~八丈島 名所・旧跡ご紹介~ 「薬師堂」 | 八丈島観光協会blog

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薬師堂は、薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい。略して薬師如来)を祀るお堂である。薬師如来は、衆生の病苦を救い持病をいやすと言われている如来で、普通は薬壷を持つ。

建立年代不詳、祭日は12月12日で、かつては神主と宗福寺の住職が立ち会ったと言われるが、明治の神仏分離で寺持ちとなった。

目・足・手の病者が祈願して、目なら目、足なら足、手なら手という字を漢字または仮名で半紙いっぱいに書きならべたものを何枚も何枚もつづりあわせて供えたという。
源頼朝や足利義政が鰐口を奉納したことがあると伝えられ、かつては横嶺山満願寺という額が掲げられていたというが、しばしば火災に遭ったために、現在は、本尊の薬師如来像と十二神像があるだけである。



薬師堂

〒100-1401  東京都八丈島八丈町大賀郷
バス停[大小前]より徒歩10分