
「あははーあたし今日ヨモギで蒸されたのよ〜」
と先手打っときました。
若い店員さんには
「あー、なんかオーガニックな匂いがするなーと思いましたけどウフフ」
という微妙な反応をいただきました。
まあ、ヨモギって大好きですけど、婆さんの匂いですよね。基本的には。