新年、あけましておめでとうございます!
元旦の夜から謎の39度以上の熱を出し、3日の朝まで熱が下がらないという寝正月を過ごしたホエールです(涙)、こんにちわ。
ここ数年、なんだか正月になると体調を大きく崩すんです。どうも一年分の疲れがドッと出るみたいです。
さて、そんな冴えない年始でございますが、年末もなかなか冴えませんでした。
12月20日にNの海での仕事前朝練でジギング・・・・E.S.Oやグーフーさえ掛からず、無念のノーバイト(号泣)
その後は天候が合わず、結局浮けないままに年末を迎えます。
まず12月28日の午前、仕事前朝練で2016年ラストカヤックバスの予定も爆風で断念。
そして12月29日、年内最後の定休日。ここでバッチリ浮き納めをする予定でした。しかし、この日も爆風予報で断念。
やばい、釣れないままに今年が終わっていくぅー!
29日はカヤックは浮けなくても、何かしらを釣って終わりたいではないか。
そこで、この男と一緒に久々に管理釣り場に行くことにしました。
その男の名は・・・・
実はタツノリ君、1月初旬から・・・・
海外赴任が決定
期間はたぶん2年間ということ・・・
ショック!
今日を最後に、しばらく一緒に釣りに行けないのです。
でも、仕事的には栄転でしょう!?海外赴任ってエリートコースでしょう!?
そこは祝ってあげないといけない。
だけどタツノリ君・・・
英語しゃべれないのに大丈夫かいな
(えーっ!笑)
まあ、そこはTEAM N.W魂でなんとかなるでしょう!
(なるのか!?)
最後はカヤックで一緒に浮きたかったけどね・・・カヤックが浮けないならば、あそこに行こう。
この管理釣り場、20年前の大学生時代によく僕とタツノリ君と、当時もう一人いたメンバー「アンザー」と3人で当時よく通ったのです。
当時シーバスに夢中になっていた僕らですが、とにかく当時はシーバスがなかなか釣れなかった。釣れないストレスがマックスまで溜まったら、「じゃあそろそろ釣り堀いくか!」みたいな感じで通ったもんです。(まだエリアフィッシングという言葉もなかった)
もう前日の段階でカヤックはほぼ絶望的な予報だったので、kayak55のお店で前日夜に管釣り用のルアーをいろいろ用意していました(仕事しろ!笑)
久々にワレットを引っ張り出して探っていたら・・・
20年前によく使っていたらスプーンもまだ生き残っていました。
スミスのピュアとかダイワのクルセイダー、あとはタスマニアンデビルとか。
他にもコータックの山女とか、ルーハージェンセンのハスルアーとかメップスのスピナーもよく釣れたなぁ〜。
20年前にメインで使っていたのは、これらの5gのスプーン。当時はこれでも軽いルアーだよなとか言ってたんだから今では考えられないですよね。今、管釣りで5gのスプーンは重すぎる。よほど特殊な状況じゃないと使わないでしょう。
カヤックフィッシングを始めるちょっと前にも管釣りはたまに行っていたので軽いスプーンも持っているはず・・・ごそごそと漁っていたらたくさん出てきました。ってことで現代の釣りに合わせて0.9g〜1.5gのスプーンを中心にワレットを組んでみます。
そんなことをやっていると、お店にイチさんご夫婦がご来店。ちょうどいいタイミング!
なにしろ、イチさんご夫婦はカヤックフィッシングはもちろんですが、管釣りをガッツリやりこんでいらっしゃるのです。最近の管釣りのテクニックとかぜんぜん知らないので、とても参考になるお話を伺えました。
さらに!
「これがよく釣れるので使ってみてください!」と、スプーンをいくつか貰ってしまいました。いーんでしょうか!
いただいてしまったのはヤリエというメーカーの「リンゴ」というスプーンの1.5g。(写真右上)
このスプーンのカラーローテーションだけでもいけるぐらい釣れるらしい!
さらに、ヤリエの超よく刺さるフックやスナップもいただいてしまいました・・・。
これは・・・釣らないとやばい(笑)
他、僕のワレットに入っていた中ではアングラーズシステムのレオンというスプーンが色がたくさん揃っていたので、このローテーションも織り交ぜていくことをオススメしていただきました。管釣りでは、同じルアーで色を変えていくと反応がわかりやすいそうです。
イチさん、ミカさん、素晴らしいアドバイスありがとうございました!
ってことで話はリヴァスポット早戸に戻ります。
タツノリ&ホエール、しばしの最後の釣行にもかかわらず・・・寝坊(いつもどおり!)
現地には13時前に到着。
さすが12月29日。もう年末のお休みに入っている方が多いのでしょう。
駐車場はほぼ満車状態でした。ギリギリ入れてよかった〜
ここがこんなに混んでいるのは見たことがありません。年末だからなのか、それとも最近の管釣りはこれぐらい混んでいるのが普通なのか!?
とりあえず、2人並んで入れる釣座は一箇所しかなさそうなので、ここでいいべ!
はい・・・・
なめてました。
管釣りをなめていました!
ぜんぜん釣れないっ!
上の写真のタツノリ君の隣のフライマンのおじさまは連発しまくっています。魚はたくさんいるんです。でも、ルアーの僕らにはアタリさえない・・・。
やばいかも・・・・TEAM N.W最後の釣行がまさかの!?ホゲりですか!?
しかし、ここで救世主がやってきました。
しかも放流はホエールの目の前です。
これは釣れちゃうでしょう!
放流されたニジマス達はしばらくは固まって泳いでいて釣れる感じじゃなかったのですが、だんだん水に慣れてきて散っていきます。
すると・・・一気にエリア全体が活性化!
本日初バイトが出ると、そこから怒涛のパツレン!
とりあえずキープしとこ。
これでホゲりはなくなった。まじやばいかと思ったよ!
放流効果おそるべし!
もう食べる分はいいかな。リリースする魚はシングルバーブレスでノータッチで!
もちろん毎投バイトが出るわけではないですが、スプーンをローテーションすると釣れるから不思議。
レオン→リンゴ→レオン→リンゴみたいな感じで、カラーとスプーンの種類を織り交ぜていく。
はっきりいって、この2種類のスプーンで5色づつぐらいあればいいのではないかという釣れっぷりだ。
ヤリエのリンゴおそるべしです!イチさん、ありがとうございました。
本日、ホエールは3ftの超ショートロッドを使ってみたのですが、さすがに投げにくい。ベントカーブをキレイに出すとどうしてもバットパワーが足りない。けど、それでも釣れるから管釣りは面白いんですよね。
実は今、KFゴルゴでスピニングのショートロッドを作りたいという野望をもっていて、いろいろテスト中なのですが、3frtや4ftの超ショートロッドにすれば商品としてはインパクトはあるのですが・・・やっぱりトラウト〜バスのライトリグ〜海のライトゲームや餌釣り〜ひとつテンヤなどに使えるようなティップが繊細なスピニングロッドを作ろうと思うと、せめて5ftはないと良いアクションが出せないというのも分かってきています。
2人とも二桁ぐらい釣れてけっこうお腹いっぱいになった頃、放流効果も薄れてヒットが止まってしまいました。
じゃあ、そろそろ秘策を出そう!
ここリヴァスポット早戸は、リリース前提の場合はバーブレスですが、お持ち帰り前提ならトレブルフックも使えるのがいいところです。
ホエールの最終兵器、ワンダーを投入!
再びアタリが復活。
スプーンで釣れない状況でもワンダーは釣れる。ほんと、すごいプラグ。困った時はワンダーです。
実は今日は釣り場が混雑しているので、ホエールが入れた場所はこんな感じのところでした。
ここでは流れが速すぎてトップが使えなかったのです。
しかし、15時を回って釣り場が空いてきました!
ここならばトップが使える!
もう、数はじゅうぶん釣ったので、最後はトップで釣りたいではないですか。
ガンディーニナノをキャストして、なるべく巻かないでシェイク・・・
ゴボっ!
うわっ、出たー!乗らない。
ゴボっ!
乗らない!
ゴボっ!
乗ったー!
やっぱりトップウォーターゲームは楽しい。胸が熱くなる。アドレナリンの出かたが違う。
やった・・・
トップで釣れれば小さくても嬉しいですよ。
ちなみに、この子もトリプルフックで釣ってしまったのでお持ち帰りです!
15時30分までと決めていたので、残り時間あとわずか!
最後、もう1匹トップで釣りたい。
よっしゃ出たー!
タツノリくん、写真撮ってー!
アイフォンをタツノリ君に渡していたら・・・
そして、最後はタツノリ君のスプーンにヒット!
おおー今日イチのナイスサイズ!
この魚も地面に落として砂だらけになってしまったのでキャッチ&イートすることにします。
わずか2時間半ぐらいの実釣でしたが、じゅうぶん楽しんだ。やっぱり管釣りはイイね!
TEAM N.W、一旦、最後となる釣行は残念ながらカヤックは出せませんでしたが、学生の頃に通った場所で、まるであの頃に戻ったようにワイワイ釣りができてよかった。釣れたし!
(最初は今日まさかの管釣りでホゲりかと思ったよ・・・まあ、それもTEAM N.Wらしいけど)
タツノリ君、海外に行ってもTEAM N.W魂でがんばってくれ!
今日遊んでくれた川と魚に・・・・感謝!
【おまけ】
獲物一匹ゴミ一個運動しようかと思ったのですが、管釣りなので見回してもゴミが見つかりませんでした(笑)
そして、タツノリ家へ!
タツノリ家の子供達にはペッツと仮面ライダーのフィギュアをお土産に買ってきました。
料理の用意をしている間は・・・・
子供たちとプラレールで遊びます。
ホエールはこの子達とだいたい精神年齢が一緒なので(笑)楽しい!
君たちも海外に行っても大和魂でがんばるんだぞ!
2年後は英語ペラペラになってるだろうし、もうオジサンのことを覚えてないのかもしれないよな〜
さあ、TEAM N.W最後の晩餐だ!
食って食って食いまくる!
タツノリ君とは、20年前の学生時代に釣れないシーバス釣りからスタートして、カヤックフィッシングも一緒に始めて、いろいろなメモリアルな釣行もたくさんあった。
そして、僕らは終わらない!
次のTEAM N.W二人での釣行はきっと2年後・・・また釣れない釣りを一緒にやろうぜ!
その時まで、僕は僕なりに全力でカヤックフィッシングを続けていきます。
タツノリ君も海外での仕事を必ず成功させてくるのだ!