働きマン 』という漫画が面白い。

安野モヨコ 作。

主人公の松方弘子は、雑誌の編集者。

彼女は女性だが、仕事モードがオンになると、寝食恋愛衣飾衛生の観念は消失し、通常の3倍のスピードで仕事に没頭する働きマンになる、とこう書くと誤解を受けそうだが、内容はリアル。ディテールは細かく素晴らしいし、何より主人公の松方の働きっぷりに痛快な気分になる。

雑誌の編集者は周りの様々な人間と一緒に仕事を進めていかなければならない。毎回、松方と一人の人間にスポットを当て話は進んでいく。

登場人物達はバラエティーに富んでいて、話に飽きることはない。

それに自分と知らずに照らし合わせて考えてしまうくらい、人物描写は素晴らしい。

『僕らはみんな働くために生きている!』という帯のコピーが示す通り

この本は僕ら働く人間達への応援歌だ!!

読後はポジティブな気分になること間違いなしです!!