COPPERS 1 (モーニングKC)/オノ ナツメ
¥680
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あらすじ

NYPD(ニューヨーク市警)の51分署で働く警官たちの物語。常に冷静なヴォス、シナモンのドーナツが好きなキース、新米刑事のヴァル、などなど、様々な警官たちを主人公とした彼らの日常を描いた一話完結の作品。

警官だって悩みはある。

全2巻。



オノナツメさんの作品です。

といってどれだけわかる人がいるのでしょうねぇ。

アニメで「リストランテ・パラディーゾ」が放送されてから、各本屋さんでオノナツメの名前が取り上げられていました。アニメってすごいんだなぁ…


オノナツメさんの作品はゆったりとしたものが多く、とぉぉぉぉん…とぉぉぉぉぉん…と波がゆれるように展開されていくのですが、この作品も例外ではありません。

刑事たちが事件解決のために暴れまわることも、銃を乱射するシーンも、事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!なんて熱い台詞をいうこともありません。


僕の中でほぼ確立している、『雰囲気漫画』の代表です。

なんとなぁく絵を眺めながらページをめくり、気がつけばその中に溶け込んでいくような、そんな漫画です。

な~んか…いいなぁ…って読後に思えるのが雰囲気漫画の良さです!

雰囲気で読むと言ってしまうと物語に厚みがないのでは?と思われるかもしれませんけど、多分、雰囲気で読むって言っても物語がしっかりしてないと読めないものじゃないかなぁと思います。

うん、いい意味で雰囲気漫画と呼んでいます。



そんなゆったり漫画ですが、1話ごとに主人公が51分署で働く警官の誰かに代わるので、リズム良く読めました。

ん~、もしかしたら女性ははまる人が多いのかも。

何人か出てくる警官もかっこいいし、絵の雰囲気も独特のものがあっていいですしね。


独特の絵と、一風変わった舞台がうまい具合に交じり合った作品でした。

雨の日に雨の音を聞きながら、ドーナツを片手に読みたい漫画です。


ふぅ…

昨日前回半分残したルーを使ってカレーを作りました。

隠し味にあんず酒を入れました。

隠されていなくてあせりました。

一日たって味が落ち着いていました。

安心しました。


今日はドトールで新商品のハニーカフェオレを飲んできました。

はちみつの味はほのかに感じるのですが…

正直普通のカフェオレとの違いが…

いや、これがきっと隠し味なのでしょう。