タロットでは、一枚のカードに色々な意味があります。
そのため、タロットの解釈を行うときに、いったいどの意味にカードを解釈してリーディングすればいいのか迷う人も多いかと思います。
そこで、ここでは私が実践鑑定を通してよく解釈するカードの意味を取り上げてみたいと思います。
ペンタクルのクィーン 意味:実務に精通した実業家
彼女はじっと自分の持つペンタクルを見つめています。
このペンタクルからどのような価値あるものを生み出せるのか。
自分は、このペンタクルをどのような活かすのか。
彼女の関心は、ペンタクルだけに注がれています。
ペンタクルは、現実的に価値があるものを象徴しています。
彼女は、自分の力で現実的に価値あるものを生み出すことに全てをかけています。
彼女のそばにはウサギが飛び跳ねているようですが、
そのウサギは彼女の衣服と同じ赤色で染められています。
ウサギも、あくまでも彼女の手の中で飛び跳ねているに過ぎません。
ペンタクルのクィーンは、自分の影響が及ぶものを自分の意のままにしようという気持ちを持っています。
このカードが相手の位置に表れたら、相手の人は、やりくり上手でしっかり者だが、自分のいる環境を自分の色で染めてしまう傾向があります。
また、仕事上の相手でペンタクルのクィーンが出たら、相手の人は自分の利益を上げることのみに集中して、取引相手のことや社会貢献としての事業には関心が薄い可能性があります。
ペンタクルのクィーンは、どこまでも現実主義の塊であると言えるでしょう。
ペンタクルのクィーンが正位置で出たら、実利を追い求めている状態です。しかし、目の前の利益に目を奪われ長期的なスパンで利益が出てくることには関心が行かず、後々損をする可能性もあります。
【解釈例】
<正位置>
相手を観たときにペンタクルのクィーンが出たら、とてもしっかりしていて頼りになる人物です。
しかし、周囲の人を自分の色に染めてしまう傾向があるので、ペンタクルのクィーンの母親は子供から反発を受ける可能性もあります。
また、子供を育てるにしても、現実的に価値のある人物に育てようとする傾向があるので、場合によっては子供の夢を摘んでしまうことにもなりかねません。
<逆位置>
ペンタクルのクィーンの逆位置は、ズボラな面が出てきます。
やりくり下手で、整理整頓が苦手という人も多いでしょう。
性格的なキツさは少ないかもしれませんが、子供はよく言えば自由、悪く言えば放っておかれることになりかねません。
また、場合によってはペンタクルのクィーンの悪い面が強く出て、厳しく子供を管理する、束縛の強い母親となることも考えられます。
なお、リーディングに際しては、周囲のカードをよく見て、必ず他のカードとの関係性を考えながら解釈をしてください。
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