もう圧巻でした。
行ってよかった。
そして自分の文才の無さによって、このライブの良さを
上手に表現できないのが残念。

凄い とか 素晴らしい とか 最高 
以上の賛辞の言葉が見つかれば良いのになって
思うことしきりです。

それぐらい圧倒的なパフォーマンスでした。

今回は完全バンド編成。同期プログラム音源無しの
生歌勝負。バンドは2Key、ホーンズ、Dr,Gt、Ba、の
8人編成。それにNegiccoの3人。

ステージには万代橋をイメージしたセットがありその上で
バンドメンバーが演奏するのですが、演奏もしっかり
堪能できる良いセットでした。

野音では珍しくセンターステージ作っていて、そのセンターには
サトウ食品の看板と 稲穂。
えっ?稲穂?
そう稲穂なんです。
後方には提灯がぶら下がり、提灯には後援企業の名前が。
東京の日比谷都心部に、新潟が出現。
やっぱり彼女らのベースは新潟なんですね。
この郷土愛が好きなんだよね。自分は北海道出身ですが
やはり郷土愛っていいもんですし。

日が暮れるタイミング、風が抜けてきてアーバンな雰囲気の中で
光るネギライト。
そこに流れる前奏曲。
さぁライブのスタート。

まずはトリワンで一気にヒートアップ!
場を完全に温めます。

個人的に秀逸だなって思ったのはこの後の流れ。
アッパーな流れを2曲で止めて、テンポを一気に落としていきます。
それがRaibow→1000%の流れ

テルサで初めてNegiccoのライブを見た自分なんですが
その時から見ると緩急の付け方、場のコントロールの仕方が
上手くなってるなーって思わず感嘆しちゃいました。

さらにこの後のアコースティックセッションタイムは
もう素晴らしくて、日が暮れた後に聴かせる大人な時間って
雰囲気が周囲に漂います。この時会場では全員が座って
曲を聴き入ると言うスタイルになり、Negiccoファンの方って
音楽の楽しみ方知ってるなって。
ファンも緩急がついてるんですよね。

R7→クリームソーダ→おやすみ の流れはもう最高。
特にクリームソーダはオリジナルのキラキラ感ではなくて
落ち着いたしっとりとした「きゅん!」って言う一言が
余韻を漂わせてビルの中に消えていく感じがしてたまりませんでした。

私はここで撃沈。
もうノックアウトです。
完全にNegiccoサイドに傾いた瞬間ですね。

「きゅん!」とした心は、次の曲で「秘密…」になるんですよね。
この展開はきれいでしたね。

おやすみ についてはNegiccoの楽曲群の中でも一押しの一曲と
言っても過言じゃないんですよ。
よく練られた歌詞に、よく練られたメロディーで
インストだけでも聴き込めるって言う曲は本当に久しぶりです。

ここでアコセッションは終了し、あげていくんですが
よくあるアイドル的楽曲でがーんって上げるのではなくて

二人の遊戯と言うダンサブルかつ、グルーブ感ある曲で
場をふわっと上げていく事ができると言う事で
Negiccoさんの楽曲群の幅の広さを感じます。

この後は、
なんであんなドラミング出来るんだ!と言う BGR&G。
(この時はドラムばかり見てましたw)
とにかく言葉なしで楽しい 自由に
ジャンプアップのきっかけになってる シュプール と
立て続けに明るい曲をいれてきます。

もう場のコントロールが自由自在。

そして
圧倒的なスタイルでは ラインダンス2回廻しのLong Ver(笑)
オッサンにはきついきつい。でも楽しいですね。
会場中の一体感半端なしです。周りでも終わった後のハイタッチ!
これを味わいたいんですよねー。

たたみかける様にキラーチューンをいれてきて

本編ラストは Negiccoから君へ 曲にはいる時にぽんちゃが
「connieさん Negiccoここまで来ました!」と泣かせるセリフ。
新参ファンですが、これにはグっと来ました。
チームNegiccoの絆の強さを感じます。

でも、この曲って この場の為に作ったんじゃないかなー・・・
って思えてしまう世界観でした。
曲調もあってるし、歌詞もそうだし。

いい光景。
最高。

ただただ…最高


そして、アンコール。
まさかの田島貴男さん登場。それもネギライトを構えて
こんにちネギネギのスタイル(笑)

ソウルフルな煽りで一気に火を入れてきます。
まさに「テンション貴男!」

もうね、田島さんが一ファンの様な盛り上がり。
でも熱いですね、本当に熱いんですよね。

Shiggy Jr.の森さんがこのシーンを見たら
「グギギ…俺も出たい!」と
思ってるかもしれないと思ったのは内緒w


田島さんのギターで「サンシャイン日本海」
俺、この曲が出た時に いつかコラボでみたいな~って
思っていたので最高でした。
田島さんのギターカッティング、シンプルな演奏なんですが
余計な装飾を削ぎ落としかの様なエッジの効いた演奏とSing-along。

まさにピースフルな会場。
太平洋側の東京のどまんなかで 爽やかな日本海を歌うサマーソング。
Coast to Coastの一瞬。
夏の海と夏空が一瞬垣間見える様な 演奏とNegicco3人のコーラス。
これが幸せじゃなくて何なのかと。

新曲のバーディアで 指差し連発で撃ちぬかれ…もうライフ0(笑)
(撃ちぬかれたと思ってる人は500人がいる筈:当社調べ)
レキシの池田さんも会場に来てたみたいですね。

まさに
「あなた(Negicco)に会いに行きます」と集まった2500人超のオーディエンス。
「あなた(オーディエンス)に会いに行きます」と新潟からやってきたNegiccoの3人

それがかみあった一瞬でした。
Happyな一瞬。
夏の夜空に溶け込む幸せ。

あぁ、俺の夏フェスは NegiFes→Negicco野音 の流れだったんだ!
ヾ(・∀・)ノ


サマーソング2曲を
アンコールでつないでくるなんてね。それも上質な2曲。
本当に最高でした。

そして、まだまだ夢は続く!とばかりのラストの曲。
Negiccoの My Dreamはどこまで続くんでしょうか。
楽しみですね。

最後の挨拶で、Nao☆ちゃんが
「来年は武道館に立ちたいと思います」
と強い決意。

じわじわと時間をかけて熟成してきて、頭が垂れる様に稲穂が
実ってきている様に見受けられるNegiccoの3人。
この夢、本当に叶うんじゃないかなって思ってます。

おそらく、武道館計画はもう出来ていると思います。
作戦計画も日程イメージもできてる筈。
ここから1年間かけて挑戦していくんでしょうね。

俺、叶うと思うな。
アイドル・・・と言う枠を少し飛び出して
ボーカルユニットとしてJ-POP枠に入ってきたNegiccoさん。
まだまだ目が離せませんね

まさに もう止まらないネギ! なんでしょうね。

末席ファンも止まらないけど、良いですか?
と問いかけたい気分です(笑)

音楽の楽しさを詰め込んだ宝箱。
それがNegiccoかなと。

次に宝箱をあける時はどの様に輝くのでしょうね。
楽しみです


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2015.08.16 Negicco ワンマンショー(日比谷野音)
セットリスト

01 トリプルWONDERLAND
02 ネガティブ・ガールズ
03 裸足のRainbow
04 1000%の片想い
05 ライフ・イズ・キャンディ・トラベル
06 トキメクMERMAID
07 パーティーについて。
08 Summer Breeze
09 ルートセヴンの記憶
10 クリームソーダLOVE
11 おやすみ
12 二人の遊戯
13 Brue Green Red and Gone
14 自由に
15 光のシュプール
16 圧倒的なスタイル(ラインダンスLong Ver.)
17 さよならMusic
18 ときめきのヘッドライナー
19 Negiccoから君へ
en1 サンシャイン日本海(With 田島貴男)
en2 ねぇバーディア
en3 トキメキ★マイドリーム