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[ 動物に変身できるとしたら、何に変身したい? ]

狐笛のかなた (新潮文庫)/上橋 菜穂子
¥620
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あらすじ

森の中で怪我を負いながらも犬に追われている狐に遭遇した小夜。小春丸によって狐の野火とともに救われた小夜は大きな屋敷に閉じ込められている小春丸と夜な夜な会うようになった。そして時が過ぎ、小春丸とも会えなくなった小夜は人の心が聞こえる力によってひとつの勢力争いに巻き込まれることとなる。その勢力争いの敵側にはなんと野火がいた。野火は「あわい」というこの世とは違う世界に住む霊孤だったのだ。

小夜と野火のひたむきな想いは、彼女たちの願いは、呪いとの決着はどうなるのか。


上橋菜穂子さんの作品は前にテレビアニメで「精霊の守り人」をみたというくらいで、小説は一度も手にしたことはありませんでした。

アニメを見たときは原作も読んでみようかなぁと思わせるほど面白かったのですが、やっぱりだめですね。

一度映像化されたものは文章で読むといろいろなものが邪魔したり、なにより…というか完全に読むという労力を惜しんでしまいます。だって映像のほうが簡単に入ってきますからね。


ということで、守り人シリーズに手を出す前に(アニメは第一章の小説のみをアニメ化したので2章目から読んでもよかったのですが…やっぱり物事は始まりが肝心ですから、1巻すっ飛ばして2巻からというのは僕の意に反するのです!いや、ただの怠け者の言い訳です。)「孤笛のかなた」を読むことにしました。

しましたというと何やら半強制的に聞こえますね。

正直守り人シリーズよりも読みたいと思ったので、あ~だこ~だ言う必要もなかったといえばなかったのですね。


上橋さんの世界観というか、昔の(戦国時代、いや、もっと昔の)匂いがするような舞台が好きです。

歴史小説とは違うファンタジーならではの匂いがあります。

そこに加えて異能を使える人たちの勢力争い、それぞれの立場に挟まれる小夜と野火の想い、ファンタジーっていいなぁって思わせる作品でした。


ファンタジーってどうしても強制的にその世界へ送りこませるための単語がずらずらと並んでしまう様な気がしてイマイチなじめなかったのですが、そういったアイテムの面白さというものがなんとなくわかってきたのかも。



ふぅ…

おっと、ブログネタ。

ということでなんとなく狐かなぁ。普通はこの作品の野火のように狐が人間に化けるのでしょうが、人間が狐に化けて狐を騙すってのもひとつの手ではないかと…

いや、まぁ何をどう騙して遊ぶのかはイマイチ思いつきませんがね。


夏目友人帳やNARUTOなんかを見ると、やっぱ変身というからにはドロン!!と煙を巻きながら変身したほうが「らしく」見えるような気がして、それがゾウであったり魚だったら何か「サンマかよ!!!」って突っ込まれそうな気がしますし。

あれ?そういえば「ぽんぽこ」は葉っぱはのせていたけど煙はなかったかな?


でも狐って結構匂いがするんだとか。

変身する前と後にはデオドラントスプレーが必須かもしれませんね。