久しぶりにケーキをお取り寄せです・・・。
ツマガリさんのリンツァートルテ♪


とても香ばしいタルト台にナッツたっぷりのチョコレート生地とラズベリージャム、そして格子状に搾ったマジパン・・・。


雲南紅茶と一緒に頂きましたが、さすがの美味しさ・・・この香ばしさと風味は自作ではなかなか出せません。
ツマガリさんは個人的に秋のお菓子が特に美味しいですね~v


さて、シリーズものの続きです。
左手をティーカップに添えるメリットについて・・・ということですが、最大のポイントは

ティーカップに優しい

という事です。

まず第一に、メーカーさんやティ―カップの形状にもよるとはいえ、お茶が入ったティーカップは案外重たいものです。
それを片手だけ、それもハンドルを抓んでということになると、結構負担がかかります。
そこでうっかりティーカップを滑り落としてしまうなどあれば、本当に大変なことです。

また、アンティークカップのように製造から長い年月が経っているものは、ティーカップそのものが経年による劣化が起きていることも十分に考えられます。
ティーカップの状態によるとはいえ、ハンドルがボロリと取れてしまう事がないとは言えないのです。
お道具に応じた使い方・・・TPOをわきまえているかどうかというのは、とても大切なことだと思いますね。

そして左手をティーカップに添えるとティーカップに優しいもう一つの理由は、ソーサーへの負担が少なくなるという事です。

その最たる例に挙げられるのがヘレンドさんの食器。


ヴィクトリアブーケですが、ソーサーの井戸の部分にも手描きの上絵付けの絵が入っていて、ティーカップをソーサーに置くと、高台が井戸に描かれた絵を擦っていきます;;
ですので、長年ヘレンドさんの食器を使いこんでおられる方のティーカップ&ソーサーを拝見すると、ソーサーの井戸の部分の絵が擦れ落ちていることも・・・。

デザイン上致し方の無い、いわゆる商品の仕様というべきところではありますが、少しでも絵を長持ちさせようとするなら、相当意識して丁寧にティーカップの上げ下ろしをしなければなりません・・・。

そうした際にティーカップに左手を添えるか添えないかで、目に見えてソーサーへの負担が変わってきますね。
皓斗はティーカップをソーサーに置く際には左手の小指を使ってそっと置くといったこともしているのですが、ちょっとした工夫をすることで食器に優しい扱いに・・・。
同時に、ティーカップをソーサーに置く際の音もほとんど立たないようになるという嬉しいおまけも♪

これは皓斗個人の考えではあるのですが、お茶や食器を大切に扱う人の姿勢や仕草は、見る人が見ればその心が伝わると思うのです。
人を見てその人にあった関わり方が大切なように、お茶もお茶そのものを見て、食器も食器そのものを見て、それぞれにあった扱い方をすることが大切だなと思います・・・。

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