アパッチの時代。。「金塊強盗事件」 | 「それでも、まっすぐまわり道…」 俳優・江口隼人のブログ

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福岡県大野城市を拠点に活動する劇団・空中楼閣の所属俳優・江口隼人が、
主宰の演出家・FALCONを部屋に招いて、お茶を飲んだり酒を飲んだり。
「真面目に不真面目な人生」を、つれづれなるままに語り明かすブログ。

 どこぞの鍾乳洞で、2億の金塊が盗まれたそうですな。重さ100キロの巨大な金塊。


 まあ、しょうがないですわな。


 金塊をケースもなしでじかに触れられるように展示しておいて、「まさか100キロを抱えて運べるわけがない」「盗めるもんなら盗んでごらんなさい」な企画だったわけですから。盗まれたからって文句を言うのは筋違いです。

 「もってけ泥棒!」で、泥棒に軍配が上がっちゃったわけです。


 でも、金なんて融点が1000度程度でしょ?


 でっかい鉄の鍋に入れて、出力の高い中華料理屋のガスコンロにかけたらテロリと溶けちゃうんじゃないですか?



 犯罪者の援護をする気はないですけど、3億円事件みたく迷宮入りしちゃう可能性もあるパターンですよね。。この状況では…。



 よく推理小説なんかに出てきますけどね、宝石なんかは、盗んだところで、簡単に換金できる場所がないからって。でも今は、残念ながらそういったものが換金&流通できる経路があるんでしょう…?

 現に、マンホールやら電線やらガードレールが、次々と盗まれているわけですから…、当然どこかで「それが盗品とわかっていて」換金なり加工をしている場所があるという事ですから…。


 ゲームオーバーかもしれませんね。



 犯罪はいけません。

 でも、正当化する気はさらさらありませんが、これだけは言わせてください。


 夜な夜な数十キロのマンホールを盗み出したり、100キロの金塊を運び出す計画を練ったり…。

 梁石白の「夜を賭けて」に出てくる大阪造兵廠を襲うアパッチ軍団ではありませんが、悪い事をしてはいるものの、なんだか「生きる事に全力」で生き生きしているようにも見えます。


 世間一般の倫理観ではなく、僕の皮膚感のみに訴えれば、手にもしてない株券や電子マネーを右から左にクリックひとつで動かして、不当に利益を得ている連中よりは健全な気がします。



 なんだか、勝手に「泥棒」を「ネズミ小僧」化している「曲がった思想」に偏り始めましたので、また明日。。(T_T)



 ハートは盗んでも、金塊を盗んだらいかん!


 なんじゃ、そりゃ(笑)