米政府機関を閉鎖、与野党が暫定予算案で合意できず


[ワシントン 1日 ロイター] - 米与野党は30日夜になっても暫定予算案で合意できず、10月1日の政府機関閉鎖の期限を迎えた。


米政府は1日、17年ぶりとなる政府機関の一部閉鎖を開始。最大100万人の連邦政府職員が無給休暇となるほか、国立公園の営業や医学研究プロジェクトが停止される。


http://jp.reuters.com/article/JPbusinessmarket/idJPTYE99004B20131001




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アメリカの暫定予算が成立せず、1996年以来の政府機関閉鎖となりました。


毎度繰り返されるイベントであり、一部で言われているようなアメリカがデフォルトに陥るというようなことはありえません。


債務の上限はアメリカ政府自身が決めた数字であり、誰かから強制された数字ではありません。

いくらでも調整可能です。


「自分で決めたからこれ以上借金しない」「民間の生活がどうなろうと関係ない。デフォルトする」

こんな政府はありません。


予算成立に反対している共和党も、あまり長引かせると自分たちが悪者になってしまうので、いずれは妥協せざるを得ない状況にあります。


茶番劇ではありますが、特にアメリカ市場は、こういうイベントはきちんとこなしにいきます。

10/17の連邦予算切れを迎えても解決するとは限らず、米株は10月いっぱい軟調になる可能性もあります。


今週末の雇用統計も発表されない公算が大きく、指標の支えも期待できそうにありません。

茶番とわかってはいても、しばらくつき合わざるを得ないイベントです。



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