【ペットロス】涙を勲章にかえて、いざ行かん、虹の橋…もしくは…? | わんことつくばで遊ぼう!てくてく(つくば)にっき。

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わんことつくば界隈で暮らす主婦・さちきです。
愛犬はミニピンミックスのめいとミニピンのひな。
茨城県南のわんこ同伴スポットを中心に
「安全なリード作り」の研究、
日々の出来事をつづっています。

今日の記事は、

とある大切な犬友のために書きます。

イベントに出れば駆けつけてくれる、

チャリティーバザーをやれば、手作り品を持って来てくれる。

会う回数は少なくても、

いつもどこかで見守ってくれていて、

その存在にどれだけ勇気づけられたか分かりません。


どういう言葉をつづれば、その犬友さんへ届けられるのか


そんなことばかり考えていました。


数日前からずっと、書いては消し、書いては消しの繰り返し。


今朝も朝からずっと、考えていたら、


ふっと降りてきて言葉がありました。


さっき、うきマカ作者さんから写メを受信。


その写真を見て、息を飲みました。


ああ、今すぐ伝えなきゃ。


そう思って、今、パソコンに向かっています。

当たり前のことかもしれませんが、


わんちゃんを失うと悲しいです。


でも、悲しいとか、寂しいって当たり前じゃないんです。


世の中には虐待する人も、放棄する人もいます。


だから、「悲しい」「さみしい」って思う時点で愛があるんです。


今、もし、画面にいる前のあなたが、


愛犬を失って、涙を流しているならば、


その涙を止めないで下さい。


その涙には、「愛」があるんです。


涙は愛の証です。


世の中には、愛されることなく、天に召されるわんこたちもたくさんいます。



大好きなパパとママが泣いている、僕もつらい。


と、あの子を心配かけてしまう。


だから、無理にでも涙を止めよう、


新しい子を迎えればなんとかなる…


いろんな方法で今の悲しみを紛らわそうとする人もいるかもしれません。


でも、こうは思いませんか?


涙を流してくれる人がいる。


それだけで幸せじゃないですか?


二時間ドラマや刑事ドラマはたいてい、


被害者は実は犯人を大切に思っていて、


感情の行き違いで事件になっちゃいます。


ラストは船越英一郎や片平なぎさが説得して、


犯人が号泣して締めくくられます。


「ああ、あの人は自分を思ってくれていたんだ」って


そう思うだけで、人の心はゆるりと、ときほぐれていきます。



わんこだって、飼い主さんが泣いていたら


多少は心配するでしょうが、ちょっとはうれしいんじゃないかな。


もしかしたら、こういうやりとりをしているかもしれません。


「僕ね、こんなにパパが大事に思ってくれていたんだ!えっへん!」


飼い主さんたちの流した涙を勲章にかえて、


誇らしげにしているかもしれません。


そして、神様にこう言うんです。


「神様、僕は愛された勲章を持っています。


だから、虹の橋だけじゃなくて、


あの家族のそばにいさせてください。


もう一度、僕に命をくれるなら、


勲章をくれた家に戻してください。


僕じゃなくても良いです。


勲章を他の子に貸してあげるから、


もう一度、あの家に…」


もし、涙がこぼれない日が来たら、


その子の勲章が完成した日です。


おうち、虹の橋、自由に行き来しているはずです。


きらきら輝く勲章を胸にして。


少しずつ、少しずつ、あの子に勲章を作ってあげて下さい。


あなたの服の上で寝ていたあの子のために、


そのあたたかい涙で、勲章を。