気分転換にいくつか漫画を読み漁ってみました。
君に届け (別冊マーガレット)
これは少し前にアニメ化されましたね。僕はそのアニメから知ったわけですが、なかなか、いや、かなり面白かったので、一期(?)が一段落着いたところで原作を読んでみました。
ふむふむ、なるほど。。。
アニメでは声優さんだとか音楽だとか画だとかでいい具合にプラスに働いていたようで、原作ファンにとってもアニメ化は間違いなかった!といえるんじゃないのかなと。
ただ、アニメ放送後の世界も漫画で読んでみたのだけれど。。。正直2年生になって「恋愛」要素が強い僕の抱く少女マンガの世界にビシッとのっているようでちょっと苦手かも。
やっぱりそれまでは爽子ちゃんのかわいさが際立つ話が繰り広げられて、いかに爽子ちゃんの魅力を楽しむかという感じで、そこが好きだったんだけどなぁ。。。まぁ恋愛コミックなんだから当然の流れなんだろうけど。。。
でも面白いには面白い、いや、正確にはどこまでも爽子ちゃんがかわいすぎて素敵だという結果に落ち着き、今後の展開しだいでは購入もありえるかなって。でもお金があるならアニメ(DVD)のほうでもいいのかなって。
弱虫ペダル (少年チャンピオン)
いろいろなところでこれは面白い!とタイトルがあがるこの『弱虫ペダル』。少年チャンピオンというなかなか渋い雑誌連載なので絵やキャラクター的にも敬遠していたのですが、物は試しと読んでみました(5,6巻までですが)。
ふむふむ、なるほど。。。
確かに面白い。オタクが自転車競技に引き込まれていく様子が清清しいし、アツい。自転車競技がまったくわからない人にもわかりやすい解説もついていたりとやさしい。
ただ、キャラクターにいい意味でも悪い意味でも癖があること、感覚としてはシュート!のような「技(技術)」っぽい雰囲気を持たせてあることにちょっとだけ違和感を感じます。
癖のあるキャラは悪くないんだけど、ちょっと気持ち悪さが目立っちゃって。。。
「技」も少年漫画っぽくていいのだけれど、まだ自転車と「技」が僕の中で一致しないのでしっくりきてません。。。
自転車漫画は、overdrive(少年マガジン)とか茄子(IKKI)なんかでもやっていますが、爽快感や人間らしさが描かれるスポーツですね。ただここにどこまで入り込めるかが肝なんだろうけれど、僕はまだどっぷり浸れない部分がある。 でも原作は追いつきたいと思うし、読み続けてみたいとも思います。
テルマエ・ロマエ (コミックビーム)
マンガ大賞2010で話題になったこの作品、一度はしっかり読んでみなくてはと挑戦。
ふむふむ、なるほど。。。
どんなお話かと思ったら、お風呂のお話とは。。。有名な建築技師である古代ローマ人がタイムワープして突然日本の『お風呂に関係する場所』に飛ばされ、そこで現代のお風呂事情に驚き感心し、自国(古代ローマ)へ戻って再現するという変わった物語。
これを連載型のマンガにしてしまうあたりがこの作者さんのすごさと、ビームという月刊誌のすごさなのだろうか。
お風呂文化としてはかなりいろいろなものがこの日本にあるんだなって読んでいる僕たちも感心してしまう部分もあって、そこが魅力なのかもしれません。今まで当たり前だったことを改めて見直すと感心する部分が多いものですね。
何度も読み返したい!ってものではないので僕の本棚対象ではない。でもお話は面白いので2巻が出ればチェックしたいと思える魅力はありました。
それにしてもこういった作品が大賞をとってしまうことは喜ばしいと感じる部分と、どこかに変わったものを選びたいっていう感じも見えちゃう部分とでちょっと複雑ですね。
ん~、僕としてはもう選考対象(選考時最大巻数8巻まで)からもれてしまった「宇宙兄弟」のほうが面白いと感じるんだけどなぁ。
ふぅ…
結構マンガは読んだつもりですが、まだまだ知らないものばかり。
まだまだマンガ好きを語れないな。。。