オロロ畑でつかまえて (集英社文庫)/荻原 浩
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あらすじ

人口わずか300人の秘境、大牛郡牛穴村。彼らはお金を寄せ集め、起死回生の村おこしを行うことに。

そこで手を組んだのは倒産寸前のユニバーサル広告社。

村の自慢はオロロ豆やカンピョウ、ホワイトハウス。

これで彼らは村おこしを成功させられることが出来るのか。



これを手に取った一番の理由は、本の帯にユーモア小説の傑作。と書いてあったからです。

ユーモア小説とはいったいどのようなものかと思い手に取りましたが…なるほど。確かにおもしろい。

ゲラゲラ笑うと言うよりも、確かにユーモアを感じる。

秘境ならではの方言の笑い、御のぼりさんの笑いと、笑わざる終えないところをしっかり持ち、田舎で繰り広げる笑いが読めます。

いなかっぺの笑いが苦手な人は手を出さない方が無難かもしれません。


各章につけるタイトルは広告会社で用いる単語を使い、それにあわせて展開していくあたりも、構成力に弱い僕がぐっときたところでもありました♪



調べてみると、この作家さん、明日の記憶を書いた人のようです。

明日の記憶と言えば渡辺謙主演で映画が作られましたが…

僕の明日の記憶の思い出と言えば、ツタヤです。

僕はその時、県庁の星を借りました。パッケージケースに手を伸ばし、手の中にしまい込む。

そしてレジへそれを運び、いつものようにカードを出し、お金を出す。

そしておうちに帰って、DVDケースを開くと、なんとそこには県庁の星ではなく、明日の記憶が…

どうやら店員さんかお客さんがパッケージケースに入れる際に間違えてしまったようです。

せっかくだから見るという選択肢もあったのでしょうが、僕のからだはもう県庁の星用にセッティングされていましたから、見ることなく返却しました。

ここで、「あのぉ~借りたものが違っていて…」といって交換してもらおうとも思いましたが、決してDVDケースが間違えていたのではないので、僕はなんと主張すべきなのか…

そもそも僕が確認しなかったのが悪いのだし、もしかしたら僕は明日の記憶のケースから取り出したのかもしれない…(まぁ可能性は非常に低いものですが)。

ということで、そっと返却し、今度は確認しながら県庁の星を借りたのでした。



お?後半は違う作品の話をしてしまいましたね。しかも見ていない作品の話。


オロロ畑でつかまえて。…明日の記憶とまったくタイプが違う気がするのですが…



ふぅ…

今日は朝から外へ調査に出ていたり、なんだりかんだりで、今さっき帰ってきたのですが、今日は帰ったらカレーだ!カレーしかない!レトルトでもかまわない!しまってあったカレーだ!!

そう意気込んで帰ってきて、食料庫を開けば、そこにあったのはカレーではなく、ミートソース…

完全に見間違えていました(w_-;

が、今日はカレーだ!となった僕の胃袋。しかし、コンビニへカレーを買いに行くのも面倒だ。

ということでミートソースをぶっかけて食べていました。すごく…なんというか…感覚と言うか勢いとしては猫まんまみたいなノリでしたが。

そしてふと思う。

ここにカレー粉を振りかけて少し煮たらハヤシライスに……なるの?( ̄ー ̄;