Vol.446
みなさ～ん
こんにちは！ 
いつも仕事がら
お金については
借りやすい事と
借りて良い事とは
別ものだと
考えている
広島No１の
金融プロデューサー
Team 経営参謀の
『むらかみ
ひろき』です 
よく資金繰りに困った
社長さん方から
「村上さん！
うちの銀行担当者から
今回会社の運転資金は
社長さん個人の
カードローンで対応したら
借りやすいですよ
と提案されたのですが
村上さんは
どう思いますか？」 と
聞かれるのですが
みなさんは
この提案どう思われますか？ 
中小企業の場合
会社と社長個人は
だいたい世間では
一心同体と考えられ
事業資金についても
会社で借りようが
個人で借りようが
同じように
思われがちですが
実はその後の
返済源資が全く異なっており
個人ローンの場合は
あくまでも
社長さんの役員報酬が
返済源資になるので
その後の返済が
結構たいへんになるんですよね 
（一般的に赤字の会社が
社長さん個人の
ローン返済のために
役員報酬を引き上げたら
さらに
会社が赤字になって
益々会社では
借入できなくなりますし
役員報酬の所得税や
社会保険料等を考えたら
金額的に
ばかになりませんもんね・・・） 
そんななか
先日ネットで
面白い事が
書いてありましたので
ちょっと
みなさんにもご紹介します 
ある統計によると
企業の倒産件数は
2010年以降
毎年減少を続けており
昨年については
9,000件（負債総額1,000万円以上）を
割り込んだとされています 
ふつう
これだけを見ると
景気は
回復しているかのように
思われがちですが
もう一方で
見過ごせない指標が
発表されており
「昨年の個人による
自己破産の申請件数は
前年比から1.3％増加の
65,000件程であり
対前年比で
増加となったのは13年ぶり！」 と
長らく低下傾向にあった
個人の自己破産件数は
逆に増加したんです 
今から10年ほど前
消費者金融からの
借入を返済できない
個人の自己破産が
社会問題となって
総量規制と言うものが
導入されました 
そう
「利用者の年収１/３までしか
借りることができない」 と
規定される総量規制によって
過剰融資が減少し
自己破産も
減少してきたのですが
実は
この総量規制
銀行のカードローンや
個人向けローンは
対象外であることが
この状況を
変えてしまったんです 
実際
2000年代の前半
最大で
17兆円以上と言われた
消費者金融の融資残高が
2015年には
5兆円を割り込んだ一方
銀行の
カードローン残高は
5兆4,000億円に到達！
もう既に
消費者金融の残高を
超えているんですよね 
（まぁ～今は
消費者金融そのものが
銀行だったりしますが・・・） 
前回でのブログでも
と言うことを書いたのですが
その理由としては
小口融資だが
金利が法人向けよりも高いので
収益アップにつながる
小口分散取引にすれば
全体のリスクコントロールが可能
消費者金融が総量規制で
貸せない取引先でも
貸すことができる
銀行側の管理コストは
個別対応する担当者が
いらないだけに
手間がかからない 等々
があげられます 
しかし
これらの理由は
全てが
銀行都合によるものであり
決して
みなさんの都合を
考えたものでは
ないんですよ！ 
新聞によると
今後
ゆうちょ銀行でも
個人ローンの取り扱いが
始まるみたいですが
みなさん決して
会社での借金を
返すために
個人名義で借りると言う
自殺行為は
絶対にやめてくださいね
もし何かありましたら
私が相談に応じますから
ご連絡を
よろしくお願いします 
それではみなさん
また次回をお楽しみに・・・ 
（１ｄａｙ体験コンサル ￥２１，６００円）