
[ 退屈な本、最後まで読む? 途中で止める? ]
僕は本をタイトルで選ぶことが多いのですが、文庫の場合もちろん裏のあらすじを読んで手にします。
だから比較的興味のないタイプの本は手にしないので 退屈だぁ~ってなることはそうないのです。
が、そうはいってもストーリーや構成によっては イマイチ気分が乗らないなぁって本にめぐり合うこともあります。
でももしかしたら最後にどんでん返しがあるのかもしれない、ぐっと盛り上がるかもしれないということで少々読書スピードを上げて(飲み込むように読んで)読破するようにしています。ゆっくり理解しながら読もうと思っても気持ちがのってないのだから読みきれないんですよね。
でもこうやって考えるようになったのはここ最近の話で、高校生の頃は完全に封印する方向へ。。。
今では知らない単語や言い回しが出てきたら調べるなりなんとなくで読み進めたりするのですが、以前はそれが出来なくてわからない言葉が3つ出てきたら読むのをやめてしまっていましたね。
一度なんとなくであろうとも読みきってしまうと大きなストーリーがつかめてもう一度読み返すとつまらないと思っていた物語も 面白い!とまではいかなくてもつまらなかったという感想が消え去る不思議もあったりして。
いや、これもまたもともと自分の好きなジャンルから選んでいるからなのかな?
もしドロドロ不倫恋愛物語とかじゃなかなか惹かれないのかな?
ところで…
このブログネタで作品名を出すのもいかがなものかという気がしてなりませんが、ちょっと読み進めるのに何度か封印したものがありました。
それが
わたしの旅に何をする。
- わたしの旅に何をする。 (幻冬舎文庫)/宮田 珠己
- ¥560
- Amazon.co.jp
あらすじ
私はついこの間までサラリーマンであった。ええぃ会社なんか今すぐ辞めてやる、そうだ、今すぐにだ、という強い信念を十年近く持ち続けた意志の堅さが自慢である―(本文より)。たいした将来の見通しもなく会社をやめ、とりあえず旅行しまくりたいと考えた浅薄なサラリーマンのその後を描いた旅エッセイ。サラリーマン時代の豪華研修や有給との戦い、アジア諸国での理不尽な旅をご堪能あれ。
ということで旅エッセイです。
なんとなくタイトルの脱落感と旅行記というジャンルに惹かれて手を伸ばしましたが。。。
確かに珠己さんのちょっと皮肉めいた言い方や、自虐的なユーモアな例えは読んでいてくすりとする部分もあるのです。
が、定期的にお話が面白くないと感じる場面が襲ってきたんですよねぇ。。。
珠己さんのアジア諸国に対する警戒心は見習うべきなのでしょうが、ちょっときつい感じに見えてしまって疎遠になったり、どうでもいいことがどうでもいいことで終わってしまっていたり。。。
何より僕はアジアよりもヨーロッパのほうが好きだっていうのだからもうどうしょもないっていうね(^▽^;)
アジア好きはあぁ~、わかるわかる♪で楽しめるのかもしれませんが。
でも、先に書いたようにバシッと笑わせてくれる部分もあったりして(あらすじないの引用部のような)こういった言い回しが好きな僕としてはなんとか完読したいと思いながら読みました。
今回失敗だったのは、これがエッセイのためいつでもやめることが出来ちゃったってこと。
だからこれに関して時間がかかっちゃいました。
結局中学校時代から変わってないのかもしれませんね(w_-;
僕はどちらかというというとサラリーマン時代の頃の旅の話の方が好きだったので余計に後半は読むのに苦労しましたが、、、決してつまらない、というものではないかと。。。
ふぅ…
しかしながら自分に合わない映画はどんなに頑張っても見きれません。。。
必ず途中で眠ってしまうんですよねぇ。。。