VBAを使っている人で、ソースコードの整理に悩んだ人は多いだろう


Windowsでは「フォルダ」と「ファイル」の概念がある。フォルダの下にフォルダを作れるので、階層構造で置き場所を作成でき、それで整理できる。

しかし、VBAで共通の定数/変数/関数を作り、標準モジュールに処理をいくら上手に振り分けたとしても、Publicの関数やプロシージャはプロジェクト内で共有されてしまう。上記のWindowsの概念でいえばファイルの概念のみでフォルダの概念が無いようなものである。


というところで

・フォルダのように、フォルダが違えば配下に同じ名前のフォルダやファイルを置けるといいな

・どこのフォルダに入っているのか分かればいいのにな

というように考えたことはないだろうか?


PC内のファイルを指定する際、 c:\windows\~ \readme.txt のように、パス名を指定することがある。これと同様に「モジュールをフォルダ(パス)のような位置づけ」にして、関数やプロシージャの前に付けるようなコーディングは、実は可能なのである。それによりソースコードの整理整頓が格段に行いやすくなる。


私の経験であるが、そのようなれにより生産性/保守性は格段に向上した。


それには、ちょっと敷居が高いと感じるかも多い、クラスモジュールを使う。

この先、クラスモジュールへの抵抗感をなくせる記事を書いていく所存である。



関連ページ このページより詳細なモジュールの説明あり
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